まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

友チョコ

2012-02-15 06:36:01 | お菓子作り
日曜日 帰宅したハハを待ち構えるムスメ

じゃっ 一緒にシフォンつくろっか♪

配布目標23名
17センチ紙型 一台を6分割で計4台
必要なタマゴ1ダース

オーヴンに2台ずつ入るので
大きなボウルに卵白6個分のメレンゲを作り
卵黄の生地とあわせる



アールグレイパウダーいりの粉をふりいれ
ゆっくり混ぜる



エキュモワール(弓田師匠考案のツール)は
長く使っていると柄のカーヴが指にくいこんで痛い

「弓田せんせー、エキュモワール改良とかしてるかなあー」

こらこら;;

混ぜるという作業においてなぜかわたしは
ムスメに敵わない
手の温度なのか速度なのか角度なのか
じっと目をこらすがよくわからない

均一に混ざった生地を型2つに分けて
オーブンで45分



さかさにして冷ましている間に
お昼寝してたわたしを
1台目の型はずしを失敗してぼろぼろにしたムスメが
半泣きでたたきおこす
残りをわたしがはずし、8分割でカットし、ラッピング
あまりの混乱ぶりに写真撮れず 笑

型崩れシフォンはあわだてクリームでカバーして
家族のおやつに

包みの山を眺めながら
「これ、満員電車で潰れないかな。。。」

神戸で友人が営むパン屋さんから取り寄せたときの
丈夫なダンボール箱2つに詰める
近所の塾に持っていく分は紙袋



業者さんですか 

毎日 いちばん早く教室に入るムスメ
一日フライングだが
クラスの女の子の席にぽんぽんと配布し
みんなの登校を待ったそう

喜んでもらえた?と聞くと

「うん、〇〇ちゃんはねー、毎日食べたいって。
土日は東京タワーまで持ってきてだって。」

な、なぜ東京タワー・・??

「そこがおうちからチャリで行けるぎりぎりなんだって」

ううむ 
理解に苦しむぞJK

さて
バレンタイン当日

「見てみて、わたしモテモテー」

あれ?それはシフォンを搭載してったはずの箱

開けると みんなからの友チョコがぎっしり



ちっちゃいアルミカップに流したチョコにカラースプレー
マフィンやクッキー、ホットケーキのミックス粉製焼き菓子
トリュフ、パイ

それぞれ 誰からもらったのかを説明したあと
(まあ いっぺん聞いただけじゃわかんないけど)
片っ端からラッピングをあけては
ひとくち齧り
「おお」「うん?」「うーん」「へぇー」
などといいつつわたしに回す

日本中のおうちのキッチンで
女の子たちがはりきる姿を想像しながら
おすそわけにあずかる

トモダチのために作るお菓子は
ハートフルな味がした


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2 コメント

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女子 (松本)
2012-02-23 14:45:41
ほんとにバレンタインって私達の時代と別物になりましたね。男子はまったく関係がなくなり、女の子のイベントと化しました。
大変だけど楽しそうだな♪
卵白6個はエキュモワールのキャパを超えているのです。穴空きお玉がいいですよ。持つとこ痛くないやつあるよ。
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松本先生♪ (chica)
2012-02-25 21:18:40
別物ですよねえ。びっくりします。毎年。
高校生になると格段に進化しますね。なかみ。
本当に楽しそうです。
あ!キャパを超えてるんですねー 笑
お玉ですか!やってみますっ。
ありがとうございました。
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