以前、自宅マンションのベランダで摸造刀を振り回して警察に捕まったAさんが、留置場に入れられた時の話をした。
私 「話のタネに留置場に入れられた時の話をしてや」
客A「留置場に入る前にまず、所持品の検査をするねん」
私 「所持品て、洗面用具とか寝間着とか着替えの下着か?」
客A「なんでーな、入院するんやないで。財布の中身や携帯電話や」
私 「財布の中身て、空っぽやん」
客A「失礼な。お金ぐらい持ってるわ」
私 「なんぼ?」
客A「100円」
私 「大の大人が、100円?持って無いのんと一緒やん」
客A「100円は冗談や。給料前やけど3000円は持ってたわ」
私 「100円は冗談かいな、ヒャクにさわるなあ」
客A「ビックリしたんはジャージの紐を抜く様に言われた事や」
私 「きっとその紐で自殺した人間がいてたからやで」
客A「そうやねんけど、それと同じ理由でミサンガも切る様に言われてん」
私 「ミサンガいうたら答えは9やろ」
客A「それはニサンが9、九九や。ミサンガ言うたらリングが切れるまで付けてたら願い事が叶うとされる手首に巻き付けるヒモのお守りや」
私 「ああ、ミサンガね。そやけどミサンガで死ねる訳ないんやから切らんでもエエのになあ」
客A「願いを込めたミサンガが、こんな形で切られるとは思えへんかったわ」
私 「留置場に入りたいと言う願いが叶ったやん」
客A「そんな願望は無いわ」
私 「その後は?」
客A「所持品の検査の後は体重や身長の測定をしてん」
私 「それから留置場に入るんか?」
客A「そうや。始めて気ぃついたんやけど、ブタ箱やのにブタがおれへんかったわ」
私 「ブタ箱やのにブタが居てないんかいな。豚(トン)でもない話やなあ」
客A「ホンマや。トンカツにして食べたろ、思たのに」
私 「留置場の中でトンカツは出けへん!因みに看弁は美味かったか?」
客A「いや、話のタネにしよと思てたけど出えへんかってん」
私 「なんで?」
客A「5時過ぎたら晩飯出さんなあかんから、5時前に釈放しよった」
私 「昼ご飯は?」
客A「午後1時過ぎに入ったから無かった」
私 「弁当代、勿体ないから時間を計算してたなあ。今度事件起こす時は夕方の4時半ぐらいにしぃや。看弁にありつけるで」
客A「看弁は美味し無いから勘弁やわ」
※看弁=留置場の中で食べる弁当
一句:ブタ箱で まずい看弁 勘弁だ
謎かけ:看弁とかけて、ストーカー殺人と解く。どちらも(留置場。理由、痴情)が関わります
私 「話のタネに留置場に入れられた時の話をしてや」
客A「留置場に入る前にまず、所持品の検査をするねん」
私 「所持品て、洗面用具とか寝間着とか着替えの下着か?」
客A「なんでーな、入院するんやないで。財布の中身や携帯電話や」
私 「財布の中身て、空っぽやん」
客A「失礼な。お金ぐらい持ってるわ」
私 「なんぼ?」
客A「100円」
私 「大の大人が、100円?持って無いのんと一緒やん」
客A「100円は冗談や。給料前やけど3000円は持ってたわ」
私 「100円は冗談かいな、ヒャクにさわるなあ」
客A「ビックリしたんはジャージの紐を抜く様に言われた事や」
私 「きっとその紐で自殺した人間がいてたからやで」
客A「そうやねんけど、それと同じ理由でミサンガも切る様に言われてん」
私 「ミサンガいうたら答えは9やろ」
客A「それはニサンが9、九九や。ミサンガ言うたらリングが切れるまで付けてたら願い事が叶うとされる手首に巻き付けるヒモのお守りや」
私 「ああ、ミサンガね。そやけどミサンガで死ねる訳ないんやから切らんでもエエのになあ」
客A「願いを込めたミサンガが、こんな形で切られるとは思えへんかったわ」
私 「留置場に入りたいと言う願いが叶ったやん」
客A「そんな願望は無いわ」
私 「その後は?」
客A「所持品の検査の後は体重や身長の測定をしてん」
私 「それから留置場に入るんか?」
客A「そうや。始めて気ぃついたんやけど、ブタ箱やのにブタがおれへんかったわ」
私 「ブタ箱やのにブタが居てないんかいな。豚(トン)でもない話やなあ」
客A「ホンマや。トンカツにして食べたろ、思たのに」
私 「留置場の中でトンカツは出けへん!因みに看弁は美味かったか?」
客A「いや、話のタネにしよと思てたけど出えへんかってん」
私 「なんで?」
客A「5時過ぎたら晩飯出さんなあかんから、5時前に釈放しよった」
私 「昼ご飯は?」
客A「午後1時過ぎに入ったから無かった」
私 「弁当代、勿体ないから時間を計算してたなあ。今度事件起こす時は夕方の4時半ぐらいにしぃや。看弁にありつけるで」
客A「看弁は美味し無いから勘弁やわ」
※看弁=留置場の中で食べる弁当
一句:ブタ箱で まずい看弁 勘弁だ
謎かけ:看弁とかけて、ストーカー殺人と解く。どちらも(留置場。理由、痴情)が関わります