千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

伴侶に先立たれた哀しみと死

2018年06月26日 | 徒然の記

退職後ボランティア的に勤めていた仕事仲間と久しぶりに飲み会があった。その時の話題に、一緒に仕事をしていた人が亡くなったことを聞いた。奥さんを亡くし家に閉じ困りがちになり亡くなったのは1年後だそうだ。

その辛さは理解できる。その体験をしない人が思いやってくれるそれ以上の辛さがあるのだ。妻の死に耐えられなくて打ちひしがれることが自分の寿命をも縮めたのだろうか。

20年程前にもこのようなことがあつたことを思い出した。妻を失い哀しみに沈んだあげく亡くなっていった先輩のことである。その先輩への思いを推し量りながら若いなりに作った短歌があつたことを思い出し古いノートを探した

 

短歌 

    妻逝きて寂しきあまり酒浸ると
               聞きし人あり 死にたるという 

 俳句  妻逝きて伏せしとふ夫寒夜に逝く   (最近の句)

 

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