まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

はぴば

2016-05-14 17:33:23 | 日記

早い春のひだまり

こんな名前を
お菓子につける人って
どんな人なんだろう

会いたい人は
代官山へ行ってみて

こんだけ偉い人なのに
こんだけオーラ薄い人も
めずらしいけどね

このお菓子には
なにやら
お母様との思いでが
込められているそう

そんな大切なお菓なのに
正式な姿のロールに
いつもしないのは
しっかりした生地を
うまく巻ける気がしないから

ごめんなさいとおるちゃん



たっぷり作ったクレームオブール
ぜんぶナッペしちゃった
恐ろしい量のバターを
食すことになるけど
一年にいちどの暴挙だから
許されないかな



あたし、はじっこがいいー
3面!
と、お誕生日girl
たーんとめしあがれー

嬉しそうに完食したのち
お皿をさっさと洗って
残ったケーキをカットして
しまいこむのを
横からうきうきのぞきこむ
ぜんぶのケーキに
視線で予約タグをつけていく

去年は材料揃えるのに
失敗したから
今年はしっかり事前に
ネットや店舗で準備して
臨んだイベント
無事に終わってひと安心

教習所にも通い始め
ますますパワーアップしてゆくムスメ
新たに入ったゼミにも馴染んできて
相変わらずバイト先でも頼られ
なにやら化粧とかしてみたり

ふと、ひだまり作るのも
あと何回もないかもしれない
とおもったら
なんだか
なんだか


べつに勝手に作ればいいのか






お菓子を作る理由

2016-05-14 15:32:13 | お菓子作り


アマンドキャラメリゼ

作り方は

シロップをつくる
アーモンドを焼く
アーモンドにシロップをまぶす
バターを塗った天板に広げる
ときどき混ぜながら焼く

こんなかんじ。

単純だけど手間かかる。

これは今日作るケーキのパーツ。
今は、ビスキュイ焼成中。
クレームオブールノワゼットは
すでにできあがってて
冷蔵庫でおとなしく寝てる。
この3つを組み立てて
ケーキにする。

お教室で習うケーキも
だいたいパーツが3つのことが多い。
これ以下だとちょっとさみしいし
これ以上あるとへとへとになる。

ふだん、自分が作りたい、
自分が食べたいから
作るお菓子だけど
誰かにリクエストされて
作るのがいちばん楽しい。
作ったものを食べたひとが
おいしい!って笑ってくれるのが
いちばん幸せかもしれない。

だけど
もう8年くらい
お誕生日というと
ひだまり!と叫ぶムスメ
たまには違うのも
目先変わってよかろうに
それとも
ワンパターンの美学なのか
ハハを「ひだまりマスター」に
鍛えるつもりなのか。



ビスキュイが焼けた。
ちょっと焦げた。

お菓子作りを教わって
10年目になる。
プロのお菓子屋に
なりたいわけじゃなくて
楽しいしおいしいし
もらってくれたひとが
喜んでくれるから
続けてるんだけど
ちょっとなにかが
満たされず

やりたいことは
まだ妄想の域を超えないけど
なにかの片手間に
ぼんやり考えるんじゃなくて
ちゃんと向き合える時間を
せめて作ろう。
仕事に忙殺されてる今
それすらどうしたらよいか
わかんないんだけど。

そしてとりあえず今日は
我が愛するお誕生日girlのために
ひだまりを完成させよう。