千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

遺影から位牌へ

2018年10月24日 | 徒然の記

般若心経を毎日唱えるようにしているが、今朝、般若心経を唱えた後に、妻の遺影でなく位牌に向って話しかけて居ることに気づいた。
今までは唱える前と後に線香を灯し「おはよう」とか「今日すること」など話しかけていたのは妻の遺影に向かってだった。遺影に現身の妻を感じるからである。

仏壇には父母の位牌もあるが、新仏の妻の位牌を真ん中に、その両脇に父母の位牌を立てている。
そして、妻の位牌の前に小さな妻の遺影を立ててあるのだ。

振りかえると、今朝位牌に向いてはなしかけたことに違和感を覚えることなく穏やかに話しかけていたように思う。
一周忌を終えて妻ヘの想いも穏やかになったということか。

妻想う時のあの愛おしさ、切なさが薄らいでいくのだろうか。

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