四十路を疾(ト)うに過ぎたお客さん、彼は十九歳から店に来ているがヘアスタイルは変わらない。ずっ~と一緒だ。
私「髪の毛が多いなあ、髪型が昔と変われへんやん」
客「マスターは変わったなぁ」
私「おっちゃん(私)は変わったんと違うねん。髪が減ったんや」
その客は私の頭をシゲシゲと見つめて
客「ホンマに少ないなあ、髪形を変える余裕などあらへんなあ」
私「おっちゃんは頭なんか気にせえへん。心が輝いてるからええねん」
客「でもマスター、心より頭の方が輝いてるで」
ム、ム、ム、キツイ一発ありがとう
一句:今いずこ 歴史を記(シル)す 髪の数
私の髪さんはどこに消えたんや。昔は髪の毛が多かっんやで。ああ、あの頃が懐かしい。
私「髪の毛が多いなあ、髪型が昔と変われへんやん」
客「マスターは変わったなぁ」
私「おっちゃん(私)は変わったんと違うねん。髪が減ったんや」
その客は私の頭をシゲシゲと見つめて
客「ホンマに少ないなあ、髪形を変える余裕などあらへんなあ」
私「おっちゃんは頭なんか気にせえへん。心が輝いてるからええねん」
客「でもマスター、心より頭の方が輝いてるで」
ム、ム、ム、キツイ一発ありがとう
一句:今いずこ 歴史を記(シル)す 髪の数
私の髪さんはどこに消えたんや。昔は髪の毛が多かっんやで。ああ、あの頃が懐かしい。