北海道知床沖の遊覧船事故は本当に痛ましい事故だし原因を作った船会社には腹立たしい思いがいっぱいだ。
その遊覧船は水深120mの海底で見つかつた。荒海の水深120mからの舩の引き上げは相当難しいとコメンテーターは解説していた。深い知識もなく物言うコメンテーターは多い。
やはり沈没船引き揚げ船作業船「海進」で引き揚げ作業が行われた。飽和潜水という方法を駆使しての作業だった。そして、遊覧船の船影が見える海面下10mまで引き上げたという。
すごいことを成し遂げる人間の知恵というか科学の進歩は素晴らしいと思う。
ところが、それを浅瀬に移動中に作業船から外れ海底に沈んだという。
これだけの難しい作業を成し遂げる知恵と技術のある「海進」で起きたとは信じられない。
非難しているわけでないが「上手の手から‥‥」のことわざを思い出した。