たくさんハスは咲いています。けれど全部雨を頭からかぶった状態ですから、被写
体として見映えのいいのを・・・となると、そして写す私達の足場のいいのも、と
なるとそうはありません。おまけに先に来ていた 三脚を立てた老カメラマン二組
それぞれ奥さんをアシスタントに従え、傘をさしかけてもらいながらバックに余計
なもの(私達)が入らないように、通過するのを待っています。だから形のいいハ
スなんて写させてもらえずよ。こっちはバックにどっかのおじさんが入っても気に
はしていられない、写せる時に写さないと・・・。
これから咲くのかしら?それともこの日の営業は終わり?店じまいかしら・・・
鮮やかなピンク色、14枚くらいしか花びらがわかりません。水滴がついてもそれ
がまた雰囲気をだしてくれる、得といえば得なお花ですね。
このハス田のあぜ道を歩き出したときに、あちこちからザザー、ピチャピチャと
いう音が聞こえてきて、中にはバチャンというカエルがそれも特大
のカエルが飛び込んだような音がしていたのですが、どうやら音はこの葉に溜まっ
た水が、細い茎が重みでユラユラ揺れて水を落としている音でした。