Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

[3連休ネタ] 小出し⑦

2006-09-30 23:32:02 | Weblog

9月16・17・18日の連休の小ネタです。

【18日・ジュエリー工房ARIA】
宿を出て最初に訪れたのは、ジュエリー工房ARIA。
甲府市の東部に位置する「アリア ディ フィレンツェ」というファッション工業団地内にある。
到着した時は微妙に開店前だったけれど、快く中に通してくれた。

ここは要するに工房直営ショップで、見学やクラフト体験もできるというところ。
今回は時間もないし、水晶の何か手頃なアクセサリーがあればと思って、ふらりと立ち寄った。
私としては割とカジュアルなデザインのものが好みなのだけど、そういう意味ではあまり私向きではナイ品揃えだったといえよう。

店内を見て回っていると、端のほうに、水晶を使ったブレスレットが置いてある一角を発見。
この辺はカジュアルなタイプもあるな、と眺めていると、少々変わった石を使ったブレスレットを見つけた。
店員さんによると、「爆裂水晶」と言って、内側に細かい亀裂を入れるような特殊な加工を施した石なのだそうだ。
この爆裂水晶と、立方体に加工した水晶を組み合わせたブレスレットがえらく気に入り、購入決定♪

姉貴にもお土産を買おうと千矢母と選んでいると、可愛いピンクのハート型の石を使ったブレスレットが目に入った。
コレではいい歳して可愛い過ぎるか?などと話していると、店員のおばちゃんが不思議そうな顔で言う。

「お嬢さんのお姉さまなら、まだお若いでしょう?」
「姉は31です。私もこう見えて28だし」

パーカーにジーンズ、スニーカーという格好が良くなかったか、私は学生だと思われていた。
もしやと思って聞いてみると、やはりハルトくんは私の兄だと思われていたようだ。
またかよ…。

結局、姉貴にはもう少しオトナっぽいブレスレットを選び、千矢母のと合わせて3つをお買い上げ。
すると、店長だという男性が寄ってきて、フローライトというお守りになる石で作ったストラップをおまけにくれた。
店長さんが自ら作ったものだそうだ。
深いブルーとグリーンのキレイな色合いのストラップ。
ラッキー♪

儲けた気分で、もうちょっと続くっ。

[3連休ネタ] 小出し⑥

2006-09-29 23:12:11 | Weblog

9月16・17・18日の連休の小ネタです。

【18日・石和温泉】
連休最終日の朝は、当然のように温泉から始まった。
温泉地へ行けば、朝風呂は基本である。

昨夜から数えて3回目の入浴は、露天風呂狙い。
しかし、外は生憎の雨だった。
残念そうに露天風呂の様子を伺う千矢母は、露天風呂の一部に赤い傘状の屋根があるのを発見した。

「…まさか、行く気じゃないだろな」
「屋根があるわよ、ほらほら」

もはや逆らう気にもならず、「せっかくだしな」やら「いいネタになるよな」やら自分に暗示を掛けつつ露天風呂へ。
雨の露天風呂もなかなか風情があってイイもんだ…わかってるよ、自分を騙してることくらいっ。


そんなネタを、早速部屋に戻るなり男性陣に披露しつつ、朝食へ。
朝食は部屋ではなく食堂だったのだが、ここで面白いことをやっていた。
納豆バイキング。
いろんな種類の変わった納豆が用意されていて、その中から好きな納豆を食べれるだけ選んでイイらしい。
本格派な藁に包まれた納豆や、わかめやひじきを混ぜて食べる納豆、やたらと粒の大きい納豆等等。
ハルトくんの目が、確かに光ったように思えた。
獲物を狙う目って言うのは、ああいうのを言うのだろう。

朝食を終えると、部屋で一休み。
本日は連休最終日ということで、自宅まで帰らなければならない。
悪天候を考慮に入れつつ、少しはどこか見ていこうかと、地図やロビーから取ってきたパンフレットを広げて検討。
数箇所の目的地を選び出し、宿を後にしたのだった。

続く。

[3連休ネタ] 小出し⑤

2006-09-28 23:44:25 | Weblog

9月16・17・18日の連休の小ネタです。

【17日・石和温泉】
ハルトくんの実家を出て数時間。
またも眠りこけていた私だったが、気が付くと完璧なる渋滞にはまり込んでいた。
窓の外は、激しく打ち付ける大雨。
今夜宿泊予定の宿まではそう距離は無いものの、ほとんど動かない車の列に、ややげんなりとしたムードが漂う車内。

やがて辿り着いたホテルは、ホロホロ鳥料理をウリにした温泉宿であった。

今回手配していた部屋は、2部屋目のある少し豪華な部屋。
寝室を分けたのは、建前は「寝る時くらいはハルトくんが気を遣わなくても良いように」であったが、真の理由は「千矢父のイビキ回避」である。
以前(結婚前)家族で旅行した際、千矢父の絶え間ない大音量のイビキに私は一睡もできず、キレたことがあるのだ。
大好きな父であることは間違いないのだが、こうまで完璧に睡眠を妨げられては、娘としての愛情やらこれまでの恩やら全てを吹き飛ばしてしまう。
これだけは、千矢父の唯一にして最凶の欠点だと私は思っている。

さて、食事は部屋でのホロホロ鳥料理。
こちらは満足のいく内容だったと書いておく。
仲居のおばちゃんがやたらと元気だったのが、妙に印象に残る食事であった。

食事の後、布団をどのように敷くかと問われ、「広い方の和室に2人分、もう一方に2人分」と答えた。
仲居のおばちゃんが、不思議そうな顔をする。

「広い方に4人分も敷けますけど?」
「イイんです、2人づつでお願いします」

どうにも噛み合わないのでツッコんでみると、仲居のおばちゃんは、「父・母・兄・妹」の家族だと思っていたようだ。
なるほど、両親はともかく、兄妹で同じ部屋にしようとするのは変な話である。
また、家族であるなら、男性と女性で分けるのもまたおかしな話だろう。
「夫婦とその娘夫婦」であることを話すと、仲居のおばちゃんは大笑いしていた。

…私とハルトくんって、兄弟に見えるのだろうか。
同い年なんだけどな。
(単純に私がガキっぽいだけのことだろう)


食事前に1回、食後にまた温泉に浸かりに出る。
女同士の風呂は、ガンガンに喋り捲るのが常であろう。
私が実家を出てからは、たまに会う千矢母は、以前にも増しておしゃべりである。
はしゃいでいるのがよくわかるテンションの高さだ。
私は私でよく喋るので、母子の会話に際限はナイ。
気が付くと2時間以上が経過していた。
男性陣は食事前の1回で満足していたようで、食後は部屋でぐったりしていたようだ。
というか、部屋に戻った時には2人とも、既に(眠りに)落ちていた。

襖を閉めると、千矢父のイビキが微かに聞こえる程度の静けさ。
連休2日目の夜は、こうして更けていった。
続く。

[3連休ネタ] 小出し④

2006-09-27 23:32:26 | Weblog

9月16・17・18日の連休の小ネタです。

【17日・ハルトくん実家】
一晩明けて、早朝。
もたもた寝ていたら、ハルトママが起こしに来てくれました。
オイ!嫁!(゜□゜;

朝食はすっきりと上品な和食。
何て爽やかな朝…。
和やかに食事をしていると、千矢母が言い出した。
近いという海に、散歩がてら行ってみたい、と。
…初めてココに来た時の私と同じコトを言う辺り、やはり血は争えないようだ(T-T)
悲しいほどに、私の遺伝子は千矢母のコピーなのだと思い知る。

天気は小雨。
歩いても行けるだろうけども、天気も悪いしね、と車で海へ。
少し走って、海沿いまで車を乗り入れられるポイントへ向かいます。
特に何もなく、テトラポッドが其処此処に見える日本海。
それでも、千矢母は満足のようでした。
…うん、こんなツマラナイとこまで、私と同じ行動パターンだ。

ハルトくん実家に戻り、今日の移動距離を考えて、早めに出発することに。
ハルトママは、いろいろとお土産を持たせてくれました。
白海老の昆布締めとか、高山で買ったという南瓜とか、カワイイお菓子とか。
車で食べられるようにと、おやつまで(^▽^;

どーんと大人数で押しかけてしまいましたが、ハルトパパもハルトママも楽しそうにしてくれて、良かったなぁと思う。
今度は、東京に遊びに来てくださいねっ♪
続くっ。



おまけ。
帰宅してから撮った、頂いた南瓜の写真。

 どん。

全長40cmくらい。
最初見た時は瓜かと思いましたが、立派に南瓜。
嘘みたいに美味しいんだ、コレが。


[3連休ネタ] 小出し③

2006-09-26 23:36:18 | Weblog

9月16・17・18日の連休の小ネタです。

【16日・ハルトくん実家】
私が高瀬家に嫁いで、驚いたのは食事量。
食事の回数では無論なく、1回の食事に出てくる食べ物の量だ。

井澤家(私の実家)は、両親と娘2人。
対して高瀬家は、両親と息子が3人の家庭である。
1回の食事に消費される量が、半端なく違うのはここから容易に想像ができるだろう。
加えて言うならば、井澤家の食卓は「譲り合い(押し付け合い)」の精神だが、高瀬家の食卓は「奪い合い」の精神である。

さて、そんな家庭の食卓のギャップを、千矢父と千矢母はどう見るのだろう?
そしてスケールのデカイ(笑)ハルトパパと、料理上手なハルトママはどう出るのか?
不謹慎な嫁は、勝手に頭の中でゴングを鳴らしていた( ̄▽ ̄)♪

夕食の時間までは、お茶を飲みながらお話。
弟のナオトくんも帰ってきていたので、総勢7名。
ハルトママが料理の支度するのを手伝いつつ、出来上がるであろう料理の量に軽く笑いがこみあげる。
間違いなくおいしいんだけど、間違いなく残りますって(^-^;
せっかくだから、おいしい海の幸を…と考えてくれたんだろうなぁ。

準備ができて、さて、夕食のスタート!
最初に出てきたモノに、千矢父・千矢母思わず絶句。

←7匹並ぶカニ。当然1人1匹。

千矢母、携帯で写真を撮っていました。私もな。
しかし、ここで驚いている場合ではナイ。
このカニは前菜である。
この後、富山名物白海老の昆布締め、お刺身、揚げ物、マツタケご飯、えーとあとは何だったかな。
とにかく覚えていられないほどの料理が、所狭しとテーブルに並ぶ。
しかも一品一品が、それぞれメインを張れるくらいの量。
食べ終わったと食器を下げれば、次の料理が出てくるのだ。
あ、ハルトパパが炭火で丸焼きにした「コズクラ」(これが育つと最終的にはブリになる)がどでーんと食卓に現れたりもしたな。

やっぱ息子3人育てた親は違うわ…。

食事の後は、葡萄にハルトママ手作りケーキとデザート付き♪
今更驚かない私は存分に堪能させていただきましたが、千矢父・千矢母は目を白黒させていました。

しかしだな、7人分の食器が積み上げられたキッチンて迫力あるわ。
洗っても洗っても終わらない。
私がガンガン洗い、ハルトママが食器棚に片付け、ダイニングでは千矢母がキッチンに下げきれていない食器を積み上げておりました。
主婦3人の連係プレー(^-^;

夜も更けて、順番にお風呂を使い、まったりしていると男性陣がぞくぞくと脱落(睡魔襲撃)。
私もハルトくんに合わせて寝に行きましたが、翌朝聞いたところ、母親同士は延々25時まで語り合っていたそうだ。
仲良し…。

続くっ。