紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

バレンタインデー

2010年02月15日 17時32分23秒 | 日々
昨日あーちゃんが、バレンタインのプレゼンでチョコレートとソフトクッキーを作って持って来ました。最近アニメの影響か、お菓子作りに熱中していろいろおもちゃの道具を買って作っています。
将来はケーキ屋さん!!!!!!!!!!!!!!
  

  
ママに手伝ってもらったとはいえ、うまく出来ていて、見栄えもよく(じじバカ?)おいしかった。知らぬうちにどんどん成長してます。

せっかくプレゼントを持って来てくれたのに、ばあは咳がひどく、おじじ(息子)は新インフル、当のじじは罹らないはずの年でその新インフルが移り、期待はずれで淋しく帰りました。

ホワイトデーにはいっぱいお返しするからね~

これが唯一のバレンタインプレゼントでした(泣)チャンチャン!

トヨタ自動車のリコールについてー私の体験

2010年02月11日 07時55分59秒 | つぶやき
[リコールの内容]
ABS(アンチロックブレーキシステム)の制御プログラムが不適切なため、ABS作動完了後の制動力が作動直前の制動力より低下することがあります。そのため、ブレーキをかけている途中に凍結や凹凸路面等を通過してABSが作動すると顕著な空走感や制動遅れを生じることがあり、そのまま一定の踏力でブレーキペダルを保持し続けた場合には運転者の予測より制動停止距離が伸びるおそれがあります




トヨタの発表によるリコールの内容は、以上の通りである。

私が現在乗車している車は、トヨタのカローラワゴン9年式(平成9年という旧式)ですが、ABSは装着しているようです。
乗り始めたころから感じていたのですが、その事を修理屋に聞いてもいい返事がなかったのでそのままにしていましたが、今回のABSリコール問題が発覚して、今まで乗っていて違和感を感じていたのはこれが原因だと、やっと分かりました。


それは、リコール内容と同じで、運転中左折時、道路の横断マーク、或いは橋の繋ぎ目の鉄製部分で、スピードを落とすためにブレーキを軽く踏むと、スリップ状態ーブレーキにロックがかかったような感じートヨタ社長の言では「抜ける?」感じーでブレーキが利かない状態になる事が多かった。

この状況はすぐ回復するのですが、運転慣れしている私でもチョット焦ります。間近に車が入れば追突の可能性もあります。

この私が感じたブレーキの状態が、今回のリコールの内容と同じだったら、トヨタのABS=ブレーキシステムは、ズーット昔、ABSシステムを導入した時点から始まっていたと思われます。

今回はハイブリッド車など新車が対象です。単なる私の車自体の問題だったらいいのですが、トヨタの車、特に古いタイプの車にに乗っている皆さんは、如何でしょうか?

今は販売店もリコール問題で忙しいでしょうから、時期を見て一度提起して見ようと思っています。

「珍しき紋」 (48)

2010年02月10日 18時02分22秒 | 珍しい紋
  
松茸型「並び松」?
「並び一本松」
「対い三階松」は描いた事はありますが、一階松の並びの紋は初めてです。
「花嫁のれん」の金沢からの張り紋の注文で描きました。

  
「丸に左一つ巴に小剣」とでも名付けましょうか。
秋田県出身の「長岐」姓の方からの、祝着の刷込み紋で描きました。

  
「丸に見本・杜若に水」
この紋は「田口」姓に比較的多く、祝着の刷込み紋です。

先日も東濃の田口さんから、紋の由来について問い合わせがありましたが、浅学な小姓、「きせき」さん
に振りました(汗)

この方の紋は、具象的な「杜若に水」紋でした。
  


「家紋ギャラリー」も残り僅かになりましたが、今まで不明で済ましてきた紋に、新たに紋名が分かる事もあります。
ひとえに私の勉強不足の性で、汗しきりです。
  
「見本・赤鳥」

とは言っても「鳥」ではなく、女性の櫛の垢取りの道具から紋章化されたものです。上部の丸は紐を通す穴です。
もう何十年前に描き、整理していたら原稿が出てきました。







「家紋ギャラリー」たより 『字』

2010年02月02日 19時23分54秒 | 
ここ半年「姓と家紋と集落」で時間が取られ、「家紋ギャラリー」の更新・編集が出来なかったが、やっと1項目仕上げられました。

『し』の項の「字」ですが、これはいろいろ書き方があって一つの文字でも形が変わってきます。

又「角字」なる紋があり、この判別がなかなか難しく、不明のまま掲載しました(汗)

  
   「家紋ギャラリー」 『字』 

  
この形の字は以前よく描きましたが、読み方が分からなく今まで来ましたが、編集中「松」の字と確信しました?形も三種類残っています。

  
この紋は、「藤」の各字の変形型だと思います。

まだまだ分からない角字があります。

   
「角字」紋に関しては、長野の紋屋さん<大石文彦>さんが「名頭紋監」という紋帖を発行していますが、調べるのに時間がかかり、ズルして申し訳ありません。
興味ある方は、そちらの方に訪ねてください。

思い込み・・・・・野田姓の「又の字」紋

2010年02月01日 18時35分59秒 | 墓石を訪ねて
   

上の紋は「野田」姓に多い紋で、今まで字面から「ヌの字」紋だと思い、家紋ギャラリーでもそう紹介してきました。

ところが、先日岐阜市から南、足近町北宿の墓地を訪ねると、この様な紋の墓石が数多く見られました。もちろん野田姓の墓石で、墓地の80パーセント近くが野田姓でした。



   

又の字にも見え、近くで畑作業をしていた地元の人に確認すると、「まるまた」と言い、「又」の字でした。
一瞬、野田姓の「又の字」紋の発見のうれしさと共に、自分の思い違いの恥ずかしさを味わいました。

話によりますと、江戸末期まで野田なにがしと云う庄屋がいて、明治になって姓を付ける時に、村の皆が庄屋の「野田」姓を名乗った、又野田には三系統あったらしい、という事です。

一昔の私でしたら、姓を持たない或いは名乗れなかった村民のほとんどが、庄屋の姓を名乗る事は、疑いませんでしたが、今は、一部の人はそうかもしれませんが、江戸時代のいつ頃からか野田氏がこの地に来て営農し累々と子孫を増やしてきて、一族を形成したのではないかと、推測します。

もっと江戸時期の村落の有様を勉強しなければなりません(汗)