紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

伊吹山 初冠雪

2011年11月23日 21時58分09秒 | 日々
  
  11月23日 撮影

宮川姓と杉江姓 その特有な紋の在り処

2011年11月09日 18時06分04秒 | 墓石を訪ねて
美濃地方では、宮川姓には「三柏」紋のほかに特有な紋として「「法螺貝」紋があり、先日岐阜市から南方、徳田地区でその集落を見つけました。前に尾張北部で初めて発見しましたが、小規模なもので、形も少々違っています。
   「宮川」
   
高澤等氏によれば、この家紋は「宗教的意義と尚武的な意義によって用いられたと考えられる」としている。



杉江姓の紋は、ほとんどが「見本・七五三根笹に違い銀杏」紋で、以前その小集落を見ましたが、今回大規模な墓石群が見つかりました。
形はいろいろありました。分家分家で少しづつ変化させて来たのでしょう。掲載の墓石紋は「七五笹に違い銀杏」でしょうか。
   
  「杉江}

小野木姓の紋

2011年10月27日 16時56分39秒 | 墓石を訪ねて

      

  <つる鷹の羽>  <桧扇に一本鷹の羽>

上の紋は小野木姓に特有な家紋である、とズーット以前に書いた事がありました。
しかし、いままで墓地を訪れても小野木姓の墓石紋は、「鷹の羽」「笹」紋などが見られるだけで、なかなか上記の紋に出会う事がなく、岐阜市の東部に多いとは分かっていましたが、少々自分に自信がなくなりつつありました。

最近の調査で、やっとその在り処が分かり、ホッとしました。
「つる鷹の羽」の名は、私が勝手に付けた名称で、正確には「三本葉に違い鷹の羽」でしょうか。菖蒲の葉かもしれません。

 大島町墓地(各務原・蘇原)

  細畑霊園(岐阜市)

      「小野木」姓の家紋分布図

今まで、二五〇〇〇分の1の地図を使って墓地を捜していましたが、古い集落があり墓地の存在の可能性が高いにもかかわらず、見当たりません。
最近2万分の1の地図を使い、目を凝らしてながめますと、前の地図では地名の文字に隠れていた<墓地>マークが次々発見できました。

これからしばらくは、今まで見落としていた墓地を訪れる事にします。まずは「地図6」から・・・・・・・


姓とその家紋分布

2011年10月18日 17時22分05秒 | 姓と家紋と集落
墓石紋の調査を始めて2年ほど経ちました。岐阜市を中心にやっと250ヶ所程の墓地を訪れました。

今まで少しづつアップしてきましたが、ここにきて主だった姓の<姓とその家紋分布図>が出来ました。合わせて各姓における古い墓石紋、変った形の墓石紋を少しづつ掲載しました。

美濃地方の方、又美濃出身の方の参考になれば幸いです。

ただ、未だ岐阜市近辺の地域しか調査できず、不完全ですが、これからの踏ん張りに免じて、ご容赦願いたいと思います。

   <姓と家紋と集落>  「姓」から入ってください


岩井氏と野田氏の家紋分布

2011年09月19日 19時34分27秒 | 姓と家紋と集落
同じ姓の家紋分布は、今までの調査では伊藤姓とか岩田姓など広い範囲に分散しているか、又例えば岐阜市の北部辺りに散在している場合もあります。

最近調べた「岩井姓」と「野田姓」の場合、旧木曽川の中州に、きわめて狭い範囲で、同姓で異なる家紋が存在しているのが分かりました。

どうしてこの様に狭い範囲(極端にはお隣同士の村)で異なる家紋を持つ家があったかは、これからの勉強、課題です。


岩井氏の家紋分布
  

野田姓の家紋分布
  


尾張国

2011年08月25日 17時26分43秒 | 姓と家紋と集落
地図上の関係と木曽川を挟んでお隣の国、ということで木曽川沿いの尾張北部の墓地を調査してきましたが、そろそろ美濃国に帰ろうと思います。

調査してきていろいろと明らかになった点と、新たな発見も出来ました。

日比野姓の「・編笠に矢」紋、丹下姓の「九曜」紋、墨姓の「五三の桐」紋、葛谷姓の「梅鉢」紋、岩田姓の「下り藤」紋、宇佐見姓の「三盛弊子」紋、早田姓の「左二巴」紋、今井姓の「口合せ三雁金」紋、梶浦姓の「中陰州浜に三雁金」紋、五藤姓の「下り藤」紋、野々垣姓の「・笠」紋などなど今まで描いてきましたが、その家紋の在り処の一つがこの尾張国北部の墓地で見つかりました。



岩田姓には「扇」紋が多いですが、この木曽川沿い(長良川を含め)に様々な形の扇紋で集中していますし、新たに「三星」「下り藤」紋も見つかりました。その分布は密集していて、編集に苦労します(汗)
岩田姓の家紋分布 

森姓の紋は、今までブログにも書いてきましたが、名称をどうつけていいか迷う変った紋があり、驚かされました。又美濃では未だ在り処が分からなかった「揚羽蝶」紋の墓地・集落の一つを見つけられ、収穫がありました。

これから木曽川を越え中州の川島町に入ります。
尾張国北部は、私の本業の配達のルートになっていますので、これからも少しづつ調査する予定です。



墓石から

2011年08月02日 17時17分37秒 | 珍しい紋
尾張の国に入り木曽川沿いに墓石巡りをしていますが、未だ描いた事のない紋に出会います。

 
青井姓の「違い柏」紋は描いた事がありますが、このように葉脈の多い紋は初めてです。そしてこの紋の方が圧倒的に多かった。

 
「見本・七五三根笹に雀」
服部姓でありましたが、同じ墓地でこのような二種類の紋が見られました。

 
「見本・揺れ一枚柏」

寺西姓で、「一枚柏」もありましたが、この紋の方が多かった。

 
岩田姓で、この墓地には「桧扇」「房扇」紋もあり、その二つの中間のような紋の形に見えます。



そして・・・・森姓の紋

岐阜では「鶴の丸」「抱澤潟」「抱茗荷」紋が多いが、この地に入り「揚羽蝶」紋も多く見られたが、前に紹介した「・糸巻き」紋に続き、↓ のような名付けようのない紋が出現しました。右端は勲章のような気もします。
 


つばめ 最終章

2011年07月25日 19時12分34秒 | つばめ
先日21日に子つばめが巣立ちし始め、楽しみだな~と思っていたら、もう24日に最後の子つばめが巣立ち、そのまま帰らなくなりました。

他の所のつばめはすでに2回目の巣立ちが終り、うちのつばめの巣作りは遅いなとは思っていましたが、他の群れに合わせて、慌ただしく移動した、かとも思われます。

もう少し長い時間子つばめの様子を見たいと期待していましたが、残念ながら2,3日の楽しみに終わりました。
  
中央の子つばめが最初の巣立ちをしました(7月22日撮影)

  
  
7月23日朝撮影

まだ成長が遅れた子つばめが、まだ巣にしがみついていて、他の2羽の子つばめは電線につかまって待っています。
これが最後の撮影になりました(涙)

ホンの2カ月の夢物語でしたが、楽しめました。


つばめ 続その後

2011年07月20日 19時41分24秒 | 日々
この時期になると成長は早いのでしょうか。
子つばめは巣の縁に立ち、翼を手入れしたりしてます。
でも、まだまだ子供で、餌は親ツバメにねだっています。
  
  
     7月18日撮影

台風はこの地方にはあまり影響なく通り過ぎてくれました。

つばめ 続その後

2011年07月17日 08時15分47秒 | 日々
早いものです。
1週間経つと、みるみる子つばめが大きくなっていきます。



16日朝撮影



16日夕方撮影
もう巣から身を乗り出すようになりました。