雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

修学旅行(2)

2006年06月23日 | 楽しい学校生活
出発したバスは中国道・山陽道を経て広島へ。
広島では平和記念公園と原爆資料館を訪ね、平和集会を開き、
夕方船で宮島へ向かい、1泊。

息子は落ち着いて平和集会にも参加し、夕食はもりもり食べて
先生と一緒に障級の下級生へのお土産を買い、隣のクラスの障担に
お風呂に入れてもらい、早起きの疲れからか、9時半には
お布団に入って寝たようです。

環境の変化と子どもの騒ぐ声に敏感なことに配慮してもらって
障級在籍の2人は障担の先生と一緒に別室を用意してもらい、
ぐっすり休めたようでした。ちなみに、後で聞いた話では
校長先生も同室だったようです。(気の毒

「ちびくまくんの隣の布団で寝ましてね、私も13回くらいずっと
修学旅行に行ってるんですが、いや楽しかったですよ。ちびくまくん、
夜中に目を覚まして、私の顔をこんな感じで見てね、また寝ましたよ」と
楽しそうに話してくださいました。私が小学生のときは、校長先生といえば
朝会や始業式のときによくわからない話を長々とする人、というイメージで
身近に感じたことなどありませんでしたけど、いやはや、息子にとって
校長先生はとても身近な人のようです。

翌日は朝からあいにくの雨。
バスで倉敷・チボリ公園へ。雨天のため、楽しみにしていたジェットコースターに
乗れなかったのが残念だったようですが、先生と一緒に観覧車や
急流すべりなどに乗って楽しんだようです。

そして予定通り夜6時に元気な顔で帰ってきました。
バスの出口で私を見つけるなり、にっこり笑って
「おかあさん、ただいま~、しゅうがくりょこう、たのしかったよ」と。
息子にずっと付きっ切りで大変だったはずの障担も介助の先生も
ニコニコして「楽しかったですよ」と言ってくれました。

これでまた、息子の小学校生活最後の行事が1つ終わりました。
先生方の配慮に支えられて、楽しく、自信をもっての参加。
息子を支援してくださる人々に感謝しつつ、残りの日々をより
楽しく充実したものにできるよう、私も頑張っていきたいなと思っています。