千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

再度の俳句素人考

2019年07月18日 | 徒然の記

かって桑原武夫は「俳句は第2芸術」ということ言っていたような気がする。それに対して俳人たちの主張もあり、俳句は文学ということが普通になっている。

今日あるエッセイを読んだ。オルガンを絡ませ父への思いを綴ったものである。父に思いを馳せる心打たれる文章だった。

文末に「手遊びの父のオルガン春の月」とある。これまでの文に感動し最後の締めとしての「手遊びの父のオルガン春の月」は感動をより深めるものだった。

だが、この俳句だけ提示されたらこれだけの感動を呼ぶだろうか。

「手遊びの父のオルガン春の月」

一生懸命俳句作りをしている自分ではあるが少しだけの惑いである。

コメント
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