















以上の「見本・唐団扇」紋は、すべて岐阜市西部の墓地の「小林」姓の墓石紋です。
この墓地は小林姓が圧倒的に多く、すべてこのような形の「見本唐団扇」紋で、次いで森岡姓の「澤潟」紋でした。
紋帖に掲載されている「唐団扇」紋は最初の墓石紋のみです。
このように同じような形で、各家ごとに紋が少しづつ変っているのを見るのは初めてで、圧巻でした。各家で、お互いに分かるように少しづつ紋の形を変えよう、と申し合わせしたかのようです。
小林姓には、今の調査段階では幾種類ある紋の中で「五三の桐」「鷹の羽」紋が比較的多く、この紋は今のところ二件だけありましたが、こんなに多く、又多種類の「見本・唐団扇」紋があったとは、驚きです。
この「見本・唐団扇」紋は「房付き軍配(仮称)」と並んで、来る度に紋の形が変わる、要注意紋の一つです。紋や泣かせの紋です。
アップするが画像が多く、重複して今いました(涙)
正確にはこちらを参考にして下さい。