雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

海水浴

2006年07月13日 | 楽しい学校生活
今日は毎年恒例の障級の臨海学習の日でした。
バスで日帰りの海水浴。
もちろん、ちびくまは大好きな行事です。

ここ数日、梅雨空が続いて、天候が危ぶまれたのですが、
そこは「晴れ男」たるちびくまのこと、薄雲はかかっていましたが
まずまずの海水浴日和。

いつものように、私が集合場所まで車で送ることになりました。
駐車場に車を停めていると、ちょうど息子を今日担当してくれる
介助のT先生が通りかかって
「私、去年までの臨海学習のとき、ちびくまくんを遠目に見ては
いたんですけど、今年がちびくまくんの初体験です。とても
楽しみにしています」とにっこり。
「いや~、とっても大変だと思いますよ~。よろしくお願いします」と挨拶。

修学旅行に一緒に行ってくれた介助のI先生や担任のM先生にもご挨拶。
「お天気が心配だったんですけど、やっぱりちびくまくんは晴れ男ですね」
とI先生。修学旅行の細かい様子については、便箋8枚にびっしり
レポートを書いてくれたI先生ですが、その他にも書ききれなかった様子なども
しっかり聞かせてくれました。

子どもたちの準備が整うのを待つ間、肢体クラスのK先生ともおしゃべり。
「H先生は今日は先発隊ですか?」
「そうなの。今年はうち、男手が足りないでしょ、校長先生にも一緒に
 行ってもらったのよ」

先発隊とは、子どもたちが着く前に場所取りをして、テントを張ったり
シートを敷いたりする肉体労働。

「え~っ、校長先生そんなことまでされるんですか?修学旅行のときも
 うちの子と同室で寝ていただいたと聞いてびっくりしたんですけど」

「うちの校長、ほんとに子どもが好きなのよね~。もう
 子どものことなら喜んでやってくれるんだから。今日はね、Tちゃんの
 おもりも頼んじゃおうと思って(笑)」

うちの学校の校長先生は、いつも子どもの中に入っていて、
子どもたちからよく知られ、身近に感じられていること、
いつもこまごまと体を動かしている働き者であることで
保護者の間でも有名ですが、子どものためなら本当に何でもやってくれる感じです。
こんな先生こそ出世できる仕組みであってほしいなあ、と切に思います。

息子は海を思い切り満喫し、お弁当をしっかり食べた後はまたすぐ
海に入り、浮き輪で「サーフィンごっこ」もし、帰りのバスの中では
持参したビデオもしっかり見せてもらって、

最後の臨海学習を存分に楽しんできたようです。
また1つ、ちびくまの小学校生活最後の行事が終わりました。
残り少ない宝物をいとおしむように、息子の残された小学校生活の日々を
大切に思う私がいます。