千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

妻の墓の前で想う

2019年09月19日 | 徒然の記

過日、参会者の都合で早めに妻の3回忌を済ませたが、昨日は妻の命日である。午後墓にお参りしてきた。

花を供え線香を焚きながらこの墓石の下に妻のお骨があると思うと魂はここにあるのだという思いに駈られた。
墓地の周囲には誰一人居ない。過ぎ去った妻とのことを思い出しながらゆっくりとした時を費やした。

今までは、妻の火葬を終えた時の光景が強烈で肉体も魂も一切が焼失し無になったという思いに捕らわれていた。仏壇に香を焚く時も般若心経を唱えるときも多少覚めた気持ちもあったように思う。

だが、今回の墓参りで,妻の魂が傍にいるかも知れないと思えるようになった。

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