下準備。

千矢母にサキタを頼んで出勤。
昨日のうちに病院へは連れて行っておいたけど、昨夜40℃を超える高熱を叩き出したため、ハルトくんに午前半休を取って再度病院へ連れて行って貰った。
インフルの可能性があるから、高熱が出たら連れて来るようにと言われていたためだけど、検査の結果インフルは陰性。
良かった…。
サキタがそんな目に合わなくて良かったというのがもちろん1番だけど、私も妊婦なのでインフルは正直怖いのだ。
家族感染は確実だろうからね！

後は千矢母に、薬を飲ませつつ様子を見ていてもらえればイイ。
熱があるから本当は家で大人しく安静にしていた方がイイけど、サキタのことだ、どうせ「外に出せ」と騒ぐに決まっている。
近所に短時間の散歩に出るくらいなら大丈夫だろうし、多少の気分転換も必要だと思うから、そこは適当に任せるよ！

さて、月末で何が休めないって勤怠の締め日だからなわけだが、はっきり言ってそれを済ませれば業務的にはゆとりがある。
その気になれば午後半休でも取れそうなところ、千矢母の好意により、きっちり働いていけることに。
その代わり、これからサキタの熱が上がってインフルなどということになったら困るので、おそらく熱は引かないであろう明日・明後日は休暇をもぎ取ることにした。

本当は、明日はともかく明後日は、上司が遅い夏休みをやっと取れる日だったんだけどね。
私が休んでしまうと、上司がいない間に問い合わせ対応できる人がいなくなっちゃうからね。
強引に休むか、出社するか、上司を悩ませることになってしまったよ。
すみませんねぇ…。

いつも通り、定時できっかり仕事を片付けると、まっしぐらに帰宅。
千矢母は可愛い孫にメロメロになりながらも、熱を物ともせず活発に活動するサキタに振り回され、くたびれ果てていたよ。（＾▽＾；
すまん。orz

私がサキタの夕食の支度を済ませ、食べさせている間に、千矢母は自分の荷物をまとめる。
サキタの食事が終わったところで、千矢母はそれでも名残惜しそうに帰って行ったよ。
いつもこんな用事で呼びつけてしまって、申し訳ナイね。
今度は元気なサキタと遊べるように、こちらから遊びに行くからね！

さて、普段通りサキタと2人になった平日の夜。
大好きなばぁばが帰宅してしまい、不満そうなサキタを抱っこして、これから始まる怒涛の看護生活を思って溜息が洩れた。
何が大変ってさ、サキタはどれだけ風邪の不快な諸症状を叩き出していても、普段と変わらず元気いっぱいに振舞うってことなんだよな。（T▽T）
変にぐったりされるのもたまらないけど、寝てくれなきゃ治るものも治らナイよう…。

強い味方

そしてまんまと、サキタの熱は下がらない。
ハイハイ、今日はお休みしようね。（T△T）

しかし最近の私は、はっきり言ってつわり祭り絶賛開催中だ。
実際吐くことはナイにしても、朝晩特にひどくなる慢性的な吐き気と、時折起こる軽い貧血に、うんざりぐったりしている。
そんな体調の私に対し、熱があろうが何だろうが元気溌剌動き回るサキタ。

…コイツの相手を１人ですんの、無理。orz

健康体であるハルトくんですら、1日サキタの相手を1人でするのは無理だと顔に書いてある。
あまり迷惑を掛けたくはナイが、この場合頼れる人は1人だけだ。

千矢母、助けてぇえぇえ。（T△T）

かくして、強い味方は来てくれた。
本当は、別の予定がある日だったらしいのだけど、そちらを手早く済ませて来てくれたのだ。ゴメン。
おかげでつわりで目の回る体を休ませることが出来たし、サキタも大好きなばぁばと遊んでもらってご機嫌だ。
しかも、お泊まりしてくれるんだって！
明日は月末で休みにくいし、サキタの熱も下がらないだろうから、助かるー！
ハルトくんに至っては、当然のように休みを取る気はナイ。この野郎。

「お父さんがね、一応泊りの用意をしていくように言ってくれたんだよ」

ありがとう千矢父っ！！
千矢母不在でいろいろ面倒だろうに。泣ける。（T△T）

サキタもそうだが、私もとっとと元気にならなければねぇ。
つわりって、何かこう努力で改善できるもんだったらイイのに。
我慢するしかナイんだもんな～。

月末恒例

長く続いている少々の咳・鼻水に加え、連休の疲れが出たのだろうか。
朝ハルトくんからメールがあり、保育園に預けた時のサキタの体温が高めだったという。
そして夕方私がお迎えに行くと、熱は38.5℃まで上がっていた。
よく呼び出されなかったもんだよ。

「お熱がやはり高くて、様子を見ていたんですが…ご飯はよく食べるし、おやつのパンはおかわりするし、機嫌も良く、たくさん遊びました～（＾-＾；」

なるほどね。
呼び出すほどじゃねえと判断されたか。（-_-；

しかしこの分では、明日下がるわけもナイだろう。
なんでこう、月末の休みにくいとこに限って、サキタの熱は上がっちゃうんだろうねぇ…。（T△T）
けれど熱が出てしまったのなら仕方がナイ。
新型インフルの流行は保育園にはナイそうだけど、弱っている時だ、いつどこで拾ってくるかわかったものではナイ。
早目に治して、また元気に保育園に行けるようにならなくてはね！

野の花を摘む

最近、とにかく外に出たいサキタ。
靴下を履かせろと持ってきたり、ハルトくんや私の手を引いて玄関に連れていこうとする。
暇な時間で体力にゆとりがあれば、散歩に出るのは構わないのだけど、食事時だったり疲れている時等には、正直少々困りモノだ。
もちろん希望が叶えられなければ大暴れで泣くため、ハルトくんか私の根負けした方が連れていくわけなのだが。
行ったら行ったで大変なので、もう勘弁してくれ。orz

今日も外に連れてけと騒ぐサキタを、ハルトくんが連れ出してくれた。
（つわりがキツくてよ！）
1時間くらいで取り敢えず戻るんだけどね（親の体力が限界）、戻った玄関先で、ハルトくんが私を呼んだ。

「ママー。サキタがママにプレゼントだよー♪」

行ってみると、ハルトくんに抱っこされたサキタが、正しく雑草な白い花を握り締めていた。
完全にハルトくんプロデュースによるヤラセだろうけど、サキタの小さな手が渡してくれた花は、何だか可愛らしく見えた。
何より、サキタが私に初めてくれた花だよ！
嬉しいもんだね♪

床に降ろされたサキタにお礼を言って、ほっぺに熱いちゅうをぶちゅううぅ～！とかましていると、昨日買ったばかりの一輪挿しに、ハルトくんが水を入れて持って来てくれた。
小振りの一輪挿しに合わせて長さをカットし、生けて玄関に飾ったの。

その後また外に出たがったサキタは、今度は猫じゃらしを摘んで来てくれたので、それも一緒に飾りました。

何だかほのぼのした一コマだったよ！

日暮里ぶらり散歩

今日は弟嫁・さなえちゃんがお休みだということで、急遽ナオトくんのとこに遊びに行くことに。
ハルトくんが私に何の確認をすることもなくいきなり決めてくれましたが、つわりで車酔いを日常的に体感し続けている私は、車になんか乗りたくもなく家でゆったりと過ごしたいのだけど？
とは言っても、福祉関係の施設にお勤めのさなえちゃんは、休みが土日に当たることは極めて少なく、最後に会ったのは結婚式を挙げたグアムだ。
ナオトくんは名古屋に転勤が決まったそうなので、今後ますます2人に会える機会は減ってしまうだろう。
（そんなわけで、さなえちゃんは間もなく退職予定）

体調不良とか言ってる場合じゃねぇな。
いや、言っててもイイけど、会いに行かないのは勿体ナイ。

で、2人の住む日暮里に行ってきたよ。
さなえちゃんは相変わらず、細くて小さくて可愛いなあ！
新婚らしく、オシャレーに暮らしていました。
ここへ来たのは引っ越し翌日のバタバタした時以来だけど、まさか半年でまた引っ越しになるとはね！

お土産に買っていったケーキを食べながら、しばらく部屋の中でお喋りしていたのだけど、一通り部屋中を走り回ったサキタは、当然のように飽きてきた。
とにかく外に出たがり、誰彼かまわず玄関に誘うので、皆で散歩に出てみることに。

日暮里駅の陸橋は、鉄ちゃん達の聖地らしく、電車がたくさん見られる。
電車好きのサキタが喜ぶだろうと連れていってくれたのだけど、超真剣にガン見だったよ！ウケる！
新幹線も普通電車も次々に通るので、サキタにとってはパラダイス。
近くに住んでたら、毎日来たがることうけあいだ。
住んでいなくて良かった！（切実に）

その後、谷中銀座という商店街？を歩いた。
全然知らなかったけど、何だか有名な観光地のようだったよ。
そこにあるお茶屋さんに寄るというので素直に後についていくと、お茶以外にも茶器はもちろん和小物も扱っていて、なかなか楽しいお店でした。
お茶をサービスしてくれたりね♪
しかし割れ物も扱っているためか、小さなサキタに注がれる視線は鋭く、ぴしゃりと「お子さんに気をつけてくださいね！」と注意されてしまった。
サキタが活発に動き回る子であることは嫌というほどわかっているので、サキタの機嫌を損ねナイよう気を付けながらも、商品棚で遊ばないように背後にぴたりと張りつき、バリバリに警戒している私達の姿が目に入らないのかこのオバハンは。
そのオバハン以外は、とても感じの良い店員さん達でしたよ。
もちろんサキタは何も壊したりなんかしなかった。

そこでは、ハルトくんの足袋風靴下と、私の5本指靴下と、サキタのガーゼタオルハンカチと、小さな一輪挿しを購入。

こんなん。 一輪挿しは写すのを忘れたっ。 白くて、まん丸のカワイイヤツ♪ さなえちゃんは、いかにも和風な緑と茶色の模様をした色違いを買っていたよ。

その後もぶらぶらと歩き、一向に疲れる気配を見せないサキタを強引に抱え上げて家に戻る。
まだ歩く遊ぶと暴れまくりなんだぜ、何この1歳3ヶ月児。
ジュースを貰って休憩し、随分長く遊んでしまったのでそろそろお暇を。
突然やってきて、散々遊んで悪かったねっ。（＾-＾；

帰りの車では、当然のようにサキタは爆睡。
そして皆忘れているようだったけど、ずっと笑顔の裏に吐き気を隠し続けた私もそろそろ限界。
ずるずると後部座席で崩れ落ちてしまい、ハルトくんは1人寂しく車を走らせることになったのだった。
いや、私も頑張ったんだけどねっ。
実際に吐くより、マシでしょ？

帰宅してから、ハルトママにナオトくんのところに遊びに行ったとナオトくん＆サキタの写真をメールしたら、『ナオト達の様子を見に行ってくれてありがとう（＾-＾）』的な返信があった。
単純に遊びに行っただけなのだけど、やっぱりハルトくんは「お兄ちゃん」だから、一緒に行動していると保護者な印象なのかしら。