今日は障級の春の遠足。
ちびくまはいつもより30分以上も早く起きて、
「おかあさん、おきがえします。おようふくだしてください!」と
大張り切り。「バスのなかでみせてもらう」とビデオテープも
しっかりリュックに入れて、準備万端です。
バスで出かける遠足の朝は、いつもの通学バスには乗らず、私が
車で集合場所(M小の周囲の道は細くてバスが入れないのでバス遠足のときは
別の場所で集合になる)まで送っていく、というのが息子のこだわりでしたが
6年生になったらそろそろ通学バスに乗っていく、と言ってくれないかな、
という私の目論見はあっさりとはずれ、今回もまた車で送るはめに
なりました。どうやら卒業までこのパターンでいくつもりのようです。
1年生のときから遠足のたびにこれなので、集合場所に着いても、
もう母が送ってきた理由さえ訊かれません。
車を降りた息子は、すぐに担当の介助の先生と一緒に
入ってくる通学バスを見たり、トイレに行ったり、で、もう母は用無し
なのですが、せっかく来たのだから子どもが全員揃い、遠足のバスが
発車するのを見送ってから帰る、というのが、これもパターンになって
しまいました。子どもが揃うのを待つあいだ、担任以外の先生たちとも
ちょっと世間話なんかできるのも、すっかり私の楽しみになっています。
ちょうど隣のクラスのH先生と「今日は暑くなりそう~」と話しているところへ
通学バスが1台到着。ぽっちゃり可愛い1年生のSくん、バスの中で
既に大泣きです。いつもは学校へ向かうバスが、今日は別の場所へ
向かいだしたので、納得がいかないんでしょうね。
でも、介助の先生たちはちゃんとこうなることを予想していて、
別の刺激にさらさないうちに、彼をまっすぐバスの中に連れて行く
算段を立ててありました。その対応に感心しながら、まあるい顔を
くしゃくしゃにして泣いているSくんに、思わず「かわいいなあ」と言ったら
H先生が満面の笑顔で「ほんま可愛いやろ?Kのミニ版や。1年生のときは
Kもあれくらいやったのにな~」と、まるで「可愛い孫の自慢話をする
おじいちゃん」。(H先生、ごめんね)
Kくんというのはちびくまの同級生で、H先生が通算4年
担任をしている男の子。入学式もはじめてのお泊り経験も自然学校も、
H先生が付き添ってきました。そして修学旅行も卒業式もH先生が
付き添うことになります。
ちびくまの仲間には、半端でなく手のかかる子も沢山います。
時々、「おいおい、勘弁してくれよ~」と
ちょっぴりぼやいたりしつつも、とりわけ手のかかる子どもたちを
「その分可愛い」とまるで我が子のように可愛がってくれる
障担の先生たち、介助の先生たち。
こんな人たちに囲まれて、親では連れていけないようなところにも
連れて行ってもらい、楽しく遊べる遠足が普通学級のお子さんたちの
倍もある、この子達の学校生活はほんとうにおいしいなあ、と改めて
思ったのでした。
ちびくまは、「ぼくは、らいねんの4がつからはちゅうがくせいになるから、
もうえんそくにはいけないんだね」と、これが最後の春の遠足だということを
わかっているようです。この1年はすべての行事に「最後の」がつきます。
1つ1つの行事を、息子とともに胸に刻みながら、大切に過ごしたいと
思っています。
ちびくまはいつもより30分以上も早く起きて、
「おかあさん、おきがえします。おようふくだしてください!」と
大張り切り。「バスのなかでみせてもらう」とビデオテープも
しっかりリュックに入れて、準備万端です。
バスで出かける遠足の朝は、いつもの通学バスには乗らず、私が
車で集合場所(M小の周囲の道は細くてバスが入れないのでバス遠足のときは
別の場所で集合になる)まで送っていく、というのが息子のこだわりでしたが
6年生になったらそろそろ通学バスに乗っていく、と言ってくれないかな、
という私の目論見はあっさりとはずれ、今回もまた車で送るはめに
なりました。どうやら卒業までこのパターンでいくつもりのようです。
1年生のときから遠足のたびにこれなので、集合場所に着いても、
もう母が送ってきた理由さえ訊かれません。
車を降りた息子は、すぐに担当の介助の先生と一緒に
入ってくる通学バスを見たり、トイレに行ったり、で、もう母は用無し
なのですが、せっかく来たのだから子どもが全員揃い、遠足のバスが
発車するのを見送ってから帰る、というのが、これもパターンになって
しまいました。子どもが揃うのを待つあいだ、担任以外の先生たちとも
ちょっと世間話なんかできるのも、すっかり私の楽しみになっています。
ちょうど隣のクラスのH先生と「今日は暑くなりそう~」と話しているところへ
通学バスが1台到着。ぽっちゃり可愛い1年生のSくん、バスの中で
既に大泣きです。いつもは学校へ向かうバスが、今日は別の場所へ
向かいだしたので、納得がいかないんでしょうね。
でも、介助の先生たちはちゃんとこうなることを予想していて、
別の刺激にさらさないうちに、彼をまっすぐバスの中に連れて行く
算段を立ててありました。その対応に感心しながら、まあるい顔を
くしゃくしゃにして泣いているSくんに、思わず「かわいいなあ」と言ったら
H先生が満面の笑顔で「ほんま可愛いやろ?Kのミニ版や。1年生のときは
Kもあれくらいやったのにな~」と、まるで「可愛い孫の自慢話をする
おじいちゃん」。(H先生、ごめんね)
Kくんというのはちびくまの同級生で、H先生が通算4年
担任をしている男の子。入学式もはじめてのお泊り経験も自然学校も、
H先生が付き添ってきました。そして修学旅行も卒業式もH先生が
付き添うことになります。
ちびくまの仲間には、半端でなく手のかかる子も沢山います。
時々、「おいおい、勘弁してくれよ~」と
ちょっぴりぼやいたりしつつも、とりわけ手のかかる子どもたちを
「その分可愛い」とまるで我が子のように可愛がってくれる
障担の先生たち、介助の先生たち。
こんな人たちに囲まれて、親では連れていけないようなところにも
連れて行ってもらい、楽しく遊べる遠足が普通学級のお子さんたちの
倍もある、この子達の学校生活はほんとうにおいしいなあ、と改めて
思ったのでした。
ちびくまは、「ぼくは、らいねんの4がつからはちゅうがくせいになるから、
もうえんそくにはいけないんだね」と、これが最後の春の遠足だということを
わかっているようです。この1年はすべての行事に「最後の」がつきます。
1つ1つの行事を、息子とともに胸に刻みながら、大切に過ごしたいと
思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます