Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

1月26日

2011-01-26 23:10:34 | Weblog
昨夜も何とか、夜間同室クリア。
サキタの時には1晩でその孤独感に音を上げたもんだったけど、うん、何とかなるもんだね。
妊娠後期に眠れなかったためか、日頃の夜更かしのせいか、しつこく出産ハイだからか?

そして食欲ばっちりな朝食。

・ご飯
・味噌汁
・厚揚げの五目あんかけ
・小松菜のおかか炒め
・もずくの酢の物
・野菜ジュース
・ほうじ茶


授乳に関しては、ヒナタは確実にサキタより咥えるのも吸うのも上手い。
ガッツもあるし、私もサキタの時の経験がある分、抱き方とかは多少はマシなはず。
しかし分泌力不足は相変わらずなようで、ヒナタは水分不足に陥っている。orz
便も尿もかなり回数が少なく、濃厚な尿が出ているようだ。
黄疸の値は今のとこ平気だけど、ピークが来るのはこれからだし、代謝が悪いのはマズイ。

沐浴実習で熱を測ると、水分不足にありがちな体温上昇。
「今授乳したばかりだよね? ママに抱っこされていたからかな?」と助産師さんはフォローしてくれたけど、多分そうではナイ。
糖水を飲ませて体温が下がるまで、沐浴は待つことになった。
マズイマズイマズイ。

部屋に戻って待つこと数分、新生児室から呼び出され、体温が下がったので沐浴実習。
サキタはお風呂嫌いだったが、ヒナタも好きではなさそうだ。
私は手が小さいのでしっかりホールドできず、つまり安定感がなく、要するにヘタなので(言っちゃった)、入れられるヒナタの方も落ち着かナイのだろうね。
新生児はお風呂に入れていると、皮がポロポロと取れて面白い。
剥きたいー。(コラ)
けど、へその緒が怖い。うっわー、これもう少しするとポロっと取れるんだよね~。

沐浴の後授乳をしていると(無駄な気もするが)、助産師さんがヒナタの計測の記録用紙を手に寄って来た。
ヒナタの体重減少率が10%を超えてしまったため、ミルクを足しては如何でしょうか、と。
じゃ、それで。(躊躇ナシ)
「完全母乳に拘りたいのなら、後1日くらい母乳をあげつつ様子を見て、母乳の出も良くなるようマッサージしたり…」などと言われたけれど、既にサキタを混合→完全ミルクで育てていた私に、ミルクに対する抵抗など皆無。
さっさとミルクに頼ることにし、毎回母乳の後に30mlを足すことになった。
一発で「ミルクは簡単に飲めてオイシイ」と理解したヒナタは、当然のように母乳を拒否するようになった。
うん、サキタと同じパターンだよね! あはは! (T▽T)
しかし、ミルクに対しては「抵抗がナイ」というだけで、完全ミルクにする気もナイ。
免疫効果や乳幼児突然死症候群予防、そして母体回復のために、母乳には舐めるだけでも付き合ってもらうぜ!
あ、満腹感はミルクに遠慮なく頼る。

私は私で、水分不足を指摘された。
母乳の出やおっぱいの状態をチェックして貰ったところ、母乳が若干とろりとしているようだ。
母乳は血液から出来ているわけで、当然サラサラしている方が赤ちゃんには飲みやすいし好まれる、と。
病院内は暖房がガンガン掛かっていて乾燥していることもあり、水でもお茶でも、ガンガン飲んで水分を摂るように指示された。
頑張る…。(水分摂るの苦手)

そのままヒナタを新生児室に預け、ランチのため食堂へ。
唯一マトモに他のママ達と会話する機会なので、お喋りはとても楽しい。
けれど、どうにもその場限りで終わりそうな、どこか「深入りしたくナイ」という雰囲気を醸し出す人が多い気がする。
ランチタイム以外は皆母子同室で引き篭もっているみたいだしさ…。
ヒナタと同い年の子を持つリアルママ友欲しいけど、ここで見つけるのは難しいのかなぁ…。
今後につながる感じがしないなぁ…。

写真撮るのは諦めた昼食。

・ライス
・豆のポタージュ
・魚のソテー~バジル風味
・ラタトゥィユ
・マリネ
・リンゴ・プルーンのワイン煮
・ほうじ茶


特にネタもナイまま突入したおやつ。

・Feどらやき
・丸ぼうろ
・ほうじ茶


夕方から、昨日と同じように千矢父・千矢母・サキタが面会に来てくれ、大騒ぎ。
比較的聞き分けのイイ子ではあるが、所詮サキタは2歳児。
ヒナタが寝ているところをちょっかい出したがったり(抱っこしたいとか突きたいとか)、私の夕食を狙われたりと、ちょろくさい0歳児の相手をしていると、2歳7ヶ月児の態度はイライラさせられることが多く…! (-_-#
今からこれでは、非常にマズイ。
サキタは聞き分けもさほど悪くナイし(寧ろイイ方だろう)、ママは入院してるわパパは帰りが遅いわで我慢もしているのだろうけどさ…。

ちょっとはゆっくり食べさせろ、と夕食。

・カニ卵チャーハン
・ふかひれスープ
・ミニ黒酢酢豚
・レバー春巻き
・もやしの中華サラダ
・ほうじ茶

夜食:蒸しパン&牛乳


今日辺りヘバると思って、今夜はヒナタを新生児室に預けてゆっくり寝るつもりだったのだけど、意外とイケそうな精神状態なので、今夜も同室することに。
シャワーを浴びてから新生児室へ迎えに行くと、新生児室には結構な人数のベビ達が。
他のママ達もシャワー中か?と思ったのだけど、今夜はどうやら預けるママが多いらしい。
ベビ達の相手に忙しそうな助産師さんに、連れて行きますよ~と声を掛けると、「あ、高瀬さん同室してくれる!? ありがとう、助かるー!」とお礼を言われたよ。
いや、自分の子だし。
どっちかっつーと、シャワーの間だけでも面倒見て貰ってありがとうございます、だよね。

もう授乳は痛くて涙が出るけど、ぶっちゃけ苦痛でしかナイけど、ここを通り過ぎなければ強くならないし慣れないし。
せっかく分泌もにじむくらいにはなってきたのに、ここでサボって分泌が落ちたら勿体ナイ気がしてさ。
出るもんなら、母乳は少しでも飲ませたいからさ。
ダメだと思えば夜中でも預けることはできるし、対新生児用最強アイテム・ミルクは入手済みだし、まぁ何とかなるだろうよ。

ダメでもイイやと思えると、結構気は楽になるもんだよね!

1月25日

2011-01-25 23:10:19 | Weblog
初の夜間母子同室の夜が明けた。
いきなりだが結論としては、手ぇ抜きまくりでかなり楽をした。(オイ)
サキタの時のマジメさは皆無!
基本添い乳でおしゃぶり代わりにおっぱいを咥えさせ、ヒナタが疲れて寝るのを私もうたた寝しながら見守る感じ。
当然まだ母乳など出るわけがナイので、お腹いっぱいになって満足して寝ることはナイ。
ヒナタはまだ生まれた時のお弁当を持っているのだし、とそんな緩さで過ごしたものの、さすがに明け方の5時には誤魔化しも効かず。(だろうよ)
保険のつもりで貰ってきていた糖水を飲ませ、抱っこしてゆらゆら~。
6時半頃ベッドに降ろすことができたので、私もベッドに横になり、ゴロゴロして終了~。

朝食の時間帯は、沐浴や各種計測のためヒナタを新生児室へ預ける。
少しゆっくりと朝食を食べ、私も休憩してから改めて迎えに行った。
ついでに授乳室で助産師さんに授乳を見て貰い、積極的に指導を受けるよ。
助産師さんは2人目以降のママにはあまり付いてくれないのだよね。
それは初産のママに付いてあげなければならないというだけではなく、経験者に今更授乳指導は失礼に当たるということらしい。
1人目の時に散々失敗した2人目ママなど、初産ママよりタチが悪いと思うのだけど。(知らなくて出来ナイのではなく、やったくせに出来てナイから)

ちょっと眠いけどまだまだ元気な朝食。

・パン
・バター
・ジュリエンヌスープ
・ブロッコリーのアサリ炒め
・南瓜サラダ
・フルーツ
・野菜ジュース
・ほうじ茶


ヒナタを連れて部屋に戻ると、今度はヒナタ入りのコットごとティールームとやらへ。
入院患者がベビごと自由に来れる部屋で、水・お湯・麦茶・ほうじ茶か無料で飲める。(付き添いの利用は不可)
前回は助産師さんが沐浴させているのを見学したのだけど、沐浴DVDの視聴に変わったらしいのだ。それを観にね。
1日2回、11時と16時にそれぞれ3回ずつ、11分程度の映像が流れるとのことだったのだけど、11時に行ってぼやーんと2回続けて観ている間、ずっと1人だったよ。
皆観ないのかな?
何となく覚えているけど、サキタは沐浴キライだったし、私は手が小さくヘタだったので、上手くできるかは怪しいなー。(´ω`;

ランチタイムは、食堂デビュー。(朝晩は部屋食、昼は食堂になるの)
同席になったママ達とお喋りをする唯一の機会なわけだけど、やはり出産は個人差の世界だった。
皆それぞれ、大変だったということだよ!
そして退院後の生活についても、心配事は人それぞれ。
里帰り先や嫁姑問題、旦那との意見の相違、実母との子育ての食い違い、サポートゼロ、上の子… 等等。
多分私は、相当幸せな感じ。(^-^;

食堂で写真は撮りづらいので、写真はナイ昼食。

・ばら散らし寿司
・味噌汁
・長芋の炊き合わせ
・くるみ和え
・切り干しときゅうりの酢の物
・フルーツ
・ほうじ茶


午後の授乳から、乳首に傷がついてきたらしく、痛み出した。
子宮が収縮しているらしい生理痛のような痛みも強くなってきた。
しかしオマタはゆっくりなら普通の椅子にも座れるようになった。
やっぱ3時間半では、そんなに腫れる暇もなかったのだろうね。

小腹が空いたところでおやつ。

・スイートポテト
・紅茶


夕方、千矢母が面会時間通りに来てくれた。
少し遅れて、千矢父とサキタも到着。
一緒に家を出て、千矢母は直接こちらへ、千矢父は保育園へサキタを迎えに行ってからこちらへ来たそうだ。
面会に連れて来るために、お迎えの時間を少し早くしたらしいな。
来てくれるのは嬉しいが、またしてもサキタに夜食のおにぎりを食われたよ!
しかしお祝い膳のフルーツ盛り合わせはオトナ気なく死守。

食い意地全開で完食した夕食。


* お祝い膳 *
・蟹の重ね蒸し~銀あんかけ~
・鰤の照り焼き
・牛フィレのステーキ~おろしソースがけ
・御煮しめ
・温野菜サラダ
・お赤飯~うるち米でお祝い気分を
・清汁
・季節の彩りくだもの

夜食:おにぎり&牛乳


夜遅くなって、ハルトくんが来てくれた。
面会時間は激しく無視だが、「来れるなら…」と私が頼んだ荷物を持って。
ヒナタが寝ていたので、アジアカップ日韓線を音声消して観ていたよ。オイ。
しばらくして起きたヒナタを少々抱っこし、授乳中の様子を眺めながら更に観戦。オイ。
残り時間僅かになった頃に帰宅した。
ありがとね。

さて、今日も夜間同室頑張るか。
昨夜のような感じなら多分イケると思うのだけど、乳首が痛くなっているので(切実)、おしゃぶり代わりに添い乳ってのはキツイかもしれない。

1月24日

2011-01-24 23:22:24 | Weblog
さて、無事にイクも生まれたというわけで、胎児ネーム「イク」も卒業。
本名晒すわけにはいかないので、HNになるだけだけども。

というわけで、イクのHNは「ヒナタ」くんです、よろしくっ☆(≧ω≦)

ここではやはりカタカナ表記になるので必要ありませんが、一応漢字を当てるなら「日多」です。
本名はサキタとは留め字を合わせたりはしていないので、ここでは合わせてみた♪

余談ですが、本当はずっと「カナタ」(叶多)くんを考えていたの。
だけどそれは、テパのために考えた名前だったから。
イクには改めて考えましたよ。うん。

さて。では通常の日記に参りましょう。
出産レポも短く普通の日記で済んでしまったことからおわかりいただけるかと思いますが、余裕ありまくりの入院生活では、アナログに手帳に日記を書いていたよー。
どうせ日付を操作しての毎日分更新なので、後からPCに打ち込んでUPしようと思って~。(何この余裕)


* ∵ * ∴ * ∵ * ∴ *


基本、寝てます。たまに起きます。


昨夜は母子同室は無謀ということで、ヒナタは新生児室に預けていたのだけど。
シャワーはダメだしやることもナイしで、各方面に報告メールを打ちつつ携帯で遊び、気がつけば23時には寝落ちていた。
開きっぱなしの携帯が枕元で力尽き、電源切れていたくらいだよ。いつの間に寝落ちていたのか、と。
「産後で興奮して眠れないかも知れないけど、今後のためにもちゃんと寝るようにね」とか助産師さんに言われたけど、私は寝るよ、何があろうとな!
夜中に何回か目を覚ましたものの、トイレに行ってまた寝るくらい。
下半身の感覚も普通だし動けるし、生理痛ぽい痛みはあってもナースコールして薬を貰うのが面倒臭いと思えるレベル~。(オイ)

朝になり、7時半頃助産師さんがやってきた。
完全に寝呆けていたのだけど、血圧や体温を測定すると、いきなりヒナタが個室に連れてこられたよ! Σ(゜д゜;
こんな朝っぱらから母子同室!? 容赦ねぇ!! と思っていたら、どうやら授乳してみろってことらしかった。
ヒナタはあまり大きく口を開けようとはせず、私の方もマッサージなどほとんどしていなかった上にやっぱり母乳の出は期待できそうなわけもなく。(つーか産後いきなり出るわけがナイ)
当然、上手くできるわけもナイよね! まーた混合かね! あっはっは!
2人目ということで授乳指導はさらりと終わり、助産師さんが出て行った後、しばらくヒナタと一緒に過ごした。
コイツがお腹に入っていたのだよなぁ、カワユスカワユス♪

8時20分頃に新生児室に連れてくるように言われて行ってみると、何かすっげーベビー多いんですけどー!?
でも昨日生まれた子って、この中の何人なんだろうか。
ママ友、できるかなぁ…。

朝食を食べていると、ハルトくんから電話が入った。
義弟・マサトくんが、はるばる石川から来たらしい。(ツイートで知ってたけど。どうでもイイが、高瀬家の人間はフットワーク軽いな!)
他に、早速出生届を提出したいので、病院で用意して貰う必要書類の手配を頼まれたよ。
名前は決めていたから、ハルトくんが休みのうちに効率良く手続き系を済ませておかないとねっ。

そんなわけで割と余裕のあった朝食。

・ホットケーキ
・メープルシロップ
・野菜スープ
・スパニッシュオムレツ
・カラフルサラダ
・フルーツ
・野菜ジュース
・ほうじ茶


昼過ぎにハルトくんとサキタが書類を取りに来た。
やることがなく暇だったので、助産師さんに言って午前中からヒナタを連れて来ていたから、サキタの抱っこで写真も撮れた♪
午後は基本的に暇だったね! ヒナタがよく寝ていたから!
サキタの時は、寝ていられると「いつ泣くかいつ泣くか」とハラハラドキドキし、時限爆弾にしか思えず疲労困憊したもんだけどね。
ヒナタに関しては、「泣くなら泣け」「つーか寧ろ泣け」「ママは暇だぞコラ」という気持ち。何この余裕。

食べてばかりという印象の昼食。

・あさりときのこの和風スパゲッティ
・角切り野菜スープ
・トマトリゾット
・シーフートサラダ
・フルーツ
・ほうじ茶


そしておやつ。

・和生菓子
・ほうじ茶


夕方、ハルトくん・サキタと一緒にマサトくんが面会に来てくれた。
ヒナタを託して入院手続きをしに外来フロアの入院受付へ。
産婦人科外来の待合室を通ると、どピンクの入院着を着た私は浮く。
待合室にいた妊婦さんからは「あ、出産した人だ…」のように見られるけれど、私は私で「私もこうして通っていたんだよね…」と眺める感じだったので、まぁお互い様だね。
どうでもイイけどエレベーターを降りたところでばったりと遅れてきたマサトくんに遭遇し、けろりと挨拶して驚かれたよ。
サキタの時は起き上がることもツラくて、ハルトくんに入院手続きして貰ったもんな…。

個室に戻ってからは、写真を撮ったりヒナタを抱っこしたりとワイワイ過ごす。楽しい♪

「手手が出てナイよ?」「カワイイねぇ♪」 おまえもな!

しかし面会時間は夕食の時間に丸被り。しかも部屋食。
当然サキタに夕食を狙われ、一緒に運ばれてくる夜食のおにぎりと牛乳は奪われたよね。
18時に夕食だと、夜はお腹減るんだよ…。(T▽T)

そんな危険がいっぱいの夕食。

・ご飯
・味噌汁
・すき焼き風煮
・煮びたし
・大根の梅サラダ
・ほうじ茶

夜食:おにぎり&牛乳
※既にかじられてる。orz


皆が帰った後、徐々にエンジンが掛かってきたらしいヒナタ。
生後24時間が経過して、少しずつこの世界に慣れてきたようだ。
授乳がどうにも下手なので助産師さんに見ていただいたのだけど、この辺りからモチベーションが上がってきたらしいヒナタは、だんだん大きく口を開け始めたよ。
今晩からシャワーOKになるので、そろそろ入りたいのだけど~という私と、エンジン掛かっちゃったヒナタのせめぎ合いが続く。
置くに置けナイほど泣くので、授乳だ抱っこだと格闘っ。
それでもサキタの時に比べたらマシか。(精神状態が)
やっと浴びたシャワーは、超気持ち良かったしね!
22日の夜も、お風呂の前に入院しちゃったからね!

支度を終え、ヒナタを部屋に連れてきた。
他の部屋は22時半の時点ではマジメに消灯しているのか、廊下は明るいけど個室から漏れる光は相当少ない。
私も夜中に何度も起こされることを考え、23時には添い寝の形で寝ることにした。
初の夜間母子同室に突入ー!

[出産レポ] 1月23日

2011-01-23 23:18:21 | Weblog
病院の朝は早い。
6時半には3回目のGBSの点滴を追加し、NSTも取る。
助産師さんの内診があり、子宮口を刺激し、「何かきっかけがナイと進まナイのかも」と卵膜剥離というのをされた。(ここで子宮口は5,6cmに)
昨日に比べたらあまり痛くなく、柔らかくなって薄くなっているらしかった。
昨日内診してくれたのはテパ流産後の診察にいた人で、彼女のせいではナイけれど嫌な思いが甦るためか、相当に痛かった。
まだ子宮口付近が固かったか、単に下手なんじゃねぇかと思うのだけど。
少なくとも、一方的に相性は悪そうだよ。
そんなことを思いながら、朝食を完食した。

心の余裕が無かったので写真は撮り損ねた朝食。

・五目中華粥
・だし巻き卵
・ピーマンの千切り炒め
・大豆の煮物
・ヨーグルトフルーツ
・野菜ジュース
・ほうじ茶


今回も退院になるかと思いきや、どのみち明日には入院予定なのだし、そうするとまた点滴の針を刺されることになるし、だったらこのまま病院にいて、病院内で歩いたり階段を昇り降りしたりの運動をしたらどうか、とのことだった。
「手動で破水させてしまったら、その刺激で一気に陣痛が来るかもしれないし…」とか言われたけど、破水させといて陣痛来なかったらどーすんだよ。

9時過ぎにNSTを取っていたところ、途中で「先生が念のため診察しようと仰ってるので来てください」と呼ばれる。
行ってみると、予定日以降診ていただいている副院長先生がそこにいた。
予定日超過+陣痛微弱ということで促進剤の投与を勧められ、「もう今日産みましょう」と。
休日は促進剤投与はしないのではナイのかと問うたところ、休日は非常勤の先生しかいないことも多く、何かあった時に責任の所在をはっきりさせられないからやっていないのであって、自分(副院長)がいるのだからやれますよ、とのこと。

説明を受けて書類にサインをし、9時50分頃から陣痛促進剤の点滴投与が始まった。
家族にもサインして貰う必要があるとのことだったので、ハルトくんを呼び出して来て貰う。
到着したハルトくんは、「え、もう始まってるの?」と驚きながらも書類にサインをし、いつ本格陣痛が始まるかもわからない&何時間掛かるかもわからない私に付き添うべく、側の椅子に腰を降ろした。
前回は20時間も喚き続けた私に付き添っていたのだ、ペース配分というか、体力温存に気を配っている様子。

促進剤が効き始め、陣痛とはっきりわかる痛みがやってきても、割と平気な感じでスタート。
しかし間隔はナイに等しく、いきなり5分間隔→3分→1分と、どんどん短く!
それでも2週間も前駆陣痛に見舞われていた私には耐えられナイ痛みとは程遠く、「お喋りしていれば気が紛れるな」とか「NSTの波形と本当に連動しているね、どうしてわかるんだろう」とか、そんな研究をハルトくんと喋りながらしているような状態。
促進剤の投与量は20ml/hから始まり、30分毎に10ml追加、最大時で120ml/hとのことだったけれど、実際にはどのくらい入ったのだろう?
昼食中だった12時20分頃には、もう平然となどしていられない痛みに!
堪らず食事を放棄し、残りはハルトくんに食べて貰うことにしたけれど、その間にも痛みはずんずん強くなり、それを逃すのに「あ~~~~~」「痛い~~~~~」「ふぅ~~~~~」などと声を出すこと集中して痛みから気を逸らすように。
そんな私の様子に、ハルトくんものんきに食事などしている雰囲気ではなくなった。正しく私のせいだが。

心身ともに余裕が無くなって、やはり写真は撮り損ねた昼食。

・ライス
・きのこスープ
・ビーフシチュー
・海鮮マリネ
・イタリアンサラダ
・カスタードプリン
・ほうじ茶


昨夜内診で騒いだのが恥ずかしかったのと、「(長期戦になるだろうから)体力温存でいこう」というハルトくんとの作戦と、究極の痛みを知っている僅かな余裕と、経産婦なのだからという自制心から、何とか痛みを逃していた私。
お喋りから呻き声に変わりつつも、声を出すことでそちらに注意を逸らしていたものの、それだけではもうどうにもならなくなった頃、助産師さんに分娩室への移動を促された。
12時50分頃だったように思う。うろ覚えだけど。
強烈な痛みに見舞われるようになってからたったの30分、「え、もう!?」と思ったのは私だけではなく、ハルトくんも同じだったそうだ。
それでもプロの指示には従うに限るので、素直に痛みを堪えつつ分娩室へ。
サキタの時は歩け歩け!という感じだったけど、今回は何故か「歩ける? 車椅子を持って来ようか?」と優しいことを言われた。
トータル20時間の分娩時間でヘロヘロだった前回こそ、その台詞を聞きたかったものだよ。
激痛はあれど体力にはまだまだ余裕のあった私は、陣痛の隙を見てさっと分娩室まで歩いて移動したさ。
立ち上がった途端尿意に見舞われ、「トイレに行きたい」と助産師さんに訴えたのだけど、陣痛の隙はほんの僅か。
助産師さんにはのらりくらりとかわされて、「分娩室にもトイレはあるから」と移動を促され、「漏らしても大丈夫だから」と分娩台に乗るよう促され、結局「赤ちゃんの頭に圧迫されているからね、尿意はあっても上手く出せないことが多いのよ~。管入れてイイかな~?」と導尿カテーテルで出された。orz
けれどもうそんなことはどうでも良かった。
痛い痛い痛い!! ギャー!!

分娩台に横になる頃には、痛みを逃していた声は完全に悲鳴に変わり、助産師さんの指示に従うのにもう必死。
促進剤の威力だったのか、経産婦ゆえの「勢いに乗ったら早い」ということか、心の準備も体の準備も不完全なスピードで臨界点を突破してしまったため、「横向きが楽」とか考える余裕はなく、今回は素直に上向き出産。

「短く『ふ~、うん!』ねー。目を開けてこっちを見て~。『うん!』で顎を引くよ~。ハイご主人、そこで頭を支えてあげてね~」

ハルトくんにしてみれば、ここまでの時間は短いし、時間帯も真っ当に起きている日中だし、展開が早過ぎて腰のマッサージをすることもほとんどなかったし、足を支えたりの肉体労働もナシ。
必死さはカケラもなく、余裕ありまくりで、助産師さんの「ここを支えて」「励ましてあげて」等の指示に素直に従う。(大事なシーンで喧嘩を売った前回とは大違い・笑)
優しく「頑張ってるよ、イイ調子だよ、よしよし、イイよ」と声を掛けてくれたり、頭を撫でてくれたり。
「ツライね、痛いよね」などと気持ちを理解するような代弁するような声掛けは、ただ「頑張れ」という励ましや「あーしろこーしろ」というアドバイスよりも何か良かった気がする。うん、ありがとう~。

悲鳴と一緒に弱音を吐き始めた頃、破水。
「ハイ、破水しました」という助産師さんの声に、「もう!?」と「まだしてなかったのか!?」の混ざった変な気持ちになった。
やがて、何かこうこれまでより直接的な「デカイもんがオマタを通ろうと無茶してやがる肉っぽい痛み」が!
この辺りで、「もう力は要らないよ! 『ふぅ~~~』だけでイイよ、力を抜いて! 裂けちゃうよ!」と助産師さんに指示される。
必死で従おうとするものの出来る訳もなく(爆)、結論から言うと裂けたね。orz
サキタの時と違い、ゆっくり伸ばす暇がなかった上、やはりイクの方がデカかったのが敗因かと!

「もうちょっとみたいだよ」というハルトくんの声、「頭が出たよ、次は肩が出るからね、あとちょっとね、力を抜いて~」という助産師さんの声に励まされ。
「あ、出る!」という声が自分の口から零れ、ぐにゅりという感触と共に、遂にイクが通過。

2011年1月23日 13:11 3334g 49.5cmで、イク誕生!!


ずんずんグイグイ進んだため、分娩時間は「第1子の半分」という予想の10時間を大きく短縮しての3時間半だった。
心の準備もクソもナイよね。
陣痛促進剤の威力、ハンパねぇよ!(因みに「アトニンO」という点滴薬剤だった)

サキタの時は20時間も掛かったせいか下半身の痺れが半端なく、あとの処置として何をされても痛くナイし、陣痛がピタリとなくなった清々しさしか記憶に残っていないのだけど。
今回は麻酔をして貰っているはずなのに、効いてナイのでは?と疑いたくなるほど縫ったり何だりの諸々が痛かったよ。(T△T)
先生に「痛いですー!」と訴えても、「そりゃ縫ってるんですから。麻酔してますけどね」とスルーされたし。orz
(この副院長は、こういう人です。そのドライさが良くもあるのだけど、入院中に他のママさんの話を聞いたら、この先生に当たった人は皆痛かったと言っていた。麻酔を弱めに掛けるのだろうか~)
因みに裂けたのは1箇所で済み、助産師さん曰く「これなら切開よりも痛くなかったかも。傷も大きく裂けたわけではナイから、治りはイイと思う!」とのことだった。
会陰切開は赤ちゃんの頭が見えた辺りでちょきん☆と入れるのだそうで、まだまだ厚みのある段階で切るのだという。
私の場合はなぜその段階で入れなかったのかはわからないけど、切開ナシで産んだサキタの実績と、助産師さんの「イケる」という勘か?
実際には途中で「赤ちゃん、これは大きいかも」と聞こえたように、イクのサイズが助産師さんの想像を超えてしまったのだろう。
伸びるのが間に合わなかったか、伸びたにしてもイクの頭を通すほどは無理だったか、結局裂けてしまったけれど、娩出直前の限界まで薄くなったところでピッと切れたのだから、痛みはマシだったのではナイかということだ。
何にせよ、変な風に切れて大惨事、というわけではナイようだから、過ぎたことはもうイイ。(大雑把)

今回イクを取り上げてくださったメイン担当の助産師さんは、あまり覚えがナイ人だったのだけど、かなり好きな雰囲気の人だ。(いかにも明るくて優しそう♪みたいなタイプ)
そして、サブに付いてくれたのは、サキタを取り上げてくださった助産師さんだったよ。(この人も優しそうな柔らかい雰囲気)
この人、テパの時にも担当でもナイのにわざわざ個室に足を運んでくれたりしていたのだけど、今回もわざわざサブに入ってくれたような印象だった。
メイン担当は足元の方で赤ちゃんに注目し、お産の流れを取り仕切ってリードしたり何か処置したりという感じで、サブは頭側で呼吸やいきみを指示したり励ましたりと妊婦のメンタルケアを中心に、という感じ。
だからこそ、見知った助産師さんがサブに付くのは有効ということなのだろうか。
最初は他の助産師さん(キリッとした女教師タイプ)がサブに付いてくれていたのだけど、途中でわざわざ代わったのかな…?
ハルトくんの印象では、「あの助産師さん、ちやがいると知って、わざわざ代わってまで入ったって感じだったよ」とのことだけど。
病院で「以前担当した妊婦には極力同じ助産師を付ける」というルールでもあったのか、それとも助産師さんが「高瀬さん? 知ってる知ってる、じゃあ私入るよ!」みたいに来てくれたのか、理由はわからないけれど、何となく知ってる顔の助産師さんの方が言うことを素直に聞けた気がするな。
いや、私はプロの言うことは素直に聞くけども、「目を開けて、こちらを見てー! 私の顔を見て、そうそう上手い上手い♪」みたいな声掛けは、やっぱり初対面の人より見知った顔の方がしっくり来るというか。
ともあれ、苦手なタイプの助産師さんでなくて良かったということは間違いナイ。
ハルトくんも、「前回喧嘩を売ってしまった助産師さんでなくて良かった…。あの人だったら超気マズイ。絶対向こうも俺を覚えてる」と言っていたよっ。
(因みにハルトくんの苦手な助産師さんは、今朝の内診で卵膜剥離をしてくれたあの人だ)

イクは生まれてすぐにお腹に載せて貰った。
厳密にいうカンガルーケアとは少し違うけれど、イイ経験だと思う。
(カンガルーケアは、ママも赤ちゃんも裸で、結構長い時間を過ごすのだそう。時期的にもイクが冷えると困るので、タオルに包んでほんの僅かな時間だけ載せる)
率直な感想としては、「重っ!!」だった。
イクの全体像を見たのはキレイにして貰った後だけど、やはりサキタよりもずっとビッグサイズで、新生児の500gの差は大きいと実感した。
ママのお腹の中の1日は保育器の1週間に相当すると聞いたことがあるけど、予定日より6日超過のサキタよりも9日超過のイクは3日分、いや3週間分大きいというのは納得だ。
サキタは確か、1ヶ月健診で3600gくらいだったからな…。
イクは髪がふさふさと多く、眉はサキタよりも薄い。
そして何より大きな違いは、長時間狭い産道に挟まっていたサキタとは異なり、分娩時間3時間半と短かったせいか、サキタよりもずっと丸い顔をしていた。
つーかな、真ん丸だよ、真ん丸!!
サキタはびっくりするくらいスリムな顔で少々ナナメに歪んでいたし、頭も細く、頑張って頭の形を変えて通ってきたのだねぇという感じだったもんな…。

お腹の戻りや出血の様子を見て貰いつつ、前回同様2時間ほど分娩室で休む。
ハルトくんはあちこちへ連絡するべくちょいちょい廊下に出ていたのだけど、どうやらハルトパパ&ハルトママは「イイ知らせが聞けるかも知れないから」と帰宅予定の時間をズラしてまで、こちらに残っていたようだ。
「10時間とか掛かると思っていたし、残られても多分間に合わナイから帰って貰った方がイイと思ったんだけど、帰れとも言えナイしさ。まぁ結果的には残って貰って良かったかもね」とハルトくんは笑っていた。
2人がまだこちらにいることを私に言うわけにはいかず(プレッシャーになるしな)、1人で「あ~、もう…」と思っていたそうだ。ありがとな。(^-^;

出産から1時間も経たぬ14時頃、ハルトパパ&ハルトママ、千矢父&千矢母、そしてサキタが病院へやってきた。
生まれて1時間足らずで勢揃いの対面ってすごくね?
この時は入院病棟のフロアロビーでの対面だったため、イクはコット(新生児用の移動式ベッド)に寝かせたままで抱っこはできず、皆で携帯やらカメラやらでの撮影会になったらしい。
サキタはハルトくんに連れられて分娩室まで来てくれたのだけど、早速イクを抱っこしたくて堪らない様子。
分娩室に椅子はなかったため、廊下に出てサキタを椅子に座らせ、イクをサキタの膝に載せる格好でお兄ちゃんによる初抱っこ!
ハルトくんは2人を支えるのに手一杯だし、他の人は分娩室・陣痛室・新生児室のエリアには入れナイし、私は身動きが取れないしで、残念ながら初抱っこ写真はナシだ。

その後、ようやく個室へ移動。
出血量は普通、分娩時間も前回に比べて格段に短く済んだため、オマタの痛み以外は結構平気だったのだけど、荷物もあるしと車椅子で運んでいただいた。
皆が勢揃いの和やかムードの中、イクもコットで連れてきて貰い、イクを囲んでしばし談笑。
この時イクはよく寝ていたので、皆遠慮して抱っこはできなかったものの、生まれたてほやほやのイクに会えて楽しそうだ。
ここしばらくの私のピリピリした様子を目の当たりにしていた千矢父&千矢母はほっとした様子だったし、ハルトパパ&ハルトママは「来た甲斐があった」というように満足そうな顔をしていたよ。(この2人、チャンスに強いよね)
15時くらいに個室に来た後、1時間くらいそうして過ごした16時頃、遅くなるからとハルトパパ&ハルトママは笑顔で帰っていった。
帰りは雪の中6時間以上掛かるし、明日からまた普通に仕事だものね…。
せっかく遠いところはるばる来てくれたのに、最初やさぐれた嫌な気持ちを抱いてしまって申し訳ナイ…。
手のひらを返すようだけど、生まれたてのイクに会ってくれて、ありがとうー!

サキタに狙われていたためやはり写真は撮り損ねたおやつ。

・バナナケーキ
・紅茶


千矢父と千矢母はサキタを連れて一旦帰宅し、しばらくハルトくんとイクと3人で過ごした。
私は食事やトイレ(最初は助産師さんの付き添いが必須)をしたり、助産師さんのチェック(体温とか血圧とか)もアレコレ受けながらだったけど。
トイレは上手いこと行けるし、前回よりも歩くのもスムーズだし、産褥パッド装着時のコツも心得たものだ。
産後早いうちからの夜間母子同室で母乳の出が良くなるかも、と後期保健相談でアドバイスを貰っていたものの、さすがに出産当日は無謀ということで、今日はゆっくり休むことに。
つーか今日休んで回復しておかないと、明日も同室許可下りないしな!

ようやく人心地ついた夕食。

・ご飯
・味噌汁
・鯵のロールフライ
・レバーフライ
・かぶのあんかけ
・モロヘイヤのしらす和え
・フルーツ
・ほうじ茶

夜食:蒸しパン&牛乳


19時頃にはイクを新生児室へ預け、ハルトくんも帰宅した。
ここのところ、いつ出産になってもイイようにとビールを我慢していたハルトくん。
今夜は心置きなく、祝杯を挙げるがイイよ! 私も休む…。

こうして、長かった妊婦生活は幕を閉じた。
これからは、2児のママ生活が始まる!

産みました。

2011-01-23 22:58:56 | Weblog
本日2011年1月23日午後1時11分、3334g、49.5cmで、第2子出産しました。
切迫早産で4ヶ月も自宅安静だったくせに、2週間超の前駆・微弱陣痛に出産予定日9日超過。
最後は陣痛促進剤で一気に3時間半という展開でした。(T▽T)
無事に生まれたのでもうどうでもイイ。

健診での予想通り、イクは男の子でした♪
サキタは早くも弟を抱っこしたくてたまらない様子ですが、2歳7ヶ月児には新生児の扱い方をよく教え込まなければ怖過ぎ。(爆)
ハルトくんのサポート付きで、お兄ちゃんによる初抱っこは無事に出来ましたよー。(^-^)
イイお兄ちゃんになってくれそうです。

取り急ぎ、ご報告まで。