雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

何をする人?

2008年02月08日 | 楽しい学校生活
一見スムーズにしゃべっているように見えて、実は
言語能力に大きな遅れと偏りのある息子。

楽しみながら少しでも力を伸ばせるように、と
彼との「おしゃべり」にはできるだけ時間を割くように
しています。

語彙や文法などはドリル形式でも学べるけれど、
私たちが外国語を学ぶときにそうであるように、
伝えたいことがあり、伝えたい人に「伝えたい」気持ちがあって
初めて、「生きた」言葉の力が付くと思うからです。

息子は帰宅するなり「今日のハイライト」的な出来事を
言葉で伝えてくれることが多いのですが
夜、布団に入って落ち着いた環境のときに、私から
学校でのできごとについて整理するための質問をしたり
言葉のゲームのような投げかけをしたりすることもよくあります。

今日は「○○さんは何をする人?」という質問をしてみました。

「お父さんは何をする人?」
「会社でおしごとをするひと」

「じゃあ、おかあさんは何をする人?」
「ごはんをつくるひと」
(小2のときに、担任の先生から「お母さんはおうちで何をしてるかな?」
 と訊かれて「ねてる」と答えた彼でしたが・・・少しは働いていることが
 わかってもらえたのね)

「運転手さんって何をする人?」
「バスをうんてんするひと」

「校長先生って何をする人?」
「あさ、校門でおはようっていうひと」

「教頭先生って何をする人?」
「こうないほうそうをしたり、でんわをとるひと」

いろいろ訊いていって、
「じゃあ、K先生(障担)は何をする人?」と訊くと

「○○(先生の愛車)を運転したり、マインスイーパをしたり、
 答えあわせをしてくれる人!」

・・・マインスイーパは、君ができるようにならないかと 
やってみせてくれてただけだったんだけどねえ・・・





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