
前回気になったスミレを発見。おっしゃー!と軽トラの屋根を叩いて停まってもら
い、写真を撮りました。苦手な近い距離の撮影・・・やはりボケてしまいました。
山崩れで落ちてきた石に潰されずにきれいな花を咲かせています。家の周りに多く
咲いているタチツボスミレとは違う葉っぱです。

どうやら荒れ地が好みのようです。たくさん咲いていましたが 写真よりもずっと
きれいです。そこへおばあちゃんが「引いてこ」と草刈り鎌を持ち出し、それで
掘り始めました。ちゃんとビニール袋も持っています。私は山のモノを採らない、
「これはおばあちゃんがとったんやからね」と言い訳していましたが。「ここは
涼しいから咲くけど家に持っていったら、気温が高いから咲かないかも」というと
「ビワの木の下に植えてみよ」と。

この淡いピンク色がなんともいえません。タチツボの薄紫色も春の色だけど、山の
中で見るのはこの淡いピンクのほうが 木立の中では生えます。家では育たないと
思っていたのに、先日おばあちゃんが裏山に登ったところ「あのスミレ、咲いてい
たで」と言ってきました。なぁ~んだ、稀少植物でもなかったのか・・・。