紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

とうとう・・・・・

2004年10月12日 21時51分00秒 | 日々
じーじになりました。
今日、9時35分に2925グラムの立派な女の赤ちゃんが誕生しました。
母子ともに元気でホットしました。(娘っ子は術後の熱が少しありますが)
切迫流産の気と逆子で、よくここまで来たと思います。

「あーちゃん」って呼んでます。私は「彩」がいいと思ってるんですが、娘っ子達は「歩果」(あゆか)と付けようと思ってるみたいですが・・・・・・読めませんよねー
で、今んところは「あーちゃん」です(笑)

大きく、空を彩どる様に育っていく事を祈るだけです。
写真はこちら

プレゼント二弾

2004年10月11日 17時39分14秒 | 
「紋ぺタくん」のプレゼントコーナーを13日から始めます。
ブログから応募の方は優遇しますから、応募欄にブログと書き添えてください。
応募はこちらから

今日娘っ子を病院に送ってきました。前からの切迫流産の気と逆子である為、明日一番で帝王切開の手術です。何とかここまで持ちこたえましたので、後は無事赤ちゃんが生まれてくれる事を祈るだけです。

今日始めてモニターと云うものを見させて、というより聞かせてもらいましたが、赤子の心拍数はすごいですねー。寝てるときで130位、動いてるときは150から170もあるんです。こちらが心臓爆発しないか心配になりました。あらためて赤子の生命力に驚かされました。

火の歴史2

2004年10月08日 17時09分43秒 | 
先日フラスコを紹介しましたが、これは比較的新しい物で、20年前までは写真右の物を使っていました。
これは銅で出来ていて、湯のし釜と言います。これの10倍以上の大きさの釜もあり(これは口の所が40センチ位あり細長くなっています)、それは染色整理関係の業者が「湯のし」の為に使っています。撮影のため物置から引っ張り出してきました。

湯のし釜は、フラスコと同様中に水を入れ沸騰させて、生地を伸ばしたり、染料を浸透させるのに使います。この釜の欠点は、中が透明なフラスコの様に見えず、沸騰している時水が無くなっているのに気づかず、空焚きしてしまい、底を抜かしてしまう事がある、という事です。予備はあるんですが、慌てて板金屋さんに溶接してもらう為に駆け込む事がよくありました。

で、今は中身がよく見えるフラスコを使ってる次第です。

又台風22号が近づいて来てます。今度はもろに来そうです。気をつけなくっちゃ!

家紋の広場

は・ハ・歯

2004年10月06日 21時10分55秒 | 日々
じーじになる前にじじーになりました(グスン)
歯槽膿漏の悪化から三本の歯がなくなり、昨日生まれて始めて部分入れ歯を入れました。

小さいときから歯は丈夫で自信があり、若い時はビールの栓を歯で空けたくらい強かった。
ところが、40の中過ぎた頃から、歯茎がしみるようになり、歯がぐらついてきました。
で、慌てて歯医者に行ったら歯槽膿漏ということでした。
まじめに治療すればよかったけど、忙しさとキーンという音、歯の振動が気味悪くって歯医者から遠ざかっていた報いです。

皆さん、歯にはくれげれ気を付けましょう!

家紋の広場

火の歴史

2004年10月05日 23時09分54秒 | 
火は上絵をする作業の上で重要な役割を果たします。

フラスコには水が入っていて、沸騰した蒸気で染料を浸透させたり、生地を伸ばしたりします。
平ごては濡れた生地を乾かし、丸ごては焼きごて状態にして紋玉を洗うのに、長細いこては紋玉の生地を押さえるのに使います。

30年位前は練炭火鉢(穴のあいた円柱の練炭)を使っていましたが、結構長持ちはするけど火が落ちたら終わり。下の方にある風口の調整で長く使えますが、その火に合わせて仕事の段取りを考えなくちゃならない。そして後の灰の始末も面倒でした。

その後石油ストーブになりましたが、これを使うと一日中使うので部屋が油くさくなる(台所の換気扇回りと同じ)のと、火力は調整できるが炎が立ち過ぎる(実際その炎で生地を焦がした事がある)欠点があります。

で、16年前家の新築に伴って、この写真のガスストーブにしました。しかしこの手のストーブは使い易いんですが、既に生産中止になっており、何時まで使えるか分かりません。まあ私が仕事してる中は大丈夫だと思いますが・・・・・・・一時期ストーブが壊れた時電気コンロを使った事もあったっけ。

でも、冬場は暖かくってお客さんにうらやましがられますが、夏場はとにかく暑いアツイ、クーラーも効きません。昔はバンダナならぬ捻りはちまきで、傍にタオルをおいて仕事してました。


家紋の広場

プレイバック2

2004年10月03日 19時31分33秒 | つぶやき
2,3日前このタイトルで書き込みしようと投稿ボタンを押したら吹っ飛んでしまいました。
風さんは時々あるみたいですが、頭にくるよねー

七五三に着る四つ身の羽織に紋を入れようとして、背の縫い合わせを解きに掛かったんですが、
この羽織(ほとんどそうなんですが)既製品のミシン仕立てなんです。
ミシン仕立てでは、キチキチにしっかり縫ってますので、縫い糸に鋏を入れる余裕がほとんど無い。
そこに、無理やりこじ開ける様に鋏を入れて縫い糸を切って、背を解いたんですが、
紋を入れた後その部分を見てみると、一本の糸がスーッと引けてるんです。
鋏で縫い糸を切った時に、生地の糸を引っ掛けたみたいです。
ガアアアンです。プレイバック!
結局、紋代をサービスしてそのまま納めてもらう様にお願いした次第です。
気を付けなくっちゃいけません。年かなー???

アップした写真は、9月20日にalfa君を中心に夫婦会の食事会の様子です。(一人身一人)


家紋の広場