雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

体育大会に向けて

2008年09月10日 | 楽しい学校生活
今年も、連日体育大会の練習が続いています。
今日は予行演習でした。

去年は、生徒に配られたプログラムの他に、
自分専用の細かいプログラムを先生と一緒に作って
それを頼りに動いていた息子でしたが

K先生は息子の様子を見るために、
予行は他の子どもと同じ進行表だけを持って行動
させてみてくれました。

結果、昨年とほとんど流れが同じであることもあって
混乱なく、落ち着いて参加できたようです。
もちろん、これは昨年、細かい予定表を作ってもらって
安心して参加した、という基礎があってのことで

「本人が安心して参加」できないのに支援ツールを
はずすことは適切とはいえません。
でも、先生は息子の様子から、今年は特別な支援ツールや
介助がなくても大丈夫、と判断したようです。

息子が出るのは昨年と同じ、クラス対抗のムカデ競走と大縄跳びだけ。
参加の仕方も、昨年と同じ、ムカデ競走ではホイッスルを吹きながらの併走、
大縄跳びは縄の外でみんなと一緒に跳ぶ、というやり方です。

息子本人はそれでも、「おかあさん、ぼく、体育大会の練習
がんばってるよ。体育大会も頑張るよ。
頑張ったご褒美に、体育大会の日のおやつはフルーチェがいいな
と、やる気満々です。

みんなと同じことはできなくても、本人が
「自分なりのやり方でみんなと一緒に頑張っていて
 それでみんなから認められている」
ということを実感できることが一番大切。

自分に対しても周囲に対してもポジティブな見方ができることが
これから生きていく力、伸びていく力になることでしょう。