俳句会に所属し、月一回の句会に参加している。一昨日の句会で次の句を投句した人がいた。
「秋空へ背中を向けてスマホ族」
若者達は誰も彼もがスマホを持っている。電車の中、広場のベンチなどあらゆる所で俯いて一心にスマホをいじっている。澄んだ秋の景色に目を向けることなくただ俯いてスマホをいじる集団はやはり普通ではない。
それを句にしたのが先の俳句である。彼らはゲームに夢中なのかと思ったが、むしろインターネットをしている人が多いようだ。
という私もスマホを離せない。
電話以外に手帳の代りとして重宝している。行事予定の確認と記入、天気予報の確認、銀行口座よりの送金、インターネットを使ってニュースを含めた必要な情報の取得、などなどスマホは本当に重宝している。
俳句を作るために常に外界に目を向けることは多いが、俯いてスマホを弄る老人と蔑まれているのかも知れない。