
土曜日、串本町にある旧NTTビルの工事が終了したように見えました。ずっとビルを包んでいた
シートが取り外されているところを発見。すごくきれいになったような気がします。とはいえ
一体何をどうしていたのか?凡町民の私にはわかりません。シートがかけられる前には壁じゅう
赤や青、緑色などで色分けされた(ひびのできたであろう)箇所が現代アートのようになってい
たものが、きれいに消えてなくなっています。色分けでひびの入り具合が違っていたんでしょうか
NTTに勤めていたぼんくらさんの情報では アスベスト除去ということでしたが、外壁にアスベス
トを使っていたんでしょうか、それならもっと早く除去してくれればよかったのに。もしかして
冬場の強風時に、吸いこんでいたかもしれません。それが屋内の天井だとかだと、そのビルに
入った記憶はもう20年以上昔だから、今さら仕方ないかもしれません。ほんの10分くらいです
から。それでも 夏前の台風が紀伊半島から遠く離れていても 強風が吹く前にはシートが風で
あおられるのを避けるためか 足場の鉄骨だけを残すようにしていたし、台風の風がおさまればまた
元のようにシートが張りめぐらされ、下を走る国道に落下物などがないようにしていました。
私は写真を写した時にこれで終了と思っていたのですが、翌28日には津波避難訓練が4県合同
(和歌山県・三重県・徳島県・高知県)で行われたので、その時にはこのビルも避難場所として使われ
た?と思ったのですが、訓練終了後に通りかかるとまだ正面入り口以外の後ろの建物部分はクレーン
車が稼働して、屋上の鉄骨資材のようなものを下ろしていました。ということは、この日の訓練では
避難場所として作業中のため使用はしなかったのかもしれません。使ったら 作業員の人も避難訓練
となってしまいますものね。このビルのなかには まだ交換機のようなものが残っているとぼんくらさ
んが教えてくれたので、ビルとしても避難場所としても現役として頑張ってくれている、健気なビルさ
んです。