来週から我が家の生活が一変します。
今年一月脳出血で倒れたおじいちゃん、6ヶ月の闘病生活から自宅へ戻ってきます。
高齢者の入院生活が長引くと、どうしても寝たきりになり認知症が進んでしまうという現実、もろ我が家にも当然のように覆いかぶさってきました。
左半身が思うように動かず ろれつも思うように回らず 他者との意思疎通というものがうまくできず、全介助が必要になったおじいちゃん、おまけに入院生活が自分の意に反していることは
わかっているらしく、この数カ月は昼夜逆転で看護師さんや理学・作業療法士さん、まわりの病室の皆さんに本当に迷惑をかけとおしの問題児、モンスター患者で、病気のせいとはいえ通う家族も
「こんなおじいちゃんじゃなかったはず」とほとほとどうしていいのかわからないというのが、正直なところで。リハビリをして自宅に戻ろう!を目標に病院に居させてもらいましたが、症状が
症状で高齢者で、もぅこれ以上のリハビリでの回復が見込めなくなって自宅か施設か・・というところまできました。病院も家族もこの状態で自宅で介護は無理無理!ということでしたが、
施設にはそりゃもう存命中に入れる予測は、それこそ無理無理で・・・。なんとか老人保健施設がみつかって施設の人との面談・・というときに本人が熱をだし点滴中という状況で、その話は
ご破算!になりました。病院からは退院を遠まわしに言われるわ、役場の地域包括室に相談して、帰れるつもりで部屋の改修もしているしヘルパーさんやデイサービスを利用して、ひたすら
施設の入所を待つという手もありますよ、家族さんが負担で倒れることの無いように考えてみてはと言われ、おじいちゃんがずっと家に帰りたいと懇願している姿を見てきて、まぁ私より長生きは
しないだろうし(笑)、老病親を看るのがそういう私の運命かも知れへんなぁ・・・とか、ここで徳を積むのが修養となるのかも・・・とか、あれこれ思うわけよ。もちろん私一人ではやっていけ
ないけど、おじいちゃんの連れ合いであるおばあちゃんは自身の腰痛で動きづらいうえ、年も年。だいたいが女性は口が元気なら 体のどこかに不調があっても不思議と長生きするもんだわね
重い寝たままのおじいちゃんを動かしてくれとは言わないけど、細々なことやおじいちゃんの話し相手になってくれるだろう・・・と思ったけど、なぜか病院に見舞うこともあまりせず、
かといって留守番をしたら一日草引きで、体が痛いというし・・・いったい、私にどぅせ~と言うのだ!何回怒髪天になったことやら・・・しかし、このご婦人もおじいちゃんのようになるかもしれ
ません。子が親を看る、看てくれる子がいるだけ幸せなんだけど。そんなものに期待は、このご時世確実じゃないやろし。みんな子でも親でも兄弟姉妹でも 自分のことで精いっぱいやろし、
次に生まれて(人間なら)きたら、私は絶対このような人生じゃない別の生き方を生きたいと思う。のだ。。。
こげもこの半年で、お手伝いを覚えたのです。毎朝 おばあちゃんに新聞を持っていきます。

くわえさすのは私だけど、丸めた新聞を上手に嫌がらずくわえて運びます、ちょっと、アメリカ映画のワンシーンでありそうでしょ。

母屋の庭をとっとこ・・・新聞受けから私が取り出すと もう目を輝かせて「早く丸めて!」と急かします。

母屋の玄関に飛び込んで、おばあちゃんに渡す・・・のが、できませんの。「はい!ちょうだい」とおばあちゃんの決まり文句も目前でクルリと背を向け、「お駄賃のビスケットを早よ渡せ」
みたいな態度をするので、毎朝「ちゃんと渡さんかい!」とおばあちゃんに叱られています。おじいちゃんが元気なころに 習得していたらば、いっぱいジャーキーもらえていたとこげも思って
いることでしょう。
今年一月脳出血で倒れたおじいちゃん、6ヶ月の闘病生活から自宅へ戻ってきます。
高齢者の入院生活が長引くと、どうしても寝たきりになり認知症が進んでしまうという現実、もろ我が家にも当然のように覆いかぶさってきました。
左半身が思うように動かず ろれつも思うように回らず 他者との意思疎通というものがうまくできず、全介助が必要になったおじいちゃん、おまけに入院生活が自分の意に反していることは
わかっているらしく、この数カ月は昼夜逆転で看護師さんや理学・作業療法士さん、まわりの病室の皆さんに本当に迷惑をかけとおしの問題児、モンスター患者で、病気のせいとはいえ通う家族も
「こんなおじいちゃんじゃなかったはず」とほとほとどうしていいのかわからないというのが、正直なところで。リハビリをして自宅に戻ろう!を目標に病院に居させてもらいましたが、症状が
症状で高齢者で、もぅこれ以上のリハビリでの回復が見込めなくなって自宅か施設か・・というところまできました。病院も家族もこの状態で自宅で介護は無理無理!ということでしたが、
施設にはそりゃもう存命中に入れる予測は、それこそ無理無理で・・・。なんとか老人保健施設がみつかって施設の人との面談・・というときに本人が熱をだし点滴中という状況で、その話は
ご破算!になりました。病院からは退院を遠まわしに言われるわ、役場の地域包括室に相談して、帰れるつもりで部屋の改修もしているしヘルパーさんやデイサービスを利用して、ひたすら
施設の入所を待つという手もありますよ、家族さんが負担で倒れることの無いように考えてみてはと言われ、おじいちゃんがずっと家に帰りたいと懇願している姿を見てきて、まぁ私より長生きは
しないだろうし(笑)、老病親を看るのがそういう私の運命かも知れへんなぁ・・・とか、ここで徳を積むのが修養となるのかも・・・とか、あれこれ思うわけよ。もちろん私一人ではやっていけ
ないけど、おじいちゃんの連れ合いであるおばあちゃんは自身の腰痛で動きづらいうえ、年も年。だいたいが女性は口が元気なら 体のどこかに不調があっても不思議と長生きするもんだわね
重い寝たままのおじいちゃんを動かしてくれとは言わないけど、細々なことやおじいちゃんの話し相手になってくれるだろう・・・と思ったけど、なぜか病院に見舞うこともあまりせず、
かといって留守番をしたら一日草引きで、体が痛いというし・・・いったい、私にどぅせ~と言うのだ!何回怒髪天になったことやら・・・しかし、このご婦人もおじいちゃんのようになるかもしれ
ません。子が親を看る、看てくれる子がいるだけ幸せなんだけど。そんなものに期待は、このご時世確実じゃないやろし。みんな子でも親でも兄弟姉妹でも 自分のことで精いっぱいやろし、
次に生まれて(人間なら)きたら、私は絶対このような人生じゃない別の生き方を生きたいと思う。のだ。。。
こげもこの半年で、お手伝いを覚えたのです。毎朝 おばあちゃんに新聞を持っていきます。

くわえさすのは私だけど、丸めた新聞を上手に嫌がらずくわえて運びます、ちょっと、アメリカ映画のワンシーンでありそうでしょ。

母屋の庭をとっとこ・・・新聞受けから私が取り出すと もう目を輝かせて「早く丸めて!」と急かします。

母屋の玄関に飛び込んで、おばあちゃんに渡す・・・のが、できませんの。「はい!ちょうだい」とおばあちゃんの決まり文句も目前でクルリと背を向け、「お駄賃のビスケットを早よ渡せ」
みたいな態度をするので、毎朝「ちゃんと渡さんかい!」とおばあちゃんに叱られています。おじいちゃんが元気なころに 習得していたらば、いっぱいジャーキーもらえていたとこげも思って
いることでしょう。