雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

だるまさんがころんだ

2006年06月10日 | adorably autistic
今日は教育大での個別指導の日。
自分の体との付き合い方が苦手なちびくまは、運動面を中心に
指導を受けています。

さて、先だって受けたK-ABCというテストで、どうやら
左右の概念がまだあいまいなのではないか、と考えた院生先生、
今日は新しく体の部分を認識するゲームを考えてくれました。

それは、「だるまさんがころんだ」。

普通の遊び方ではなくて、鬼が「だるまさんがころんだ」のほかに
「だるまさんが右手をあげた」「だるまさんが左足をあげた」などと
指示を出して、そのとおりにするというもの。

大人と遊ぶのが好きなちびくまは、沢山の院生先生たちと遊べるので
ご機嫌でゲームに参加します。
でもモニター越しによく観察していると、やはり指示から1拍遅れて、
周りの先生たちがするのをまねて動いています。
聴覚認知は決して悪いほうではないのに、耳から聞いた情報だけでは
体は動かせないんですね。

先生たちの指示は「だるまさんがジャンプした」
「だるまさんが上を見た」といろいろバリエーションが増えてきました。

ひととおりの指示がすんで、鬼役の先生がもう一度
「だるまさんがころんだ!」と言ったところ、


そこでころんでいる息子がおりました。