雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

卒業旅行

2013年03月16日 | ちいさな幸せ
息子が高校を卒業したら、卒業旅行に連れて行きたいと
ずっと思っていました。

小学校6年の秋には、私がCIDPを発病して、およそ半年間
入退院を繰り返し、

中学の3年間は、車椅子生活から始まり、良くなったり悪くなったりを
繰り返して、最低限の家事と外出を除けば、起きている時間も
ほとんど横になったままの生活。

高等部に入学した時も、まだ左足をひきずって、杖をついてあるいて
いました。
それが、高2になってPTA役員として走りまわるようになると、
その忙しさに比例するように、体力も筋力もどんどん回復してきて、
とうとうこの春には、一度CIDP関係の投薬を中止してみようか、と
ドクターから提案されるまでになりました。

6年半もの間、私の不安定な体調を、夫以上に気遣い、
私に負担をかけないように、いつもいい子でいようと努力して
くれていた息子。

高等部の誕生会での特技披露や、学習発表会での出し物を通して、
自分が英語を話したり理解したりできるのは、自分が幼児期を
アメリカで過ごしたためであること、そして英語ができるのは
自分の特技として、他人から評価されるものであることを
意識しはじめた息子を、

高等部卒業を記念して英語圏への旅行に連れて行こう、と
思い着いたのです。最初に目的地にしたのは、グアム。
飛行機で日本から3時間、日本との時差が1時間。
立地の面でも、費用の面でも、ほとんど国内旅行の感覚で
行けそうです。

そのために、自分の働いたお金の中から、毎月少しずつ
積み立てて、旅行資金を作りました。
で、いよいよ昨年末、ツアーを選んで申し込もうとしていたら、
思わぬ知らせが届いたのでした。

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