Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

慣れナイ公園。

2012-12-29 23:51:49 | Weblog
起きたら10時半でビックリした土曜日。
だって昨夜はハルトくんが飲んだくれて帰宅… はイイけど、どうやら毎年結構バカな飲みをする人達との忘年会だったそうで(言っちゃうけど会社のサッカー部)、「大変だった… しんどかった… 飲み過ぎ…」みたいな帰宅。
私は下戸なので、酔っ払いなど不愉快でしかナイ上に、イイ歳して毎年こうなるとわかってる忘年会に非常にイラっとします。
それが楽しいと思ってるいつまでも学生気分の抜けない馬鹿に付き合ってる時点で、それを労えと言われても無理。
しんどいのかもしれないけど、酒臭いまま「風呂もシャワーも無理」と寝やがるのが不快なことこの上ナシ。
なので、ぶっちゃけかなり腹を立てていたし、イライラしていたので、寝坊してやるぜ! とは思っていたのですけどね…。
ハルトくんも何も言うに言えなかったのでしょう、放っておいてくれましたわ。

午後、ヒナタ昼寝班とサキタ公園遊び班に分かれました。
「眠い」というハルトくんはヒナタ担当… というわけで、私はサキタと一緒に家を出ます。
最近保育園の散歩で新規開拓したという、ちょっと遠いらしい公園に向かうことに。
一応地図で場所を確かめては来たけれど、基本的にはサキタの記憶を頼りに進んだところ、「このくだり完全に要らなかったよね」「あっちの道の方が近かったよね」という無駄足を散々踏んだよ。(´д`;
大人数で進むのに安全な道、初めての道の探索、園児達の体力を削るなどの先生方の工夫が感じられます。
結構アップダウンの激しい道順になったので、体はポカポカと温まったよね!

着いてみたら、そういやこんな公園あったっけ、と見たことくらいはある公園でした。なるほどちょっと遠い。
雨上がりで地面がぬかるんでいるせいか、単に寒いせいか、何故か男児ばかり。(^-^;
小さい子向けの遊具もあるけど、真ん中は広くスペースが取ってあって、サッカーとかドッヂボールとかやる感じ。幼稚園~小学生向けかな。
サキタは、そこにいた5~6歳の少年達(初対面)に混ざって遊び始めました。
いつもこうなのだろう、と容易く想像できるほどに躊躇なく砂塗れ土塗れになってますが、子ども社会の遊びに口は出すまい… と沈黙し、ついでにちょっと離れたベンチに座って様子を伺います。
その子達には親はついてイナイようですので、親が入ってイイ世界ではナイと判断。
「オマエ誰?」「高瀬サキタ!」「何歳? 俺5歳!」「4歳!(サキタ)」「俺も5歳! オマエは何歳だよ、ホラ言えよ」「…6歳」「ボクも4歳!」
子どもだからか男児だからか、すんなりと仲間に入れてくれた模様…。

で、離れてチラチラと見ていたのですが。(ガン見してると、他の子には威嚇になりかねないなぁと)

体格的には大差ナイけれどやはり年上中心のグループでは、サキタがいつもの保育園の友達相手のようにリーダーシップを発揮しようとしても相手にされナイし、やっぱりいろいろテクニックも及ばナイ。
かといってサキタは対等のつもりで偉そうな口を利いたりもするので、他の子に迷惑かとも思うのだけど、そこら辺は適当にあしらいつつ遊んでくれています。(つーか細かいことはしれっとスルーされる)
容赦なく置いてけぼりにされるし、他の子は元々友達みたいだし、サキタはまだ知らない遊びやルールも多いのです。
「ドッヂボールしようぜ!」となってもサキタは知らナイし、「グーパーしようぜ!」でグループ分けなんてのも知らナイらしい。
知らないなら素直に教えて貰えばイイと思うのですけど、「何だよソレ!」と偉そうに言っちゃったり、「そんなのよりこの遊びやろうぜ!」と譲らなかったり。
ドッヂボールなどというスポーツ的なゲームは、まだ魅力を感じナイというか、知らないので食わず嫌いしているというか…。
サキタにとってはまだ慣れない公園のため遊具も魅力的で、遊具を絡めた遊びをしたいのですよね。(^-^;

とうとうドッヂには参加せず、ボールだけ借りて1人で遊び出しました。うーむ。
そのボールも、借りてるというのにさも使うことが当然のように… (´д`;
いつも同じ年齢の子達とばかり遊んでいる弊害を見た気がします。
保育園では「縦割り保育」という、上下のクラスの子達と絡んでの遊びや行事、運動会の種目などもありますが、間違いなく先生の目がありますしね…。
上手くいっていなければさりげなく取りなしてくれているだろうしね…。
うさぎ組では割と先頭に立ってアレコレやるタイプのようなので、自分が誰かに付き従うというポジションに慣れてナイのでしょう。
その点、兄のいるヒナタはもっとうまくやるようになるのでしょうね。きっと。

その後、小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんがサキタが1人で遊んでいる遊具のところにやってきました。
サキタは嬉しそうに一緒に遊ぼうとするのですが、今度は先ほどとはもっと年齢差のある2~3年生くらいの子達。
彼らにとってはサキタなど、「ひよこ」「まめ」「みそ」などハンデを与えて何とかあしらうレベルの「小さい子」です。(´▽`;
坂があればサキタはボールを転がしますが、小学生はそこを駆け上がったり、上にいる仲間の足を掴んで下まで引きずり降ろしたりするようなダイナミック(てほどもナイけど、サキタがやったら危険だと叱られるレベル)な遊びをしますわな。
案の定サキタは混ざることなどとてもできず、話し掛けてお喋りして貰う程度。(勿論適当にあしらわれてるけど)
小学生達は、「ホラ! 後ろ小さい子いるから気を付けて!」と仲間に声を掛けたり、「この子的に、俺らと一緒に遊んでる設定っぽいんだけど(笑)」と笑われていたり…。
「『設定』ってなんだ?」とカッコつけてる口調のくせに全然カッコついてナイ台詞を吐くサキタに、「まだ知らなくてイイと思うよ~」とお姉ちゃんが親切に答えてくれていました。泣ける。

やがて小学生が別の遊具に行ってしまうと、そろそろイイ時間。
帰ろうとサキタに声を掛けると、泣き出してしまいました。
そんなに楽しそうには見えなかった(というか状況が不利過ぎて)のに、「まだ遊びたい。楽しい」と。
そして、小学生の後を追い掛けてジャングルジムで遊びたいと…。何か切ねぇなあ。
サキタはジャングルジムで遊んだことなど数えるほどしかナイので、登るだけでも必死なのですが、小学生達は当然ひょいひょいと移動し、どうやらジム上で鬼ごっこをしている様子。無理。
「お兄ちゃんやお姉ちゃんと同じことをしようとするな。しっかり登れるようになれ。お兄ちゃん達の動きを見て、練習しろ」と言い含めて少し端の方で遊ばせてやったら、嬉しそうに登り降りしていました。
真っ直ぐ上下に登り降りするのがせいぜいなので、それほど邪魔にはならなかったと思うけど、気を遣ってくれた小学生達、スマン! ありがとう!

最後は、最初に仲間に入れてボールを貸してくれた子達にお礼を言って、小学生達にバイバイを言って、公園を後にしました。
私は親バカ目線なので、切ナイというか見てられナイというか、相手の子達にもサキタにもモヤモヤとした気持ちになってしまったのですが、サキタはそれなりに楽しかった様子。
しかし「もっとお兄ちゃんお姉ちゃん達に優しくしたかった。自分も何かしてあげたかった。その前の子達にも優しくしたかった」と呟いていました。
サキタは優しくなかったわけではなくて、まだ4歳で相手よりもやれることが限られていただけのことなのですが、その表現も正確ではなくて、「諸々もっとうまくやりたかった。お互いにイイ関係でうんと楽しく仲良く遊びたかった」というような意味合いに取れました。
うんうん、人間関係ってなかなか難しいけど、真っ直ぐぶつかっていったサキタは、間違ってもいなかったと思うよ。
ただ、いつでも自分のやりたい遊びに相手が乗ってくれるとは限らナイってだけのことだ。

帰り道、サキタはいつまでもしょぼくれているわけではなかったものの、ママはちょっと微妙な気持ちだったのでした。
サキタが楽しかったのなら、それでイイさと思いながらも、自分の思うようになかなかいかないで戸惑ったり悲しくなったりする様子を見ているのは、しんどいものがありますね。
私が一緒に遊んでやればイイのでしょうが、その公園の雰囲気からしてね、「ママとよちよち遊んでいる子」はいなくてね。
サキタも、私を誘うことはなかったのです。
だから、何か子ども社会にしゃしゃり出るようで、場違い感バリバリでね… 親がひっついた時点で、よその子の輪に入ることは完全にできなくなる感じでね…。

頑張れサキタ、サキタならきっと、うまくやれるようになるから。

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