雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

修学旅行(1)

2006年06月22日 | 楽しい学校生活
21、22日は息子の修学旅行でした。行き先は広島、倉敷。
昨年の自然学校に行く前は「ぼくはいきたくない、おうちで
ねんねしたい」とごねまくった息子、今年は去年のことで慣れたのか
あるいは事前学習でしっかり心構えができたのか、一言も
不安をもらしません。

私も毎年どんなに障碍の重い子もきちんと自然学校・修学旅行に
行けるよう、支援してきてくれた学校のノウハウを信頼していますから
大船に乗ったつもりでいれるのですが、ひとつ心配なことがありました。
付き添ってくれる障担の、同居のお義父さんが、ずっと危篤状態であること。
その落ち着かない状態で、先生に無理に行ってもらう事にも、
旅行中にもしものことがあったらどうするのか、ということにも
不安がありましたが、4年前からずっと息子のクラスを担当している
息子と仲良しの介助の先生も一緒に行ってくれる、という形で
解決がつきました。

何もなければ息子には2人の先生がつき、万が一の時には
障担は飛んで帰るけれども、介助の先生は残ってくれる。
私の知る限り、子ども側の理由(1人だけのつきそいでは
スムーズな旅行ができないなど)の理由以外で複数の付き添いが
認められた例はありません。障担の立場と息子のことを両方
配慮しての校長先生の英断だったようです。
3人の小学生のお母さんでありながら、2つ返事で同行を
引き受けてくれた介助の先生にも感謝です。

第1日目、集合はなんと朝6時半。4時半に起きてお弁当を作り、
息子と荷物を車に載せて学校へ向かいます。
介助の先生に息子を託して、他のお母さんたちと一緒に
バスまで子どもたちの見送りに行きます。

息子の通うM小は周りを細い路地に囲まれているため
バスが横付けできないので、最寄のJRの駅前から
バスが発着することになっていたのでした。

息子はもう振り返りもせず、先生と一緒にバスに
乗り込みます。お母さんたちが一斉に手を振る中、
2台のバスは出発していきました。