タイトルからわかるように、今日はビロウな話ですので、
お食事時に読まないように気をつけてくださいね。
ちびくまと私は、月に1回、動作法の学習会に出ています。
学習会では年に一度、ボランティアの先生方の協力で
1泊2日集中学習のキャンプをしています。
今年も昨日今日とがキャンプ。ちびくまの参加も4回目になりました。
毎年同じ時期に同じ施設に泊まり、来てくださる先生方の
顔ぶれも概ね同じ、子どもたちのほとんどが自閉っ子、ということで
息子にもリラックスできる環境です。
担当のトレーナーの先生についてもらって、ちびくまの体に
ちびくまと共に向き合う体験をします。
自分の体を認識し、思い通りに動かすことに大きな困難を抱えた
ちびくまですが、一生懸命頑張っています。セッションを重ねるごとに
進歩が見えてくるようでした。
さて、キャンプ後半になった今日のお昼のこと。
昼食を食べた後、ちびくまがあわてて私の手をひっぱって、
「おかあさん、おかあさん、たいへん、たいへん、でちゃう」
どうやら、トイレを我慢していたようです。
2人で障害者用トイレに駆け込んで、ふと見ると、
息子、なんだかいきんでいるようなのです。
え?これは?と思って静かに見守っていたら、「ポッチャン」と水音。
や・っ・た・~
慌てて自分の足の間を覗いて、顔を上げて私を見た息子に、
「すご~い!トイレでうんちできたね~!やった~!」と声をかけると、
息子もにっこり。もう少し頑張って、きちんと最後まで排便できたようです。
紙で拭くのはまだ自分では難しいようで、私が手伝いました。
初めて自宅以外の場所で排尿できたのが、去年の5月のこと。
(→トイレ記念日)
おかげで5泊6日の自然学校の間、「小」の問題はクリアできたのだけど
とうとう「大」は一度もしないで我慢して帰ってきました。
家でもどうしても「大」だけはトイレでなくオムツをはいてでしか
できないままでした。
そこからもう一歩、「トイレで大も」へ進ませたいという障担と
自分の気持ちを抑え、ただひたすら息子が自分からその気になるのを
辛抱強く待ち続けたこの1年が報われました。
誰に言われたからでもなく、自分からハードルを越えた息子は
自分でもすっかり誇らしい気持ちになったようで、ニコニコ笑顔。
「ちびくまくん、しあわせ~」
(ちなみにこれは、N○K教育の「パンツぱん○ろう」に
「きょ~うもあ~さからりっぱなうんち~
で~たからい~ちにちしあわせよ~、はい、しあわせよ」
という歌があるので、
「うんちがでた」ときにすっきりした気分は「しあわせ」と
いうのだと学習したようです。)
せっかくなので、キャンプ最後の集会のときに皆さんの前で
報告して、拍手していただきました。
そこでも息子は「ちびくまくん、しあわせだから~」
養護学校に転勤した前障担にもメールで報告。息子宛には
「おめでとう!先生はきっとちびくまくんにならできると
思っていたよ!」との返事をもらいました。
それを見て、また息子はにっこり。
私宛には、「あの時焦ってせかさなくて正解でしたね」
息子の成長には、どんなに手を尽くして教えようとするよりも、
ただ信じて時期を待つことが大きな力を発揮することがあります。
どんなに肥料を多くやっても水をやっても、植物そのものの
根や葉を引っ張って伸ばしたり、無理やり花を咲かせることは
できないように、手をかけ、心をかけながらも、あとは子どもの
育ちを尊重し見守るゆとりを持つことも大切なのだということを、
また私は息子に再確認させられました。
「たとえば 花を 育てるように
いとしい わが子を 育てよう」
お食事時に読まないように気をつけてくださいね。
ちびくまと私は、月に1回、動作法の学習会に出ています。
学習会では年に一度、ボランティアの先生方の協力で
1泊2日集中学習のキャンプをしています。
今年も昨日今日とがキャンプ。ちびくまの参加も4回目になりました。
毎年同じ時期に同じ施設に泊まり、来てくださる先生方の
顔ぶれも概ね同じ、子どもたちのほとんどが自閉っ子、ということで
息子にもリラックスできる環境です。
担当のトレーナーの先生についてもらって、ちびくまの体に
ちびくまと共に向き合う体験をします。
自分の体を認識し、思い通りに動かすことに大きな困難を抱えた
ちびくまですが、一生懸命頑張っています。セッションを重ねるごとに
進歩が見えてくるようでした。
さて、キャンプ後半になった今日のお昼のこと。
昼食を食べた後、ちびくまがあわてて私の手をひっぱって、
「おかあさん、おかあさん、たいへん、たいへん、でちゃう」
どうやら、トイレを我慢していたようです。
2人で障害者用トイレに駆け込んで、ふと見ると、
息子、なんだかいきんでいるようなのです。
え?これは?と思って静かに見守っていたら、「ポッチャン」と水音。
や・っ・た・~
慌てて自分の足の間を覗いて、顔を上げて私を見た息子に、
「すご~い!トイレでうんちできたね~!やった~!」と声をかけると、
息子もにっこり。もう少し頑張って、きちんと最後まで排便できたようです。
紙で拭くのはまだ自分では難しいようで、私が手伝いました。
初めて自宅以外の場所で排尿できたのが、去年の5月のこと。
(→トイレ記念日)
おかげで5泊6日の自然学校の間、「小」の問題はクリアできたのだけど
とうとう「大」は一度もしないで我慢して帰ってきました。
家でもどうしても「大」だけはトイレでなくオムツをはいてでしか
できないままでした。
そこからもう一歩、「トイレで大も」へ進ませたいという障担と
自分の気持ちを抑え、ただひたすら息子が自分からその気になるのを
辛抱強く待ち続けたこの1年が報われました。
誰に言われたからでもなく、自分からハードルを越えた息子は
自分でもすっかり誇らしい気持ちになったようで、ニコニコ笑顔。
「ちびくまくん、しあわせ~」
(ちなみにこれは、N○K教育の「パンツぱん○ろう」に
「きょ~うもあ~さからりっぱなうんち~
で~たからい~ちにちしあわせよ~、はい、しあわせよ」
という歌があるので、
「うんちがでた」ときにすっきりした気分は「しあわせ」と
いうのだと学習したようです。)
せっかくなので、キャンプ最後の集会のときに皆さんの前で
報告して、拍手していただきました。
そこでも息子は「ちびくまくん、しあわせだから~」
養護学校に転勤した前障担にもメールで報告。息子宛には
「おめでとう!先生はきっとちびくまくんにならできると
思っていたよ!」との返事をもらいました。
それを見て、また息子はにっこり。
私宛には、「あの時焦ってせかさなくて正解でしたね」
息子の成長には、どんなに手を尽くして教えようとするよりも、
ただ信じて時期を待つことが大きな力を発揮することがあります。
どんなに肥料を多くやっても水をやっても、植物そのものの
根や葉を引っ張って伸ばしたり、無理やり花を咲かせることは
できないように、手をかけ、心をかけながらも、あとは子どもの
育ちを尊重し見守るゆとりを持つことも大切なのだということを、
また私は息子に再確認させられました。
「たとえば 花を 育てるように
いとしい わが子を 育てよう」
信じて待つ・・・・
ただひたすら息子の心に寄り添って。
4月から通っている保育所でへとへとになるくらい疲れて、家で訳が分からずうなることが多い息子。
そんな息子にひたすら寄り添い、待ちます。