Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

[3連休ネタ] 小出し⑤

2006-09-28 23:44:25 | Weblog

9月16・17・18日の連休の小ネタです。

【17日・石和温泉】
ハルトくんの実家を出て数時間。
またも眠りこけていた私だったが、気が付くと完璧なる渋滞にはまり込んでいた。
窓の外は、激しく打ち付ける大雨。
今夜宿泊予定の宿まではそう距離は無いものの、ほとんど動かない車の列に、ややげんなりとしたムードが漂う車内。

やがて辿り着いたホテルは、ホロホロ鳥料理をウリにした温泉宿であった。

今回手配していた部屋は、2部屋目のある少し豪華な部屋。
寝室を分けたのは、建前は「寝る時くらいはハルトくんが気を遣わなくても良いように」であったが、真の理由は「千矢父のイビキ回避」である。
以前(結婚前)家族で旅行した際、千矢父の絶え間ない大音量のイビキに私は一睡もできず、キレたことがあるのだ。
大好きな父であることは間違いないのだが、こうまで完璧に睡眠を妨げられては、娘としての愛情やらこれまでの恩やら全てを吹き飛ばしてしまう。
これだけは、千矢父の唯一にして最凶の欠点だと私は思っている。

さて、食事は部屋でのホロホロ鳥料理。
こちらは満足のいく内容だったと書いておく。
仲居のおばちゃんがやたらと元気だったのが、妙に印象に残る食事であった。

食事の後、布団をどのように敷くかと問われ、「広い方の和室に2人分、もう一方に2人分」と答えた。
仲居のおばちゃんが、不思議そうな顔をする。

「広い方に4人分も敷けますけど?」
「イイんです、2人づつでお願いします」

どうにも噛み合わないのでツッコんでみると、仲居のおばちゃんは、「父・母・兄・妹」の家族だと思っていたようだ。
なるほど、両親はともかく、兄妹で同じ部屋にしようとするのは変な話である。
また、家族であるなら、男性と女性で分けるのもまたおかしな話だろう。
「夫婦とその娘夫婦」であることを話すと、仲居のおばちゃんは大笑いしていた。

…私とハルトくんって、兄弟に見えるのだろうか。
同い年なんだけどな。
(単純に私がガキっぽいだけのことだろう)


食事前に1回、食後にまた温泉に浸かりに出る。
女同士の風呂は、ガンガンに喋り捲るのが常であろう。
私が実家を出てからは、たまに会う千矢母は、以前にも増しておしゃべりである。
はしゃいでいるのがよくわかるテンションの高さだ。
私は私でよく喋るので、母子の会話に際限はナイ。
気が付くと2時間以上が経過していた。
男性陣は食事前の1回で満足していたようで、食後は部屋でぐったりしていたようだ。
というか、部屋に戻った時には2人とも、既に(眠りに)落ちていた。

襖を閉めると、千矢父のイビキが微かに聞こえる程度の静けさ。
連休2日目の夜は、こうして更けていった。
続く。


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