私は花も気になりましたが、こんなかわいい姿もカメラに納めるのも好きだ。夏に
むかって一番生き物が活発になる時期、ハス田に宿る小さな生命体です。
この場所に着いたとき、先客の小さな男の子が傘をさしながら前からやってきま
した。もう帰るのでしょう横を行き過ぎるのを待っていたら急に立ち止まり、あぜ
からハスの根元をしゃがみこんで見ています。「あ、オタマカクシがいる!」と
興奮しています。私達にはハスの根元など大きなハスの葉で見えないけど、その男
の子の視線からだと≪オタマカクシ(おたまじゃくし)≫がはっきり見えたのでし
ょう。その光景がとてもかわいらしかった。写真のヤゴは脱皮した皮だけ残してい
ます。この間の畑のセミを思い出し、無事に大空を飛んでいることを願います。
今度は広い草原に一匹のアマガエル・・みたいな。カエルになってまだ日が浅いようです。
おなかのあたりに何故か水滴を抱えたように座っていました。雨粒が葉の中心に滑
り落ちず、このカエルの体で堰き止められたのか?お前の仲間はどこにいるの?
ゲコゲコ鳴きすぎると大雨になっちゃうよ。
わかるかな?トンボがとまっています。最初の写真のヤゴから脱皮したトンボじゃ
ないよね・・・。
このハス田では持ち主の方がメダカも放しているそうです・・が見かけなかった
なぁ・・。カエルがいてヤゴもいるとなると、生存率はかなり低いと思われます。