テレビドラマ等で時々放映されるが、池波正太郎作の「鬼平犯科帳」「梅枝梅安」「剣客商売」は好きでよく見る。池波正太郎のドラマの中には食事の場面がよく出てくる。酢味噌とか山椒等を使って作る料理のうん蓄を語らせるシーンはよくあるが、焼目刺で一善飯を食うシーンもある。
実は私は焼目刺が好きだが妻が亡くなってからは食べていない。夕飯のおかずの宅配には目刺はない。それに食堂のメニューに鯖定食はあるが焼き目刺定食はみたことがない。匂いがあるためだろうか。
午前に「鬼平犯科帳」テレビドラマを見たが、焼目刺を食べるシーンを見てそれへの思ひが強くなった。そのうち一人昼餉に食べてみようかとも思っている。
随分と前だが別々の年に作句したもの。なお、句会では採られなかった。
白米に塩味苦味の焼目刺 千字
焼目刺五本の急ぎ朝餉かな 千字