山岳ドラマや山岳ドキュメンタリーの映像に懐かしい山々の風景に見入ることが多くなった。
山の尾根から見る周囲の山々の威容、山頂から見下ろす眼下の荘厳さ、朝の冷気に静まり返る光景、山腹に広がるお花畑。
そのど真ん中に立ちそこの空気を吸いたいと思う。
学生時代は山岳部にいた。吾妻連峰、飯田連峰がホームグランドだったが夏には単独行もしたり山を楽しんだ。卒業し大学から離れたこともあり山からスキーに転向した。
家族とのスキーが中心となり山を思い出すことがなくなっていた。
妻が亡くなり満2年。寂しさの反動だろうか。今、山々の息吹きを感じると胸が締め付けられるような懐かしさを覚える