Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

トッキュウジャーおにぎり。

2014-05-14 23:30:45 | Weblog
サキタの遠足、当日の朝です。
今日は頑張って5時に起きようと目覚ましを掛けて実際起きたのは5時20分くらいだったわけですが(オイ)、とにもかくにもお弁当の支度に掛かりました。
何をそんなに気合入れているのかと言いますと、サキタのリクエストおにぎりですよ。
もうね、アレコレ言うより見て貰った方が早い。

こちらが完成したお弁当になります。どん。

ええい、おかずなんか見てなくてよろしい。

トッキュウジャーおにぎり!

トッキュウ1号(赤)と、トッキュウ3号(黄色)です。
1号は鮭ワカメおにぎり、3号はすき焼きふりかけおにぎり。


今朝の全エネルギーを注ぎ込んだ力作です。
どうよ、料理は苦手だが、美術は得意だ!
材料が食材というだけのアートだと思えば、ちまちまカニカマをピンセットで裂きもするさ。
キョウリュウジャーの時は、レッドの他は「海苔巻いてブラックだ!」と安直にカラーチョイスしましたが、今回も「玉子で3号」とチョイスは楽でした。
だってほら、他は青と緑とピンクですもの。
青は食欲減退食だし食材調達面からも却下、緑は野菜っぽくなってサキタのテンション下がりそうで却下、ピンクっつったらさくらでんぶくらいしか思いつかないけど、サキタは食べたことが多分ナイので警戒されそうで却下。
トッキュウジャーは乗り換えで色が変わる戦隊なので、ぶっちゃけおでこの数字さえ変えれば何号でもイイような気はしますが。

正直言えばもっと野菜を入れたいところではありましたが、美味しく楽しく食べられるもの重視なのでヨシ。
キュウリとトマト(見難いけど、パンダピックが刺さってるヤツね)が入ってるし、おにぎりのボリュームを考えてデザートのブドウを大目に入れておきました。
果物なら、お腹一杯だろうと完食してくるだろう…。
キラキラピックのくるくるは、単に魚肉ソーセージとキュウリをちくわでくるっと巻いて止めただけのものですが、これは千矢母がよく作っていたおかず~♪ 可愛いのでよく真似します。
玉子焼きがハートになっているのは、毎回ママの拘りです。この一手間が、ママの愛。

何とか通常のサキヒナ起床時刻に間に合わせることができました。
いつものようにサキヒナを起こし、サキタに「ほら! ママ頑張ってトッキュウジャー作ったよ♪」と見せたところ、「ごめんねママ、本気出させちゃって。こんな難しいの頼んじゃって」と謝られたよ? (゜д゜;
え、いやそこはママがムキになる性格なだけで。
あーいやそう言えば、確かに昨日こんなやり取りがあったっけ。

「ママ、明日のお弁当、キョウリュウジャーおにぎり作って!」
「げ?! あれはギザギザで難しいからなあ… つーかトッキュウジャーじゃナイの?」
「じゃあトッキュウジャーおにぎり作って♪」
「うむぅ… 作ったことナイから、できるかわからんけど… あの~、普通に三角じゃダメ?」
「…そうだよね、うん、おにぎりはやっぱり三角だよね! (^▽^)」
「あのな、一応、トッキュウジャーやるだけやってはみるよ。でも難しくてできなかったら、三角で勘弁してな?」
「わかった!」

このやり取りで、サキタは半分以上諦めていたのでしょうね。
聞きわけのイイ子だわね…。(´ω`;
しかし、ママが本気を出したことはわかったようです。バレたか。

そんな様子を見ていたハルトくんは、「トッキュウジャーおにぎり、すげぇ…」と絶句しておりましたが、サキタの微妙な反応と、それに対する私の反応を見ていたのでしょう。
登園したサキタの様子を、LINEで知らせてくれました。(登園担当はハルトくん)

「サキタは登園したら、早速お友達にお弁当を自慢してたよ。『ママが本気出して作ったんだよ。ママはやればできるんだよ』というようなことを言ってたよ」

何なのでしょうサキタよ、その上から目線は。(´▽`;
しかし、私が目にしたサキタの様子よりも、実際のところはずっと喜んでくれていたようで、安心しました。
気合入れ過ぎて、サキタ本人がドン引きかとちょっと思ったわ。
因みにヒナタは遠足ではナイのでお弁当はナイのですが、トッキュウジャーおにぎりを見て朝食に食べたいと言い出して困りました。
秋の遠足で作ってやる約束をしてしまったので、また大変なことになりそうです…。
日常的にキャラ弁作ってるママさんって、凄過ぎるよね…。

因みにラップで包む前は、こんな感じなのです。
おにぎりを作ったら上にひょいひょいとパーツを載せているだけで、特にくっつくような工夫はしておらず。
最後にラップをくるりと巻いて固定しているので、お弁当箱の中で展開するキャラ弁は、どうやって崩れないようにしているのでしょうね???

なお、暑い日だったので、半分に切った抗菌シートをラップの中に仕込んでいますよ。
お弁当箱の上にも、勿論載せました。
本当は梅干しを入れたいところなのですけどね! サキタは食べないからね!


さて。

朝からやりきった感半端ナイ状態で出勤し、何とか業務を終えた夕方、サキヒナのお迎えです。
遠足楽しかったかな、お弁当箱とカトラリーセットの間に内緒でお手紙を挟んでおいたけど気が付いたかな、喜んでくれたかな、お弁当は全部食べてくれたかな、アレコレ考えながら、笑顔のサキタを思い浮かべてニヤニヤしつつのお迎えです。
ヒナタを先にピックアップしてサキタのクラスに行くと、ちょっと白けた様子のサキタ。あ、あれ?

「僕、オヤツを全部食べられなかったの。途中で先生に『行くよー』って言われちゃったから、すぐに残りをリュックに仕舞ったの。だから、夕ご飯の後にヒナタくんと食べようと思って。イイ?」
「…えと…、イイけど。ヒナタにも分けてくれるの?」
「本当は全部自分で食べちゃおうと思ったんだけど、食べられなかったし、僕だけ食べてたらヒナタくん食べたくなって可哀想でしょ? だから一緒に食べようと思うんだよ」
「あぁ、そぉ… 分けてあげるの、イイね… 一緒に食べた方が美味しいしねー」
「もしヒナタくんが食べないって言ったら、僕ママと食べようかな」
「いや、ヒナタくん食べてくれると思うよ」
「ママ、食べられなかったら悲しい?」
「ママは大人なので我慢できるから大丈夫です」

遠足では、スナックやラムネ、ミニゼリーなどの割とジャンクなオヤツセットが渡されます。
サキタが食べ切れないような量ではありませんが、きっとお友達とふざけていて食べるのが遅くなったりしたのでしょう。
残してしまったオヤツが食べたくて、しかもそれをヒナタに分けてやってお兄ちゃんぶりながら食べたいという気持ちでいっぱいだったのでしょうね。
それはそれで優しい気持ちではあるので結構なことですが、お弁当の感想は見事に吹き飛んでいたサキタだったのでした。ママハートブレイク。
イイの、君が幸せなら…。(T▽T)

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