千矢父・母と、東京藝術大学大学美術館で催されている「ルーヴル美術館展-古代ギリシア芸術・神々の遺産-」に行ってきました♪
普段なかなか、ゆったりと芸術に触れる機会はないのですが、両親が観に行くというのに便乗しました☆(^-^)
そんなに熱心に芸術に興味をもっているわけでもないのですが、ルーヴル美術館の所蔵品なんてそうそう見れませんし、たまにはいいじゃナイですか。
そんな、軽くミーハーな気分で行ってみたらですね。
古代ギリシアの芸術に焦点を絞り、傑作の数々が紹介されていました。
彫刻やレリーフ、墓碑といった立体的な作品がほとんどで、芸術音痴にもなかなか楽しいものでした♪
個人的に気に入ったのは、「アルルのヴィーナス」と、「葬礼記念碑:ライオン」、ブロンズの「ニケ」像。
「アルルのヴィーナス」は、かなりデカい彫刻です。
ミロのヴィーナスと並び称されるものらしいのですが、なるほど確かに美しい♪
もちろん所々形が失われているのですが、だからどーした、くらいにスバラシイ。
「葬礼記念碑:ライオン」は、素人がパッと見る限りは大きな破損のない作品でした。
これもまたやっぱりデカイんですよ。
鋭い爪や筋肉のリアルさ、醸し出すしなやかさが印象的でした。
私が単純にライオンが好きなのもあるんですけど(^-^;
変わってブロンズの「ニケ」像ですが、こちらは前述の2つとは違って随分と小さな作品でした。20cmくらいか。
ギリシア神話の勝利の女神として知られるニケは、翼を持つ女神。
しかしこのニケ像、片翼でした。
それが失われたものなのか、初めからそうであったのか、私にはわかりませんけれども。
右手を軽く掲げ、左に翼を広げたその姿は、不思議なバランスを保ちつつそこに佇んでおりました。
ホントにたくさんの芸術作品を拝んできたわけですが、イイ目の保養になった気がします。
そして、ココロの栄養になった。
次々とたくさんの新しい刺激が飛び込んでくる時代ですけども、古くから伝わるスバラシイ作品に触れるというのは、ゆったりとココロに染み入る感触で。
どっぷりと俗っぽい刺激に浸された私には、逆に新鮮に感じるのでした。
特に気に入った上記3点と、「弓を持つエロス」「ニケ」(ブロンズとは別の像。こちらは両翼)の合わせて5枚のポストカードを購入し、心地よい気分で美術館を後にしました。
8月20日まで催されているようです。
興味のある方もない方も、是非是非、足を運ばれてみては如何でしょうか。