常連のWさんが会社の後輩のA君を連れて来た。
客W「マスター、この子は後輩のA君やねん。よろしく頼むわ」
客A「昭和の匂いがしますね。この店は長いんですか?」
私 「8mぐらいかな、奥行きが」
客A「その長いと違いますやん。店をして長いんですかと聞いたんですけど」
私 「ああ、そうかいな。長いで、エド時代からや」
客A「えっ?江戸時代から?」
私 「徳川のよっちゃんも、よう飲みに来てたわ」
客A「徳川のよっちゃんて、15代将軍の徳川慶喜(ヨシノブ)?嘘ばっかり言うて」
私 「嘘は言うてない。A君が聞き間違いをしたんと違うか」
客A「徳川のよっちゃんて言いはったやん」
私 「俺、奥川のよっちゃんて言うたんやで」
客A「江戸時代て言いはりましたやん」
私 「俺が若くてエロかった頃をエロ時代て言うてるんや」
客A「ややこしい言い方をして」
客W「そやねん、ここのマスターは冗談を言うのんが好きやから気い付けや」
客A「それを最初に言うてくれないと、ホンマにしますやん」
私 「俺は仕事の手は抜くけど、冗談の手は抜けへんで」
客A「はい、そんなん好きですよ」
客A「昭和の匂いがしますね。この店は長いんですか?」
私 「8mぐらいかな、奥行きが」
客A「その長いと違いますやん。店をして長いんですかと聞いたんですけど」
私 「ああ、そうかいな。長いで、エド時代からや」
客A「えっ?江戸時代から?」
私 「徳川のよっちゃんも、よう飲みに来てたわ」
客A「徳川のよっちゃんて、15代将軍の徳川慶喜(ヨシノブ)?嘘ばっかり言うて」
私 「嘘は言うてない。A君が聞き間違いをしたんと違うか」
客A「徳川のよっちゃんて言いはったやん」
私 「俺、奥川のよっちゃんて言うたんやで」
客A「江戸時代て言いはりましたやん」
私 「俺が若くてエロかった頃をエロ時代て言うてるんや」
客A「ややこしい言い方をして」
客W「そやねん、ここのマスターは冗談を言うのんが好きやから気い付けや」
客A「それを最初に言うてくれないと、ホンマにしますやん」
私 「俺は仕事の手は抜くけど、冗談の手は抜けへんで」
客A「はい、そんなん好きですよ」
謎かけ:聞き間違いとかけて、武士が同輩に対して用いる語と解く。どちらも(誤聞・御分)です