雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

運動会(その1)

2006年09月24日 | 楽しい学校生活
今日はいよいよ運動会本番。
台風が近づいていたせいで天気予報は2日前まで「曇り時々雨」。
でも昨日には予報が変わって「晴れ」になり、学校から帰ってきたちびくまは
さっそくネットの天気予報を確認して、
「おかあさん、あしたはれだよ~。やったあ、うんどうかいあるね~」と
大喜びでした。
(こんなに運動会の好きな自閉症児も珍しいかも)

さて、今朝もちびくまは張り切って朝早く起きました。
起きるとすぐにバルコニーに出て、天候の確認。
「おかあさん、いいおてんきだよ。きょうはうんどうかい。
 ぼくは、リレーときばせんとくみたいそうと大だまころがしにでます。
 ぜんぶがんばろうとおもいます」
と宣言しました。

息子を先に送迎バスに乗せて送り出し、私も支度をして、お弁当と
ビデオカメラを抱えて車で学校に向かいます。(夫は出勤日)
学校に着くとすでに子どもたちは観覧席に荷物を置いて
入場行進の準備をしているところでした。

さて、開会宣言があり、入場行進が始まります。
ちびくまは6年の白組、背が低いので前から3番目を歩いていて
すぐみつかりました。
今年も介助の先生は少し離れたところからの見守りのみ、でも毎年同じ流れで
こなしてきたおかげか、もうちびくまはすっかり危なげなく参加できる
ようになりました。校長先生のお話の間もじっと立っていて、最初と
最後の「礼!」の号令にあわせて、きちんと頭もさげていました。

準備体操が始まると、5・6年の体育委員が前に出て模範演技をします。
今年も体育委員会に入ったちびくまは、他の子どもたちと一緒に
前に出て体操をします。立ち位置は6年生の前でした。
同級生ならほとんどがちびくまのことを知っていますから
彼が少々違うことをやったって察してくれる、という配慮でしょうか。
でも、息子は少々動きがあやしい他はきちんと頑張っていました。

さて、6年生の初めての出番は、5年生と合同の騎馬戦。
ちびくまは、と見ると、普通に組んだ騎馬の、後ろの2人の肩を持って
一緒に走る形になっていました。
なるほど、これなら、筋力の弱いちびくまが騎馬に加わっても
騎馬が崩れる心配はないし、ちびくまもさほど疎外感を味わわずに
参加することができます。
残念ながら白組は負けてしまいましたが、ちびくま、終始ニコニコ笑いながら
参加していました。