雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

文句

2008年09月04日 | 楽しい学校生活
今日のちびくま、なんだか怒ったような顔で帰ってきました。
私の顔を見るや、
「おかあさん、今日、お見送りできなかったんだよ!
 間に合わなかった!」
「何のお見送りができなかったの?」
「Nくんのお見送りができなかったんだよ!」

うちの市では、小5~高校生まで、障害者手帳を持っている子を
放課後学校まで迎えに来て、6時まで預かってくれる
タイムケアの制度があります。

制度が発足した当時や、私の入院中はしょっちゅう利用していた
施設ですが、中学に入学してからは学校生活だけで手一杯、という感じ
だったのと、
日中一時保護事業もやっているところなので、通園施設や小学校
低学年などの小さい子も来ていることが、自分より小さい子が苦手な
息子にはいまいち嬉しくない環境らしく、
「○○へ行くと、うるさいので疲れます」
ときっぱり言い張ることもあって、

最近は全然利用していません。
でも、その施設の職員さんは大好きで、よくタイムケアを利用する
1年生のNくんを施設の車がお迎えに来るのを
息子は楽しみにしています。
Nくんがタイムケアにいく日は前もって先生に
「お見送りしたいです」と断って、
施設の車が学校から出て行くまで、手を振って見送っているようです。

ところが、今日はその「お見送り」に間に合わなかったみたいです。

「どうしてお見送りに間に合わなかったの?」と訊くと、
「だって、Q先生が長いお話をいっぱいしたからだよ!」

Q先生というのは、9月1日からちびくまの交流学級に来ている
教育実習の先生。
終わりのホームルームをやったその先生の話が長かったために、
Nくんを乗せた車は先に行ってしまった、ということのようでした。

そういえば、私も中学生のころ、よく
「あの先生、話が長いんだから~」と文句を言っていましたっけ。
息子のものの言い方が、あまりに普通の中学生ぽくって
思わず笑ってしまったのでした。