紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

ムムム・・・・・「答え」

2008年02月28日 20時34分32秒 | 日々
     
               ↓

       

イスラム寺院の屋根でした。
とはいっても、実際には寺院の屋根ではなく、モーテルの屋根の飾りに使われる、と云う事でした。

たま~に見掛けませんか???????
近所のモーテル(私には全然関係ない所ですがー汗)で見掛けたような気がして、デジカメ携帯して出かけたのですが、イザ捜してみるとナカナカ見当たりません。
で、失礼ながらパクってきました’汗)

一部の人にはお騒がせ致しました。
この件はこれでお仕舞い!

ムムム・・・・・・・・何だ?????

2008年02月27日 17時29分07秒 | 日々
たまにはお遊び・・・・・・・・・・・

これ ↓  な~んだ?????????
  
静かな郊外の畑の中に、奇怪な物体・・・・・・・・・・・
高さは2メートルはゆうにあると思われます。
恐竜のウンコ????????????
宇宙船???????????????
ある人は、タマネギ????かな??????

何時も配達の道で、出っくわす物体です。
疑問に思い、写真を撮ろうと思いながら、1,2年経ってしまい、ヤット今日撮ってきました。

オッカナビックリ?接近して撮ると・・・・・・・・・・・・・・・
  

さて、これは何でしょう??????????

当てて見て下さい!!!!!!

<ヒント その1 異国情緒, 何かに使われています>

<ヒント その2 建造物の一部>

引っ張ってスミマセン(汗)明日発表します。



「家紋G」たより(35) 『雪輪』

2008年02月22日 09時09分44秒 | 
「雪・雪輪」紋は単独に紋入れする事はなく、『輪』と呼ばれる様に、様々な紋の外枠として使われ、中に色々な紋を入れる事が出来ます。
女紋として使われる事が多く、定紋、例えば「丸に隅立四つ目」の場合、この地では女紋は『丸なし隅立四つ目』か細輪をつけて『細輪に隅立四つ目』にする事が多いです。この替え方は一般的ですので、少し趣向を変えて丸の変りに「雪輪」をつけて「雪輪に隅立四つ目」として使用するようです。その証拠に、男紋付には一部を除いて殆ど紋入れした事がありません。
   ⇒  
またその形の優雅さからか、着物の柄にもよく使われます(今は雪輪模様の着物が手元にないー汗)

    「雪輪に三つ引」
この仕事を始めた頃、この紋をよく紋入れをしました。

上の紋に比べて、↓ の紋は、少々クドイ感じがします。
    「雪輪に隅切に三つ引」
紋が、中から「三つ引」紋、「隅切」紋、「雪輪」紋と、三重になって、紋の形が複雑になっています。

こちら 「雪輪」 で紹介していますが、形の整った紋、又形のいい紋といろいろ掲載しました。

同時に、「金封袱紗」で『正絹』の袱紗を追加しました。

「篤姫」(2) この障子・・・・・・

2008年02月18日 17時00分22秒 | 篤姫
大河ドラマ「篤姫」、最近は薩摩の紋「丸に十の字(轡)」しか登場せず、取上げる場面がなかった。(老中・阿部の紋は「丸に右重ね鷹の羽」だがうまく撮れない)

篤姫と肝付?との御守り交換ー別れの場面で、・・・・・・・・・・・・
画面に目が吸いつけられました。
ナッツカシイ・・・・・・・・・・・思いません?????
  
障子の枡の中の曲線を描いた物・・・・・・何というか分かりません(汗・誰か教えて下さい)
昔の障子にはこの様な物が、何の役割の為か知りませんが、ありました。
ものすごく懐かしい想いに囚われ、思わずシャッターを押しました。

あとは、「薩摩の紋ー轡」のオンパレード。
  

  

「珍しき紋」(29) 地方独特の紋

2008年02月17日 19時28分26秒 | 
月紋には中に色々な紋を入れる事は可能ですが、星を入れるのが多い。
「真向き月に三星」
  
黒留袖に紋入れをしました。当地・美濃地方では比較的「臼井」姓にある紋です。
   「月」紋
   「星」紋にも若干あります(星との組合せで)


名付けて「組合い藤輪に右二つ丁子巴」
この様な「藤輪」紋は描いた事がありません。
 
ブログへの投稿で、問合わせがあって初めて知りました。
送られた見本は ↓
  
初めて見る「藤輪」紋で、「繋ぎ藤輪」とでも云いましょうか、と話していましたが、出身地が『富山』と云う事で、富山の紋屋さんに問合せました。(元々は北九州だそうです)
地方地方には、独特な紋が存在する事が改めて知りました。
「組合い藤輪」という名称で、中の「右二つ丁子巴」は別として、中に色々な紋を入れて描かれているそうです。

別に注文ではありませんでしたが、面白く・珍しい紋でしたので、描いてみました。
    「藤輪」紋はこちら 

「珍しき紋」 (28)

2008年02月09日 18時18分17秒 | 珍しい紋
寒波が来る中、当地も今年初めての積雪となり、冷え込んでいます。10センチ近く積もりましたが、昼間の雪で凍て付く事もなく、安心して配達が出来ました。今夜の冷え込みが心配です。

この前「家紋G」『笹』をアップしたばかりですが、下のような見本紋「二本竹笹に雀」が来ました。

 ⇒ 
幕に描いた紋の見本でしたが、祝着の紋の大きさ(33ミリ)にすると、雀が細かくなり苦労させられました。

「雪輪」紋の中には様々な紋を入れる事が出来、種類は多くなりますが、そんなに珍しい紋とは云えません。でも連続して紋入れが来ましたので、チョット紹介します。
 「見本・雪輪に一の字」
普通、「雪輪に一の字」紋と注文がありますと、下のように「一の字」を太く描きますが、貼り紋で来た見本は細めの「一の字」でした。
 「雪輪に一の字」

 「雪輪に尻合せ三つ蔦」
喪服に紋入れをしました。

「雪輪に~」という紋は、多く描きました。いずれ編集してアップする予定です。

「家紋G」たより(34) 『さ』完了

2008年02月07日 17時22分33秒 | 
家紋ギャラリー「さ」の項の残り『桜・柘榴』の編集がが完了し4日にアップしましたが、まだ残ってました。
「切竹」紋です。この紋は、下のように「切竹久留子(くるす)」紋が多く、「く」の項に入れていて、見過ごしていました(汗)


隠れキリシタンの紋としてよく使われたと聞いています。

桜紋は「桜」より 「山桜」 の紋の形が好きです。よく学校の校章などにも使われています。我が高校もそうでした。

  「丸に山桜」

  「三盛山桜」
これはTシャツの紋柄としても使いました。

『桜』はこちら      『切竹』はこちら

点灯式・新作「家紋様雪見行灯」

2008年02月04日 19時00分04秒 | 
去年から暖め、少しづつ製作してきた 『家紋様・雪見行灯』 が荒削りながら完成しましたので、今夕ササヤカニ「点灯式」を行いました。





わが店の看板も古びて来て、植木に隠れるようになりましたので、店の看板として 『家紋様・雪見行灯』 を作りました。
昼間の情況は明日にでもアップするようにします。

四面差替え可能な障子で作っています。柄は今までTシャツに使っていた、私のお気に入りの「家紋柄」を使いました。
まだ、紋柄の配置など問題がありますが、差替え可能ですので何枚か作って差替えて遊ぼうと思っています。

専門家ではありませんので、木の削り方、切り方、繋ぎ方はいい加減で、恥かしい限りですが、次は屋内用の『家紋様・雪見行灯』を作って練習しようと思っています。
うまく作れるようになりましたら、商品化しようかとも思っていますが、如何でしょうか?
最近「明りフェスタ」など、『明り』をテーマにいろいろ創作行灯を作るイヴェントがあり、関心が集まっている様に思えますが・・・・・・・・・・・
(プロに任せて作ってもらう手もありますが・・・・涙)

下は、お恥かしいですけど、行灯の骨組みです(汗)