雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

音楽鑑賞

2008年01月25日 | 楽しい学校生活
小学校のときは障担の先生が記入してくれるだけだった通知票。
中学に上がってからは交流級の授業に参加している教科については
その教科担当の先生が記入してくれるようになったので
息子の評価についてもその表現についてもバラエティに富むようになり
より読んで楽しいものになりました。

2学期の通知票の音楽の先生のコメントには
「〔合唱〕声は小さいですがきちんと歌えています。
 〔アルトリコーダー〕指使いは難しいようですが、見本を見せると
           頑張って練習しています。
 〔鑑賞〕静かに落ち着いて鑑賞し、感想も必ず一言は書くよう
     努力しています。」
とありました。

合唱やリコーダーは小学校時代もある程度通常級の子どもたちと
肩を並べてできるところがあったのでまああわかるのですが

楽曲を聴いてその感想を文章化する、という課題は
私が中・高生の頃も音楽で課されたことがありましたが
芸術オンチの私にとっては最も苦手とする種類の課題でした。

ちびくまがいくら努力をするタイプだと言っても、
そんな課題にどんなふうに取り組んだのかなあ、と
不思議に思ってはいたのでした。

すると今日、音楽の時間に返してもらったらしいプリントを
ちびくまのカバンの中に発見。
さっそく見てみると、それはアジアの様々な音楽を聴いて
それぞれの曲についてコメントする、というものでした。
ただ聴くだけではなくて、DVDかビデオを見て記入するものの
ようでした。時代は変わったのですね。
(以下、黒字はプリントの文字、青字はちびくまのコメントです)

1.伽羅琴併唱(韓国)
   すごかった。

2.京劇「三国志」から(中国)
   いろんな楽器が聞こえた。

3.二胡(アルフー)と楊琴(ヤンチン)の演奏「競馬」(中国)
   速い曲。

4.オルティンドー(モンゴル)
   きれいな歌。

5.サウン・ガウ(竪琴)の演奏(ミャンマー)
   きれいな音。

6.ケチャ(インドネシア・バリ島)
   音があった。

7.ガムランと踊り(インドネシア・バリ島)
   全部たたいた。

8.シタールとタブラの演奏(インド)
   引けた。

9.ウードの演奏(アラブ諸国)
   引けるようになった。

10.メヘテルハーネ(軍楽)「ジェッティン・デデン」(トルコ)
   列になってた。
 
確かに、本人的にはものすご~く努力して、「なにか一言」
書こうとしたことはよ~くわかるのですが・・・

自分が欝なのも忘れ、大笑いしてしまった母だったのでした。

コメントを投稿