人間には、ふたつの型がある。
栗の渋皮煮を作るやつと
作らないやつだ。
って、師匠が仰ってました。
(確か)
わたしは、ハンパヤローなので
二年にいっぺん、作ります。
栗は特大を。
小さいと、皮剥いてるあいだに
もぉーー!!ってなるからね。
これは、鎌倉栗です。
よい栗は、重たいんだと
鎌倉の八百屋のひとが
選んでくれました。
買ってきたら、いちにち、
お日様に当てます。
のち、熱湯で鬼皮をやわらかくして
ばきばき剥きます。
水からゆでて、煮こぼして、
水につけて、筋やケバを
指のはらで擦り落とします。
気がすむまで繰り返し。
最後は柔らかくなるまでゆでて
お砂糖入れてふつふつ煮て、
火を止めて放置。
翌日もお砂糖入れてふつふつ、
放置。
アホみたいに手間かかります。
アホみたいに一粒ずつが
可愛いです。
今年の発見。
栗を擦り洗いしたあとの
指先はスマホ感知しません。
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