Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

最終日。

2008-03-31 23:03:47 | Weblog

5年2ヶ月お世話になったお客様先に、別れを告げる日がやってまいりました。

社会人2年目の2月。
当時住んでいた実家から、自転車・電車・バスで1時間45分の道のりとなるここへ送り込まれてきたあの日。
出張が多いことや、休日出勤があること、徹夜での作業を強いられることもあることなどを聞かされたのは、突然放り込まれてからのこと。
初日を何とか過ごし、翌日から入院を迫られるほどの胃腸風邪にやられ、4日間連続で休んでしまった私。
何とか入院を回避し、自宅で回復に全力を注ぎ、申し訳ナイ気分で出社してみると、すっかり「気が弱く、小柄で体もあまり丈夫ではナイおとなしい女の子。こんな男ばかりの開発現場に突然送り込まれて、不安のあまり体調を崩してしまったに違いナイ」というイメージが定着していました。

その第一印象を裏切るまでに、たいした時間は掛かりませんでしたけどねっ。

おかげさまで皆様に可愛がっていただき、たくさんの勉強をさせていただき、少しずつでも成長できたかな、と思えるようになりました。
体力的にツライ勤務もありましたが、「女性だから」と配慮いただいたことも、少なくはありません。
特に妊娠してからというもの、出勤時間をズラしていただいたり、休日出勤の当番から外していただいたり、出張を代わっていただいたり。
出産・育児に当たって「退職」ではなく「休職」を申し出た時も、「ぜひ復職を(^-^)」と仰っていただけて。
本当に、イイ職場に恵まれたのだなと感謝しています。(*´ω`*)

そんなわけで、最終日なのです。

年度末の怒涛の忙しさの中、お菓子を持ってフロア中をご挨拶しながら回り。
(皆さん日頃接点はなくとも顔と名前と突き出たお腹くらい知っているので、少しずつお喋りしてくださり、えらい時間がかかった)

更に別の建物まで足を伸ばし、お世話になった事務のお姉様方や同じ会社の別業務の方々にもご挨拶。
(特に事務のお姉様方は、手続き等いろいろ調べながら頑張ってくださったのです。
このお客様先に常駐の社員の中で、結婚しても仕事を続け、妊娠しても更に続け、そのうえ休暇取得後復帰予定という女性正社員は私が初めてだそうで。
前例のナイ中、私が調べてきた内容を受け、経理や総務や人事に確認を取ってくださったのです。
もちろん、持っていったお菓子は多めだ。)

引き出しの中を片付け。
(私の引き出しには、スペースがあるからと他の人も気楽に書類を突っ込み、もはや私の判断だけでは処分を決められないので時間がかかる。1週間くらい掛けて少しずつやってきたのにっ)

机の周りをキレイに掃除する。
(普段動かさないデスクトップPCやモニタの裏などは、埃まみれで大変なことに)

更に忙しい年度末~年度始めの時期にお休みに入ってしまう(=周りの仕事量を増やしてしまう)ため、今日の通常業務まではいつも通りに根性でこなす!
営業や現場担当者の気軽な駆け込み依頼も、可能な限りさばく!

…なんてことをやっていたら、会社を出たのが22時だったりしてな。
だって何だか名残惜しくてね。
ギリギリまで、私で捌ける仕事は片付けていきたかったしね。
明日からも、本当なら忙しい日々が続くのだもの。

ここに勤務している5年2ヶ月の間。
ゼロだった開発スキルを多少なりとも身につけ、ささやかながら資格も取得できた。
結婚したし、家も買ったし、妊娠もして、あと2ヵ月もすれば出産だ。
人生の大きな階段は、ここに通いながら登って来た。

子供が生まれたら、どうなるかはわからない。
だけど、できるところまでは頑張ってみたいと思うのだ。
やってみてダメなら、潔く諦める。
やらないで後悔するのだけは、イヤだと思うのだ。

またここに通いながら、人生の階段を登って行くことができますように。



そんなわけで帰宅は23時をすっかり回っていたので、珍しく帰宅の早かったハルトくんの作ってくれたミートソースのパスタを食べ、お風呂に入ってさっさと寝るのです。

「大きなお腹で、よく頑張ったね。明日からは、ゆっくり過ごすんだよ。お疲れ様でした(^-^)」

よしよしと頭を撫でてくれたハルトくん。
この手に頼って、生きていく生活になるのだねぇ。

またもや

2008-03-30 23:50:17 | Weblog

新アイテム購入なのです!
もうイイ加減にしてくれよ、という勢いで散財してます。orz

今回購入いたしましたのは、地デジ対応(苦笑)のHDDレコーダー。
そして、HDDデジタルビデオカメラ。

どちらもハルトくんが散々価格調査をし、商品の性能と使用目的をよくよく吟味した上での購入ですから、まあよかろう。
HDDレコーダーは「今持っているものでは録画できないと」いう致命的欠陥がありましたし、ビデオカメラは「コハルが生まれてくれば絶対に必要になる!」という考えから、もともと「時期を見て購入しようね」と話していたのです。

まずビデオカメラの売り場で、狙っていた商品の価格とポイント還元率をチェック。
以前キャンペーン中だった時の価格とポイント還元率を店員さんに伝え、無理を承知で「それじゃダメ?」と交渉。
「本日、この場でお買い上げいただけるのであれば、それでイイです…」しぶしぶ言ってくれたので、お買い上げ決定♪
一旦会計を済ませ、次はHDDレコーダーのコーナーへ。
ポイントのみで清算予定だったので、こちらのチェックは価格のみ。
(ポイントを使用した場合、現金で支払った分しかその商品に対するポイントは付かないので、ポイント還元率はどうでもイイ)
いかにもベテラン風の店員さん(目的のメーカーの販売員)を捕まえ、改めて商品説明をしてもらい、自分達の希望に沿っていることを確認。
さらにケーブルなどの相談に乗ってもらい、合わせて価格交渉。
こちらは最初に言われた金額から下げてもらうことはできませんでしたが、引越し前に手配したエアコンのポイントとビデオカメラのポイントで、無事にポイント清算のみでGET!

散財には違いありませんが、一応どちらを現金 or ポイントで買えばイイかも綿密に計算していたのですよ。
つ、疲れたっ。

他に、私が明日の最終出勤日にご挨拶に配るお菓子を大量に購入。
「マドレーヌとフィナンシェを50個ずつください…(^-^;」などという買い方をしたため、お店のお姉さんの開いた口が塞がるまでに少々時間が掛かっていました。
ゴメン、買占めた。
だって、クッキー詰め合わせだと1個1個が小さくて、何か配るのも申し訳ナイっていうか~。
個別包装は必須条件だし~。
どうせならオイシイものを、と思うじゃナイか~。
当然だけど、結構な重さだったよ。

さて、帰宅すると早速ハルトくんがHDDレコーダーの接続を開始します。
もちろん、テレビやテレビボードを移動させなければならず、1人ではムリ。
かといって、妊婦の私にそんな重たいものを移動させるわけにはいかず。

ぬかりなく、弟・マサトくん召還。

気持ちよく来てくれたマサトくんに感謝っ。(T-T)
マサトくんも新アイテムには興味津々といったところで、2人で実に楽しそうにあーでもナイこーでもナイと接続・操作していました。

ハルトくんが同じDVDを再生して新旧HDDレコーダーの比較をしながら「うーん、やっぱ新しい方がキレイな気がするなっ♪」などと言っているのを冷ややかに見ていると。
「ちやさんが、『ホントにわかんのかよ』って顔してるんスけど…(^-^;」
「あっ、馬鹿にした顔で見てるっ(゜Д゜;」
「ハイハイ、キレイだね~( ̄ー ̄)」

ハルトくんがマサトくんとテレビの位置を戻しながら、「あと、あと2mmくらいこっちで!」などと言っているのを白けた目で見ていると。
「ちやさんが、『細かいことを…』って顔してるんスけど…(^-^;」
「あっ、呆れた顔で見てるっ(゜Д゜;」
「2mmって。小せぇ。( ̄ー ̄)」

まあ、そんなこんなで楽しい一時を過ごし、マサトくんは帰っていきました。
ツマンナイ用事で呼び出してゴメンね~。
ありがとうっ。
おかげ様で、やっと番組の新規録画が出来るようになりました♪

まさかの休日出勤。

2008-03-29 23:58:11 | Weblog

通常勤務を翌月曜日1日と残した本日、土曜日。
妊娠がわかってからというもの、12月を最後に当番の土曜日出勤も外していただいていたというのに。

ここへきて、まさかの休日出勤です!!

平日は通常業務に追われ、残務処理とかしてる場合じゃなくてさ…。
あと1日でどうにかできるのか?と考えると、とてもとてもそんなことはムリだということが目に見えていて。
そうでなくとも忙しい、年度末。
通常業務だって、ギリギリいっぱいいっぱいなのです。
そしてそれは、皆一緒なのです。
4月からの周りの業務負担を考えると、今月捌ける仕事のヘルプを頼めた状況ではナイのです。
(周りは申し出てくれるのだけどね。周りに私のヘルプで残業させつつ、私が先に帰るなんてムリ)

今週は特に残業が多く、帰宅時間が22時を回ることも多かったため、「休日なんだからゆっくりしててくれよ…(-_-;」と、ハルトくんもイイ顔はしていませんでしたが。
もともと朝から出勤予定のハルトくんを見送った後、お昼頃から出勤しちゃいました☆
だって、月曜日に全てを納得いく形で終わらせる自信なんかナイもん。
4月になってからものこのこと職場に顔を出すより、マシじゃね?

お昼からの休日出勤は、正直気楽です♪
当番出勤している上司と先輩へミスドで差し入れを買い、自分のお昼ご飯にとフレッシュネスバーガーでテイクアウト。
朝から出勤だとまだ開店していませんし、いっぺんやってみたかったのだ♪

しかし会社のバスは昼間運行していないため、ポカポカ陽気の中、駅から30分歩くハメになった。迂闊。
タクシーや路線バスにお金を払って乗るという発想はナイ。妊婦といえども貧乏性。

しかし、平日と違って電話は少なく(そもそも当番でナイため電話が鳴っても私が取る必要はナイ)、営業や現場担当者からの無茶ブリもナイため、残務処理はスイスイと進みました。
やっぱ来て正解じゃーん♪
後は月曜日、幾らか人に引継ぎの資料を渡せばOKです。残務処理の方はな。

4時間程度でしたが、かなり充実の時間でした。
当番に合わせて通常の定時(私の平日定時時刻より1時間早い)には会社を出ましたので、ハルトくんにも叱られずに済みました。(^▽^;
これで何とか、平和な最終日を迎えられそうだよ…。

やり場のナイ想い。

2008-03-28 23:48:20 | Weblog

帰宅途中の電車でのこと。

産休に向けて机の整理を少しづつやっているため、結構遅くなった。
手には、持ち帰りの私物。
電車に乗ると、それなりの混み具合だ。
空いていた優先席前・ドア寄りの吊り革に捕まり、荷物を床に下ろして一息つく。
ちょっと頑張り過ぎたか、お腹も張り気味だ。
まあでも仕方ナイ。

優先席に座っていたのは、小学校高学年らしき女の子、その母親らしき女性、そしていかにも高齢と思われる女性。
私のすぐ前に座っていた女の子は、ちらちらと私のお腹辺りと顔を見ている。
妊婦と気付いて、どうしようかと考えている様子。
しかしなかなか、知らない人に声を掛けるのは躊躇われるようだ。
やがて彼女は、何事か母親に耳打ちした。
それに同じく耳打ちで答える母親。
女の子は首をすくめ、私の顔をちらりと見遣ると俯いた。
母親は携帯をずっと操作していて(オイ・怒)、時折顔を上げては娘に笑いながら画面を見せたりしている。
女の子はもう一度何事か母親に耳打ちしたが、今度は母親の答えが私にも聞こえた。

「いいから、座ってなさい」

女の子が何を耳打ちしたか想像するのは容易く、俯いた女の子に、私は申し訳なく思った。
優しい子だねー、イイのよー、気持ちだけ貰っとくねー。
つーか母親。お前はイイから携帯操作を止めろ。

しばらく走った電車は、突然大きく揺れた。
吊り革に捕まっていたため倒れるようなことはナイが、張り気味のお腹に振動が響き、少々の痛みを感じため、咄嗟にお腹を押さえた。

その私の様子を見かねたのか、声を掛けて来たのは、優先席の端に座っていたおばあさんだった。

「あなた、ここに座りなさい」
「え、いやでもあの… Σ(゜Д゜;」
「いいから。お座りなさい(^-^)」

私の中では、優先席に座るべきなのは、(体調がそれほど悪くなければ)妊婦よりも高齢者だ。
小柄で背中のやや丸いおばあさんに席を譲ってもらうのは躊躇われ、既に腰を浮かせてしまったおばあさんに腕を引かれるまで、私は素直に動くことができなかった。

すると先ほどの母親は、すかさず娘を立たせると、娘が座っていた端の席に移動。
おばあさんがそのまま1つズレて真ん中の席に座れるよう、おばあさんに身振りで示す。
そして私に向かって笑顔を浮かべると、ぬけぬけと言い放った。

「ごめんなさいね、気が付きませんで(^-^)」

横に立たされた娘が、「だから私が言ったのに…」と言いたげな表情でむくれている。

その時の私の気持ちを、どう表現したらイイのだろう?

私は笑顔を浮かべ、おばあさんと母親に礼を言い、優先席に腰掛けた。
座ったのはたった1駅ではあったけれど、正直、疲れた体には助かった。
降りる駅に着いた時、改めて笑顔で2人に礼を言い、女の子にも声を掛けて、降車した。

電車が走り去ったのを確認して、大きな溜息をついた。

確実に高齢者であるおばあさんに、席を譲らせてしまった。
声を掛けたいけど掛けられない、優しい小学生の女の子を傷つけてしまった。
席を譲るどころか優先席で平気で携帯を操作し続ける、マナーの足りない母親を目の当たりにしておきながら、そのままにしてしまった。

何だこの情けナイ気分。(-_-;

妊娠していなければ、おばあさんも女の子も、私に気を遣うことはなかったろう。
妊娠していなければ、携帯操作中の母親に、一言注意することもできただろう。
(わかりやすく妊婦体型なので、優先席で座っている人に声を掛けたら、いかにも「席を譲りやがれ」とアピールしているようでやりずらい)

妊婦って、変なとこで切ない。
みじめ、というのとはちょっと違うけど、何でこんな情けナイ思いをせねばならないのか。
こんな気遣いはとてもありがたいし、素直に嬉しい。
だけど、だけど、だけどーっっっ。・゜・(ノД`)・゜・
このやりきれない気持ちは、どうしたらイイのさ。orz

千矢母なら、優先席で携帯を操作することなど許さないだろうし、座っている時に高齢の方が乗ってくれば、優先席でなくとも「ホラ千矢、立ちなさいっ」「わかっとるわ! どうぞー♪」みたいなやり取りになる。
妊娠中の私と一緒なら、千矢母はもちろん自分で席を譲るだろう。

あのおばあさんが困っている時、居合わせた誰かが手を差し伸べてくれることを。
あの母を見ながら育つ女の子が、今の優しい心を失うことなく、成長していってくれることを。
切に願う私だった。

ついでにあの母親はどっかで赤っ恥をかいて、己の態度を改めるがイイ!

ダンデライオン

2008-03-27 23:34:46 | Weblog

通勤のお供に、音楽を聴く。
今日は何となく、BUMP OF CHICKENを聴いていた。
しかも古いアルバムだ。確か、「jupiter」。

その中に、「ダンデライオン」という曲がある。
アップテンポのノリのイイ曲ではあるのだが、私はこの曲が苦手だ。
いや、大好きなのだけど、苦手なのだ。

メロディだけ聴きながら、ふんふん♪と聴いている分には、気分がイイ。
問題は、歌詞だ。
絵本の読み聞かせをされている気になるような、物語性のある歌詞になっている。

皆に嫌われた寂しがりのライオンが、「太陽によく似た姿」の友達に出会う。
心温まるライオンだったけれど、ある日谷に落ちてしまうのだ。
友達が悲しまないよう、元気に歌うライオン。
やがて月日が流れ、春が訪れた谷底。
一面に咲くタンポポの花は、「ライオンによく似た姿」だった…。

何かこう書くと身も蓋もなくてちっとも伝わらナイけれども、大体こんな感じだ。
(本当は歌詞全部書きたいけれど、書いてイイのかわからんので書かない。
各自調べてみていただきたいっ。そして聴いてみていただきたいっ)

だぁ~。(T△T)

うっかり通勤の時に聴くんじゃなかった!

何とでも言ってくれ。
私は、「誰かが死んでしまう歌」が苦手なのだ。
どんなにイイ曲でも、好きだと思えても、苦手なのだ。
油断していると、確実に泣く。

同じ理由で、「大きな古時計」も苦手だ。(おじいさんが死んじゃうから)
「千の風になって」も苦手だ。(死んでしまった人からの語りかけのような歌だから)

何で皆、そんな普通に聴いていられるの。