9月30日

来週には2歳4ヶ月になるサキタ。
「魔の2歳児」と呼ばれる恐怖のイヤイヤ期真っ只中であり、最初の反抗期・3歳児へと着実に成長している。
…はずなのだが、正直こんなもんで済むんだろーかというレベルに留まっている。
いや、トイレやオムツ換えを嫌がったり、遊んじゃって食事にならなかったり、いきなり不機嫌になって原因もわからないようなことは多々あるし、散々困らせられてはいるのだけど。
けどな、そうでナイ時だって多々あるわけで。
「魔の2歳児」だって、年中無休で「魔」ではナイのだよね。
日中、保育園でがっつり遊んで発散してきているからかもしれないけど。
そしてこちらも、日中は離れて過ごしているからかもしれないけど！

そんなサキタは、保育園から帰るとソファに横になる私に突撃して来る。
当然遊びに来るわけだが、最近のお目当てはiPod Touchだ。
私がネットに使っているので大抵ソファにあるし、いじっても携帯ほど叱られないので、触りたくて仕方がナイ様子。
左手で持って右手でボタンを押し、親指を滑らせてロックを解除。
メニュー画面をスライドし、2ページ目にある「きんぎょ」（和金魚というせいぜい餌をやるくらいの鑑賞用アプリ）や「ニコちゃん」（ぷちぷちを潰すだけのアプリ。時々潰した後にスマイルマークが出る）を起動して喜んでいるのだけど、その姿はなかなかにいっちょ前で、見ていて結構面白い。
操作が上手くいかないとキレてるけどな。
iPod Touchなど触るのも怖い、という様子の千矢母などは、「今時の子だねぇ…」と感心しているよ。
私としては止めてくれという気持ちではあるが、それほど害もナイので一緒にやる分には触らせている。
迂闊に設定画面など弄られたら怖いからな！

サキタも小学生になる頃には、DSやらPSPやらを友達と競うようにプレイするようになるのだろうな。
ショッピングモールなどで見掛ける、歩きながらゲームやってる子供にはなって欲しくナイのだけどな～。
（しかし自分には身に覚えがある）
子供社会にもいろいろあるとは思うのでゲームを否定することはしないが、体を使った遊びや自分なりの工夫を凝らした遊びもしっかりやって貰いたいもんだよ。

サキタはまだまだ集中力はナイので、すぐにiPod Touchを返して来た。
「『ぐりるんぐりるん』する！」と言って、アルファベットとイラストの描かれた積み木を持ち出してくる。
螺旋状に並べて、ドミノ倒しをするのだ。
当然並べるのは私なのだけど、こんなもんで喜んでくれているうちは可愛いもんなんだよなぁ、と何やらしみじみしたよ。

ぱたぱたぱたぱたぱたぱた

「こらー！」
「きゃははははは！」

たった30ピース並べ終えるのを待てずに倒すサキタ。
再び並べ始めてもすぐに手を出し、挙げ句には1つ立てたらすぐ倒すように。

「こんにゃろー！ 待てと言うのに！」
「いやーあぁぁ！ 『あーあたおれちゃった』して～」
「あーあ倒れちゃった～」（棒読みで）
「たおれちゃったねぇ～」
「お前が倒したんだろが！ この！ この！」
「きゃーあははははは！（≧▽≦）」

「魔の2歳児」は、同時に最強に面白カワイイ時期でもある。
「3歳までに全ての親孝行をする」とは、よくいったもんだよ。

9月29日

午前中は、何故だか体調が優れないことが多い。
どっちみち横になっているので行動に変化はナイわけだけど、リトドリンを飲んだ後の動悸・眩暈・頭痛が1番酷いのは午前中だ。
更に朝食の後の胃のムカつきもあり、午前中はほとんど眠ってしまっていることが多い。
なので、平日午前中は何もネタになるようなことはナイ。

目を覚ますと、千矢母が昼食を用意してくれている。
食べて、起きたらまた食事の時間になっているわけだ。太るに決まっている。
けれど薬を飲まなければならないなぁと、食べるわけさ。
そして普通に食べられる自分が怖い。

昼食後のリトドリン副作用は、何故か1日3回のうち1番軽い。
よく眠った後だからか？
なので、横にはなっているけれど、午後は漫画を読んだり携帯やiPod Touchでネットをしていることが多い。
もともとこの時間は仕事中でテレビを観る習慣はなかったわけだから、観たい番組などは当然ナイし、千矢母がサスペンスを観るからね～。

それと、今日は郵便局へ行く用事があったので、ゆっくりと歩いて出掛けた。
近所の郵便局なので、散歩とリハビリにちょうどイイかなと♪
最寄りのコンビニから更に少し行っただけの場所なのだけど、途中半分も行かないうちにお腹がパツンパツンに張り始めた。
痛いというより、歩きにくい…！
今日は気温がかなり上がっていたのもあって、何だか変な汗まで出てくる始末だ。
かといって途中で座り込むわけにもいかないので、のろのろと郵便局まで歩き、とりあえずベンチに座る。
本当に小さい郵便局で、すぐ目の前に開いている窓口があったこともあり、「空いてるのに何で来ないの？」という視線が少々痛かったよ。
数分で落ち着いたので、窓口で用事を済ませた。
慣れナイ手続きにもたもたしていたところ、窓口のお兄さんは親切にアレコレ教えてくれたよ。ありがとう～。

帰宅の道のりではまたお腹が張る気配があったので、コンビニに寄ってちょっと休憩。
勿論座れる場所なんてナイけど、とりあえず立ち止りたかったというか。
暑かったのでアイスを買って帰り、千矢母と食べた。
勿論その後は、またがっつりと横になったけどね！

そんなこんなで午後をまったりと過ごし、サキタのお迎えの前に夕食の下準備でもしようか…と千矢母が動き始めた頃。
手にしていた携帯が、突然これまで聞いたこともナイような「キュイィン！　キュイィン！」という音を立てた。
えっ　何何！？　と慌てて携帯を取り落としそうになったわ。
するとテレビにもニュース速報が。
どうやら緊急地震速報だったらしい。超びっくりした…。
そんなサービス、申し込んでいたっけ？？？
それとも、勝手に送られてくるのかな。
千矢母の携帯には、届かなかったようだけど。
これ、職場にいたら皆に届いてすごい音になったかもしれないなー。
その後しばらく地震が来るのかと気を付けていたけど、我が家のある東京のどっか西の方には揺れは届かなかったように思う。
因みに震源地は、福島県だった。

夜、緊急地震速報の話をハルトくんにすると、やはり職場では皆の携帯が一斉に鳴ったため騒然となったそうだ。
しかし、スマートフォンは鳴らなかったそうで、「スマートフォン利用者は死ねってことか！？」みたいなことになっていたらしい。
千矢母の携帯は数年前のFOMAなのだけど、やはり鳴っていなかったよ、と告げると、「機種によって様々ということなのかもね」という結論に。
比較的新しい機種なら対応しているということか。
で、スマートフォンは対応、と。（爆）
何にせよ、多くの人が地震だと騒ぎ出せば、自分の携帯に通知がなかった人でも気付くだろうけどね。
ハルトくんの職場は、緊急地震速報のすぐ後に少々揺れたそうだった。
都心…。

9月28日

イイ加減、ネタになることもなくなってきたよ！
平日はひたすら横になっているだけだからな！

今日は食事の全てを家にあった食材で賄えたので、買い物に出る必要はナシ。
天気も悪かったので、千矢母はどこかに出掛けることもなくのんびり。
仮に天気が良かったところで、出掛けられない私に気を遣って、遊んだりの息抜きには出掛けないと思うけどね…。
私のように理由があっての引き篭もりならともかく、元気な状態での引き篭もりは余計ストレスになりそうだから、出掛けて貰って構わナイのだけども～。

こんな時の千矢母は、テレビで大好きなサスペンスドラマを観ていることが多い。
13時からの2時間と、15時からの2時間の枠があるらしく、何かもうずっとそればっかな！
私は1人でいるとテレビは付けないので、何を見てくれても構わないのだけどね。
よほど好きなのだろうなあ…。
逆に（？）、同世代に人気の韓流ドラマには一切興味を示さない千矢母。
純愛よりサスペンス。わはは。
そうしてテレビを見ながら、昼寝をしていたよ。
自分の家のようにはいかないにしても、少しでもゆっくり出来ただろうか。

今日もハルトくんの帰宅は遅く、23時半くらい。
だーから後は私がやるから気にせず寝てくれと言っているのに、今日も千矢母はハルトくんの食事の支度までをしてからようやく寝に行きました。
…無理だけはしないでください…。

9月27日

週末実家に戻っていた千矢母が、サキタのお迎えに間に合うようにと15時頃来てくれた。
お迎えには充分過ぎるほど早い到着だったが、その前に買い物や夕飯の支度をしてくれたので、時間的にはちょうど良くなったけどね。
いろいろ助かります…。

週末の様子を聞かれ、ハルトパパが来ていたことを話すと、千矢母は爆笑だったよ。
まぁね、井澤家では当日いきなりの訪問は考えられないし、ましてやそれが富山からの長距離ドライブを伴うものだなんて。
嘘でしょ！？と思っただろうが、ハルトパパがお土産に持ってきてくれたベーコンやキャラメルポップコーン、ロールケーキ（全てがいちいちデカイのがまたウケる）を見せると納得していた。

今日はハルトくんの帰宅が遅く、てっぺん超えギリギリだった。
千矢母の就寝時刻（大体22時半には寝室へ。本を読みながら寝る）を過ぎてしまっていたので、待っていた千矢母はマッサージチェアに座りながらうとうと。
ご飯は出来ているのだから温め直すくらい私でも出来るし、ハルトくんだってそのくらい出来るのだから先に休んでくれと言っても、どうして「母」はそれが出来ないのだろう…。
「今の人は遅くまで仕事で大変ね、お父さんだって若い時は遅いこともあったけど、ここまで遅いことはなかったわよ」と言いながら、起きているのだ。
それは週休2日になったからとか実力主義社会になったからとか政治のせいだとか単に会社の違いだとかいろいろ理由はあるだろうけど、そんなこと言ってても仕方なかろう。
それに、単に千矢父がそうであっただけで、他の家庭では父親の勤務時間が変則ということも珍しいことではなかったんじゃナイかね？
各家庭にライフスタイルってものがあるのだよ。
ともあれ今私が言いたいのは、千矢母が体を壊したりしないよう、無理のナイ範囲でだけヘルプして貰えれば充分ですよぅ、ということだー。

結局千矢母は、帰宅したハルトくんに温かい食事を並べたところでようやく寝に行った。
明日も天気は悪そうだから、明日の日中はゆっくりテレビでも眺めつつ昼寝をしてくださいな…。

9月26日

朝起きたら、隣にハルトくんの姿はなく、時刻は9時半。
サキタがよく寝ていたので、一緒に寝坊した格好だ。
私とほぼ同時にサキタも目を覚ましたため、一緒に手を繋いで階段へ。
先に起きていたハルトくんの気配が下からしたと思ったら、ハルトくんが階段の途中まで登って来て言った。

「じぃじが来てます」
は？

てっきり千矢父のことかと思ったが、千矢父は当日いきなりの行動をすることはまずナイ。
ましてや、それが娘の家といえど他家への訪問だなんて、まずアリエナイ。
しかしもう一方のじぃじと言えば、お住まいは富山である。
まっさかーと思いつつリビングへ行くと、そこにいたのはハルトパパだった。
マジか。

昨日18時頃、妊婦健診の結果を報告するために富山に電話し、その時サキタとも話をしたのだけど（最近、電話していると代わりたがるので）、それで孫フィーバーに火がついてしまったのだろう。
昨夜21時頃突然出発し、仮眠を取りながら車を走らせ、今朝9時20分頃我が家のインターホンを押したという。
「窓から車が見えたから、今更驚きはしなかったけど『来たよ…』と思ったよ。インターホンが鳴ったから出たら、『宅配便ですー』とか言うし」（ハルトくん談）
因みにハルトママも誘ったらしいのだけど、ハルトママは「孫には会いたいけど、そんな急に行くんはイヤやわ！」と来なかったらしい。正解。
ハルトパパ面白過ぎる。（見てる分には）

さすがに疲れたらしく午前中はソファで寝てたけど、昼前からサキタとハルトくんと公園へ。
私はその間寝室へ行き、リトドリンの副作用に目を回しながら横になっていた。
ハルトくんは昨日寝て過ごしてしまったからサキタをどこかに連れ出して遊ばせなくてはと考えていたようだし、かといって何か具体的なプランがあったわけではナイから、ちょうど良かったのかな？
サキタは勿論、喜んでいたしね♪

コンビニでお昼ご飯を買って帰ってきたと思ったら、ハルトパパは「じゃあわしゃあそろそろ…」と食べずに帰るし！
滞在時間4時間だよ！　しかもそのうち2時間は寝てたよ！
何しに来たんだろう！！
たったこれだけのために、片道最短でも6時間のドライブ…。
運転自体が好きでなければ、絶対無理だよね…。
ハルトママ、つくづく来なくて正解。乗ってるだけじゃ、疲れるだけだわ。（＾-＾；

午後は私はサキタと昼寝。
ハルトくんは少し自由時間が欲しいということで、1人で車で出掛けたよ。
何を買うわけでもナイのに、カー用品のお店に行ったそうだ。
私が目的もなく本屋に行くのと同じかな？

夕飯は何か食べに出掛けてみようか、と車で焼き肉を食べに連れ出してくれた。
いつも行っていた牛角は駐車場がナイため、車で行ける店舗をネットで探してくれたよ♪
家での焼き肉は1回だけやってみたことがあるのだけど、ホットプレートの始末もさることながら、ダイニングからキッチンまで油の飛沫が換気扇の風に乗り、後の掃除が大変で一発で懲りたのだー。
なので、久しぶりの焼き肉♪　しかもお出掛け♪
隣のテーブルの客がガンガン店員に文句を付けるタイプだった上に喫煙していたのが少々困ったけれど、そんなの牛角クラスなら仕方ナイしね。
店員さんの感じは良かったし、サキタも機嫌良く食べていたし（ビビンバとかワカメスープとか好き。お肉は少々。最後に牛角アイスも一緒に食べた♪）、大満足だったよ！

すぐ下の階に本屋さんがあったので、そこにもちょっと寄らせてくれた。
本当に小さいところだったので、好みの棚はすぐに見終わってしまったし、品揃え的にはかなり物足りなかったのだけど、雑誌を1冊買って帰ったよ。
本屋さんをフラフラなんて、超久しぶりで嬉しかった！（≧ω≦）
ありがとうハルトくんー！！