雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

卒業旅行(2)

2013年03月17日 | ちいさな幸せ
年末に我が家に突然届いた封筒。表には「○○賞当選のお知らせ」。

明けてみると、なんと、昨年秋になんとなく応募していた懸賞があたり、
ソウル4泊5日旅行への無料招待か、ハワイ4泊6日旅行から
10万円引きの優待が選べるというのです。

指定されているツアーは、2月中旬から4月中旬までの出発で、
ちょうど春休みにぴったり。
優待は1人分だけですが、それでも、総額から10万円引となれば、
グアム旅行の予算に少し足せば、2人でハワイに行けそうです。

こういう時だけ、信心深くなる都合のいい私、
「これは、神様からの『今、ハワイに行って来い』という
思し召しなんだわ」
と解釈して、急遽行き先をハワイに変更することにしました。

13年ぶりの海外、やらなければならないことは山積です。

まず、パスポートの手配。申請書は最寄の市民センターでもらえるし、
戸籍謄本や住民票は簡単に取り寄せられますが、意外に苦労したのが
パスポート用の写真。

息子は、自然な姿では口が開いていることが多いのですが、
証明写真などで、口を閉じて、と指示をすると、むやみに口元に
力が入って、変な顔になってしまいます。
ところが、パスポート用の写真では、口をあいているのは不可、
笑顔も不可、変な表情も不可、あくまで、正面向きの真顔、という
指定があるのです。

デジタル時代ならでは、写真屋さんで、休憩を挟みつつ、
何度も撮りなおしてもらって、ようやくパスポート申請に
使えそうな写真が出来上がりました。

パスポートは申請のみ代理人でも出来るので(特に未成年の場合は
親は法定代理人なので簡単)、2学期中に申請に行っておいて、
冬休みに入ってすぐ、息子と一緒に受取りに行きました。
受け取りのときには、名前の自書と、口頭で氏名と生年月日の
確認がありましたが、これは難なくクリア。

パスポート番号がとれた時点で、卒業式の次の週に
出発するハワイツアーに申し込みました。