オーシャンパシフィックピース。

保育園から帰って、手を洗ってうがいをしたら、そのままお風呂へ直行のサキヒナ。
寒いからよ～く温まるようにね、ママは着替えを用意してから入るからねー！　とその場を離れ、戻って来てみると、浴室の中からサキヒナの楽しそうな会話が聞こえてきます。
うふふふん今日も仲良しだねぃ、ママのカワイイ子ども達、ママも寒いからお風呂に入れてねー♪
いそいそとメイクを落としていると、どっか懐かしいフレーズが聞こえてきました。

「そんなの関係ナイ！　そんなの関係ナイ！」

ん？　（゜д゜；

古いながらも覚えのあるフレーズですが、若干リズムや語尾に違いがあるようです。
サキタの声だけど、サキタはお笑い番組どころかバラエティすら見やしないので、そんなネタ知らないはずなのだけど…　保育園のお友達（ヘタすると先生）から教わってきたか…？

「おっぱっぴー」

やっぱそれ？　つーか今更それ？　（´д｀；

ママの知ってるのは「そんなの関係ねぇ！」だけどやっぱりそれなの？
しかし続いて聞こえてきたのは、「おっぱいだよ、ホラ、ヒナタくんのおっぱいはここー！」「きゃーぁははは、おっぱーい！」なので、何かもうママどこからツッコめばイイのかワカラナイよ！

脱力しつつもとりあえずこの場を避けて通ることはできないので、お風呂に入ります。
ママが入ってきても楽しそうに笑ってるサキヒナに、何の話をしていたの～？　としれっと聞いてみました。

「ママ、僕こんなの覚えてきたんだよ！　そんなの関係ない！　そんなの関係ない！　はい、おっぱっぴー！」
「おっぱっぴー！　きゃーはははは！！」

ママ、頭痛い。（T▽T）

「…ママが知ってるのは『そんなの関係ねぇ』なんだけど、それとは違うの？」
「ママも知ってるの？　ママの時代はそうだったかもしれないけど、今は『そんなの関係ない』だよ。お行儀がイイからね」
「おっぱいおっぱい言ってて、何がどこが行儀がイイんだよ…」
「それはおっぱっぴーだからイイんだよ～！」
「それは別におっぱいってわけじゃナイだろ…　オーシャンパシフィックピースの略だよ」
「何それ？」
「…世界平和？」
「そんなのかんけいない！」（ヒナタ）

ホラまた、ヒナタがまた変なこと覚えた～…。（T▽T）
やんわりとサキタを非難すると、サキタは慌ててヒナタに言い聞かせていました。

「ヒナタくんは言わないで、先生がびっくりするから。にぃにくらいの子が言うことだからね」
「『おっぱっぴーだよ』って言っとけば、先生もそれほどびっくりしないと思うよ…」
「え、りす組の先生は知らないでしょ！　びっくりするでしょ」
「大人は大抵知ってるんだよ！　ずっと前にテレビでやってたんだからな！」
「おっぱっぴー」（ヒナタ）

因みにサキタはどこからこのネタを仕入れて来たのかというと、やっぱり保育園のお友達からでした。
K太か？　と特定のお友達の名前を出してみたところ、まんまとその通りで。
まぁだいたい、ロクでもナイ上に若干古いネタを持ち込んで来るのはいつもK太なんだよね…　アイツどっから仕入れてくるんだろ…　親か小学生のお姉ちゃんかな…。（脱力）
典型的なイタズラ坊主なK太、サキタと長い付き合いながら、今日も仲良しです。