雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

冬の嵐

2005年12月22日 | 時には泣きたいこともある。
今日は、終業式でした。なのに、昨夜の天気予報では
大雪が降るかも、と。
で、今朝、起きて一番に窓の外を確かめると、
寒いけど、雪は積もっても降ってもいない。
「な~んだ、天気予報、はずれたのね」と思った私。

程なくちびくまが起きてきて、話しかけたりしながら
一緒にパンを食べて、「そろそろ着替えさせなきゃ」と思って、
ふと窓の外を見ると、真っ白…

「ええっ!」と思ってバルコニーに出てみると、既に
表の道路は歩道と車道の区別がつかないほど雪が積もり、
おまけに突風にあおられて吹き付ける雪がブリザード状態。
「こんな天気で、送迎バス、来てくれるんやろか?」と
思ったけれど、遅れたりするときには必ず事前に連絡を
くれるのに、電話がかかってこない、というのは、大丈夫なのかな~と
とりあえず時間通りに息子と家を出ました。

外は吹雪、その上地面に積もったさらさらの粉雪が突風に
あおられて舞い上がり、もはや周辺は「ここはどこ?」状態。
路線バスも来ないのか、バス停には人があふれています。

ちびくまの送迎バスも、予定時刻を10分過ぎてもやってきません。
最初のうちは「すごいゆき~」と喜んでいたちびくまも、
さすがに「さむい。バスこない~」と半泣きになってきました。
そこへバスの運転手さんから電話。雪のため、大渋滞になっていて、
まだ最初の子どもさんを乗せたばかりだということ。
(ちびくまは3人目)
家の近くまで行ったら再度電話するので、一度家の中に戻って
いてください、と。

息子に「運転手さんがお家で待っていてください、って」と
言うと、さすがに限界に来ていたのか、あっさりと家に
戻りました。とりあえず、学校へ報告の電話をします。

ストーブの前に座って人心地付いた頃、学校から電話。
「送迎バスをこれ以上運行させると危険だと判断したので
 今日はお休みということにします。通知表は後日届けます」とのこと。
息子に、「今日は大雪で学校はお休みになりました」と
説明すると、混乱するかと思いきや、
「きょうはたくさんゆきがふったからおやすみで~す」と
あっさり納得して、しかも嬉しそう。
吹雪の中で来ないバスを待ったのが相当こたえたんでしょうか。

今日は学校が午前だけなので午後はヘルパーさんをお願いして
あったのですが、これもキャンセルすることに。
親子でぬくぬくと、1日家にこもって過ごしてしまいました。

それにしても。このまちでも年に数回は雪が積もることもありますが、
雪のために通学バスが運休したなんて、入学してから初めてです。
他でも大きな被害が出ていないといいんですが。



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