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こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

秋の散策 ②

2010-11-19 05:30:30 | 和歌山県


私達は写真の橋を渡って少し山に入る道を行きました。本当なら堂々と橋の欄干に書かれた

橋の名も載せるのですが、最近絶滅危惧になりかけている山野草を根こそぎ刈り取り、スー

パーに出しているオバハンがいるそうで、少し問題になりかかってるようです。だもんで

そのオバハンが万万が一、ここを訪れて荒らして行くと困るので・・・。絶滅していく山野

草はほとんどが人の手で絶滅してしまうのです、自分が保護するならそれを商売にしてお金

を儲けてはいけません。無くなっていくのは山で取り放題に取ってしまうから。私はムカゴ

と写真をとりたいだけです。



山に入っていく道といっても、ちゃんと舗装され車も一台通れるくらいの幅があります。

でもどこに車を停められる広場があるかわからないので、三人で徒歩。道の上の山には

ミツバチのゴーラがあるところもあるけどここには見当たりません。が、石が積まれたもの

が見えてきました。姉がおばあちゃんに「炭がま?」と聞くと「そうや。炭焼きさんの釜や

の」と言います。後ろに植林された木がありますが昔はここで炭を焼いていたようです。

かなり大きく真ん中は石が積まれていないようなので、炭にする木材を入れる口だったのか

も。「炭焼きさん」という言葉は知っているけど、私自身炭焼きさんを見たことがありませ

ん。和深から入って三尾川に行く途中に現代の炭焼きさんの小屋がありますが・・・。



「わ!イチゴ」と私が思わず声をあげたら振り向いてくるのが姉で、まず植物の名前を言い

はじめ、時には食用できるか否か、時には別名を言い、科から属まで言うときがある。

一度に植物辞典のように言われても記憶できないし・・・。この日は、あとで行った場所に

も冬イチゴが生えていて、一粒採って食べるのは私。だって山野草に詳しくないからヒマな

んだも~ん。子供の頃に道端で採って食べたイチゴよりすっぱいです。あのイチゴのように

黒く熟さないのかもしれない。



ちょっと目をはなすとおばあちゃんがアクロバットなことを始めています。姉もすぐに

カメラを構えていました。おばあちゃんは何か気になるものをみつけたのかも・・・。

おばあちゃんも 山荒らしのオバハンと変わりないですね。商売はせず自宅で保護して楽し

む・・・だけならいいけど、友人に分けたりあろうことかその場所に連れて行こうとする、

そこはオバハンと同じです(商売はしないかわりに確実に採る仲間に教えようとする)。

絶滅するという言葉の本当の意味がわからんみたいだ~!!こういう人々が絶滅するといい

んだけどね。
コメント
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