Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

ズボン。

2014-05-29 23:38:48 | Weblog
ヒナタのお迎えに行くと、先生がくすくす笑いながら「ズボンを見て下さい♪ ついさっきお漏らししてしまって、取り換えたんですけどね」と。
見ると、確かにヒナタのものではないズボンを履いており、しかもちょっとサイズが大きそう。
いつも着替えが足りなくなると保育園のものを貸し出してくださるのですが、しかしどっかで見たような…?

「お着替えが足りなくなってしまいまして、園のものを出してあげたら、『それは履かない。にぃにのを借りる』と言うんですよ。
じゃあいぬ組さんに行ってサキタくんに頼んでみようっていぬ組さんに行って、そしたらサキタくんは快く『イイよ』とロッカーから着替えを出してくれたんです。
でも丈が長いジーパンだったので、それじゃちょっとヒナタくんには無理だから今履いてるハーフパンツと換えてくれない? って頼んでみたら、『えぇ~、でもイイよ』ってね、履いていたものをその場で脱いで、貸してくれたんですー!
ヒナタくんも素直にそれを『ありがとう』って受け取って履いて、サキタくんはジーパンを履いて、バイバイして戻ってきました。うぷぷ(≧ω≦)」

もう先生は笑いを堪え切れない様子でげらげら笑いながら、とても楽しそうです。
私的にはもうオチは見えたな、という感じではありましたが、ご迷惑をおかけしたには違いナイので最後まで苦笑いで聞いていると、まぁ想像通りの流れだったよね。

「本当に、仲良し兄弟ですねー! サキタくん優しくて、ヒナタくんも素直にいうこと聞いてお兄ちゃんが大好きで、やり取りがすっごくスムーズですよね! げらげら」

そして最終的なオチは、ヒナタの着替えはもうワンセットロッカーにあったんだけどねってことでしたよ先生。

それにしても、サキヒナの仲良しぶりは常々感心しておりますが、保育園の先生・プロの保育士がこれだけ笑うってのは、ちょっと普通じゃナイんじゃなかろうかという気がしてきました。(この先生に限らず)
それとも単に、保育士を職業に選ぼうという資質の方々は子どもがとにかく大好きで、私のような一般人に比べたら子どもの仕草や言動に対する感度が敏感ってことなのかね?
いや、仲がイイのは結構なことなのですけど、それが「しょーもないママを持ったが故の団結力」のなせる技なのではなかろうか、という不安というか危惧というか。
要するに「私の育て方が何かオカシイのではナイでしょうかね?」ということさ。
問題を起こしているわけでは(多分)ナイし、褒められることの方が多いので、今更矯正すべきことはナイのだろうけど…。
私自身子どもの頃は、弥生さんとイイ感じにいがみ合っていたと思うんだよね!
幼少期に兄弟喧嘩で掴むべき何かを、サキヒナは掴み損ねるってことナイよね?
取り越し苦労であってくれ。

ぐるぐるとそんなことを考えながら園庭に出ると、サキタはふざけてもたついていた同じクラスの女の子の靴を出してあげたり、他の女の子にもちょっと離れたところにあったリュックを渡してあげていたりしていました。
それが実に自然で、サラリとやっては恩に着せることもなく側を離れ、あーコイツいつもこの調子なんだなー… と思わせる感じ。
ジェントル…。

サキタに「お友達と仲良く、女の子には優しく、小さい子は可愛がる」と叩き込んだのは、ほかでもナイ私です。
すっかり刷り込まれたらしいサキタは何の違和感もなく行動しているだけと思われますが、そのまま大きくなるがイイさ。
大人になった時、きっとママの教えの意味がわかる時が来るわ。(良い伴侶を見つけるためですよ)

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